しかし、カンボジアの選手達は、祝日はしっかりと休みを取ります。この国の三大祝祭日は、プチュンバン(Pchum Ben)、クメール正月(Khmer New Year)そして水祭り(Water Festival)です。特に昨日から来週の13日までは、その三大祭りの一つであるプチュン・バンです。この国の宗教は仏教です。日本で言う「お盆」の祝日なので、選手達のみならず首都プノンペンに働きに出てきている人達は故郷に帰り、お寺にお参りに行きます。日本人や外国人たちは、綺麗なビーチのあるシアヌークビルなどのホテルやペンションなどで、のんびりと過ごす人が多いと聞きました。
プチュン・バンというものを、昨年、私はナショナルチームのアシスタントコーチに誘われて彼の出身地であるコンポンチャムという地方都市に泊りがけで行って彼の家族とともに経験しました。
今年の私は、どこにもいかず、アパートメントにいることにしました。市内から、車の数は相当減ったので、車のクラクションも殆んど聞こえません。プノンペン名物の店前の駐車の数も激減し、本来の広い道路が顔を出しました。建築ラッシュのこの界隈での工事現場の騒音も聞こえず、まったく静かで、のんびりとしています。
カンボジアの年間における国民の祝日数は、27日あり、世界的に見ても、祝日の数は結構多いほうです。これで、経済のほうは大丈夫なのかな、と他人事ながら心配しています。
今月は、特に祝日が多く、この後、15日がシアヌーク前国王の逝去(弔日)記念日、23日パリ和平条約記念日、そして29日がシハモニ現国王即位記念日と続きます。祝日と祝日、祝日と土曜日の間にある平日も、休みになる場合もあります。
従って、今月の10日~11月の1日にかけては、超大型連休のような雰囲気になってしまいそうです。私は、この期間に、事務仕事です。今取り組んでいるカンボジア指導者向けのテキスト作成を行います。それと、英語の学習にどっぷりと浸かりたいと思います。
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