2012年1月23日月曜日

1/22(日) 結城市ソフトバレー交流大会に参加

茨城県結城(ゆうき)市は、日本が世界に誇る絹織物である「結城紬」で有名だ。その結城市に望月さんというソフトバレーボールが大好きな茨城県バレーボール協会の役員がいる。この方は、東日本各地のソフトバレー交流大会には、必ずと言ってよいほど顔を出している。チームを引き連れ、時には一人でも参加する。その交流大会も、人がなかなか行けないような土地に行く。例えば、伊豆諸島の交流大会や山形県酒田市の飛島の交流大会などで、あの人なっつこい、ひよっこりひょうたん島のような顔でソフトバレーの魅力を周りの人に滔々と語る。
 その望月さんが会長をしている茨城県西南地区ソフトバレーボール連盟が主催する55歳以上の交流大会に本日は行ってきた。私の住む船橋から車で2時間半。途中で我がチームのメンバー6人を拾いながら、我が家のファミリーワンボックスカーで出かけた。年代は私が一番若く59歳で他は平均65歳のお兄さん、お姉さん達だ。気のせいかお姉さん達の座っている側が重く感じられた。
 行きも帰りも、車中で元気なのはお姉さん達だ。近所のお話から週刊誌の話題まで尽きることはない。会話が途切れたときは、寝ている。5分ほどして、またむっくりと起き上がって雀のように元気にさえずり始める。交流大会後の車中は、更にヒートアップして煎餅(せんべい)に、お茶に、甘納豆に、次から次て色々出てくる。車中は多種多様な匂いに包まれて家路に向かって行く。
 夕陽を見て、「あら、今日の夕日はまたなんて赤くてきれいね・・・」とうっとりした表情をしている。
 「いやあ・・・お姉さま方の美しさには負けますよ。試合には負けても皆さんの美貌は夕陽にも負けません」と私が言う。
 「あらあ、渡邉さん・・・良く分かっているじゃない・・・偉い!」
 まあ、そのような会話が延々と続きながら帰りは各人の自宅に送り届け、3時間かかって我が家に辿り着いた。コート上でもお姉さま達の相手ブロッカーだけでなく味方アタッカーをも振ってしまう変幻多様なトスにこき使われ、更には、お姉さま達の両腕でのレシーブは野暮に見えるのかシングルハンドでのアンダーハンドでコート外に大きく弾いたボールを必死で追っかけさせられ、車の運転も1人でやらされ、「さすが総監督よねえ~」と、おだてられ、きょうも一日が暮れていくのでした。
 疲れた!!

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