(カンボジアオリンピック委員会作成のハンドブック。4年前の大会でメダルを獲得した選手達が写っている。向かって前列左の水泳の彼女は国民によく知られているようだ |
まずビーチバレー。実は、明日から韓国の仁川(インチョン)で始まる4年に1回開催されるAsian Games(アジア大会)のビーチバレーの部に男子1チーム出場することがわかった。
きょうになって、そのことが判った。こういうことには、この4か月間で私も慣れた。そのことに不満を抱いてもしようがない。であれば、こちらから常に先手先手で「これはどうなっていますか?」「このことに対してどう思いますか?」「こうすることで対処できませんか?」と質問を繰り返すことにしている。そして、大事なことは、次の手を速やかに打つことだ。
明日から始まるアジア大会ビーチバレーボールに出場するチームは、4月に国内予選会を開催し1チームを決めたとのことだ。選手は185cmと187cmで国内で6人制では4番目の実力を持っている(Army:軍隊)クラブからの選出である。
彼らが帰国した後に、来月の15日に再招集をかけ、もう1チームも合流させて3週間Camp(合宿)を張る。ここからは私の出番。15日には6人制のナショナルチームの第2次Campも予定している。さあ忙しくなる。
幸い、コーチが計3人就くので、彼らと協議して練習内容を決めて役割分担をしていきたい。監督というよりも総監督のようになってきた。実際の練習もそうだが、それ以上に頭を悩ますのは期間設定、練習会場、宿泊、食事、日当、規律の遵守などである。
指導者の仕事の成否は、選手達の練習環境整備にかかっていると私は考えている。この国には、まだ日本のようにトレセンはない。トレーナー、ドクターもいない。それでも結果を出すことで環境が少しずつ整っていくことと信じている。
小さくとも結果を出し、さらに上位の成績を出すには、次の必要条件をこちらも提示するという交渉が必要と思っている。
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