私は、1975~77まで北アフリカにあるアラブ人の国のTunisiaにいた。日本の外務省外郭団体である日本青年海外協力隊からの派遣で同国としては日本からの初代の隊員としてバレーボール指導に当たっていた。
指導していたチームが国内で初優勝して、ナショナルチームのコーチに招かれた。ナショナルチームは、その年のアフリカ選手権やアラブ選手権でも優勝した。
4日前にエジプトの首都カイロで開催されたロンドン予選を兼ねたアフリカ選手権大会でTunisiaは8年振りに優勝して、オリンピックの出場権を獲得した。TunisiaもEgiptも昨年春のアラブの革命で国内はまだ混乱しているはずだが、スポーツの絆を感じながらプレーしたことと思う。
Tunisiaの今のプレーヤーは、私が指導していた時のプレーヤーが指導者になっての教え子だ。TunisiaからLondonは距離的にさほど遠くない。多くの国内指導者も応援に行くであろう。私も行きたくなった。
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