昨年というか、先週に引き続き、新潟県立中央高等学校に行った。春高バレーは、第3日目で、ベスト8が決まる。会場にいたいのは山々であったが、先週の合宿で、生徒の動機付けが上手く行きつつあったので、熱の冷めやらぬ前に、ということで新潟に行った。新潟市内は、意外と雪は積もっていなかった。しかし、気温は関東と比べて低く、最高気温は3度で最低はー2度。夜は雪になった。
着いた日の土曜日は、高校の体育館が使用できなく、郊外にある中学校の体育館に練習試合のチームが集まった。この日は、山形、宮城から2チームが集まっていた。監督さん達は私も知っている先生方ばかりで、再会を喜びながら各チーム2セットの練習試合を行った。私は、この日は様子見で、アドバイスはしないで、中央高校のゲームを見るだけにした。ゲームの結果は、全敗であった。
ゲーム後の練習で、サーブの指導を行った。「サーブはゲーム最初の攻撃」ということを白板に大書して、スピードサーブの打ち方を指導した。まず、白帯上部にボールの底1cmが触れるように、つまりネットインしながら、なおかつエンドラインでボール2個分アウトになるようにコントロールすること。スピードをつけるには、重心移動をしながらヒットすること。
夜になって、中央高校に戻って夕食を採った。生徒達は宿舎内の大風呂に入った。先週、中央高校の監督と2人一緒に入った時はボイラーの調子が悪く、ぬるま湯に2人の肌が密着するほど接近して入浴した。今週は?ボイラーを修理したとのことで熱々のお湯が出ていたのでhotした(ほっとした:これは超高級おやじギャグ!)。
2日目の日曜日には、朝一でまず長野県のチームがバスで到着。3時間かかったそうだ。その後、群馬県のチームが到着し、これで全5チームが揃った。全チーム、各県で2番手のチームばかりだ。1セット回しで練習試合が再開された。中央高校には、1セット毎に、戦術を指導していった。サーブで相手のレセプションを崩すためにはどこを狙えば良いのか。ブロックのタイミング、ディグ(スパイクレシーブ)のクイックに対する位置などを指導していった。一番力を入れたのは、メンタルの指導である。「『喜怒哀楽』をもっと出そう。自分の心の動きを仲間に見えるように体の外に出そう」。「得点したら、全員で声を出して、コートの中でぐるっと1周走り回ろう」。「得点したら、コートの近くで応援している仲間の下級生と走り回りながらながらタッチを交わしていこう」。「構える前には、足踏みを素早く5回やってから構えよう」。なんか、小学生バレーのような指導になったが、淡々としてプレーする中央高校の生徒には、このようにして体を動かすことで心が動き、プレーが元気に、明るくなることを体験してもらった。
心が動けば、体も動く。体が動けば、心も動く。この日のゲームの結果は、群馬のチームにだけはセットを取れなかったが、他の3チームにはセットを勝ち越すことができた。練習試合の目的は、セットを取ることが目的ではない。普段の練習での課題を達成するために行うのが練習試合の目的である。
但し、そのセットを負けない気持ちでやらないといけない。
この日から、レセプション(サーブレシーブ)のAパス(クイックができるセッターへの返球率)のデータ採取だけでなく、サーバーのボールスピードの計測を始めた。セットを14点~16点で取った時のチームAパス率は70%であった。セットを取られたときは40%前後という低い数値であった。
最終日は成人の日。午前中だけ練習試合を行った。中央高校へのこの日の指導は、「落とすサーブ」を行った。ある程度のスピード(30数km/h)があって、レシーバーの手前で落ちるフローターサーブをやってもらったのだが、今までやったことがないらしく、なかなか落ちない。コツを伝授したが、直ぐにはできない。
今週末には、中央高校は神奈川県の全国常連チームの高校で1泊2日にて練習試合を行う。私も顔を出す予定だ。「明るく、元気に、美しく」ができるようになったとき、中央高校がインターハイに行けるときであろう。
着いた日の土曜日は、高校の体育館が使用できなく、郊外にある中学校の体育館に練習試合のチームが集まった。この日は、山形、宮城から2チームが集まっていた。監督さん達は私も知っている先生方ばかりで、再会を喜びながら各チーム2セットの練習試合を行った。私は、この日は様子見で、アドバイスはしないで、中央高校のゲームを見るだけにした。ゲームの結果は、全敗であった。
ゲーム後の練習で、サーブの指導を行った。「サーブはゲーム最初の攻撃」ということを白板に大書して、スピードサーブの打ち方を指導した。まず、白帯上部にボールの底1cmが触れるように、つまりネットインしながら、なおかつエンドラインでボール2個分アウトになるようにコントロールすること。スピードをつけるには、重心移動をしながらヒットすること。
夜になって、中央高校に戻って夕食を採った。生徒達は宿舎内の大風呂に入った。先週、中央高校の監督と2人一緒に入った時はボイラーの調子が悪く、ぬるま湯に2人の肌が密着するほど接近して入浴した。今週は?ボイラーを修理したとのことで熱々のお湯が出ていたのでhotした(ほっとした:これは超高級おやじギャグ!)。
2日目の日曜日には、朝一でまず長野県のチームがバスで到着。3時間かかったそうだ。その後、群馬県のチームが到着し、これで全5チームが揃った。全チーム、各県で2番手のチームばかりだ。1セット回しで練習試合が再開された。中央高校には、1セット毎に、戦術を指導していった。サーブで相手のレセプションを崩すためにはどこを狙えば良いのか。ブロックのタイミング、ディグ(スパイクレシーブ)のクイックに対する位置などを指導していった。一番力を入れたのは、メンタルの指導である。「『喜怒哀楽』をもっと出そう。自分の心の動きを仲間に見えるように体の外に出そう」。「得点したら、全員で声を出して、コートの中でぐるっと1周走り回ろう」。「得点したら、コートの近くで応援している仲間の下級生と走り回りながらながらタッチを交わしていこう」。「構える前には、足踏みを素早く5回やってから構えよう」。なんか、小学生バレーのような指導になったが、淡々としてプレーする中央高校の生徒には、このようにして体を動かすことで心が動き、プレーが元気に、明るくなることを体験してもらった。
心が動けば、体も動く。体が動けば、心も動く。この日のゲームの結果は、群馬のチームにだけはセットを取れなかったが、他の3チームにはセットを勝ち越すことができた。練習試合の目的は、セットを取ることが目的ではない。普段の練習での課題を達成するために行うのが練習試合の目的である。
但し、そのセットを負けない気持ちでやらないといけない。
この日から、レセプション(サーブレシーブ)のAパス(クイックができるセッターへの返球率)のデータ採取だけでなく、サーバーのボールスピードの計測を始めた。セットを14点~16点で取った時のチームAパス率は70%であった。セットを取られたときは40%前後という低い数値であった。
最終日は成人の日。午前中だけ練習試合を行った。中央高校へのこの日の指導は、「落とすサーブ」を行った。ある程度のスピード(30数km/h)があって、レシーバーの手前で落ちるフローターサーブをやってもらったのだが、今までやったことがないらしく、なかなか落ちない。コツを伝授したが、直ぐにはできない。
今週末には、中央高校は神奈川県の全国常連チームの高校で1泊2日にて練習試合を行う。私も顔を出す予定だ。「明るく、元気に、美しく」ができるようになったとき、中央高校がインターハイに行けるときであろう。
(画像は、父母後援会からお土産として頂いた日本酒「越乃寒梅」。お土産によく売れると「完売」となる。・・・おやじギャグはそれぐらいにして・・・。父母の方達も熱心だ。40歳代前半の昔バレーやっていましたというお父さんには、臨時アシスタント・コーチで球出しを手伝ってもらった。ご自分の娘さんにもマッハレシーブという恐怖のレシーブ練習の球出しをやってもらった。一寸、手加減しているようなので、私が交代して、3mの至近距離から強打を放った。お父さんは眼をつぶっていた)
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