(今朝、たまたまTVのスイッチを入れたら中国国営放送が放映されていました。全くの偶然ですが、優勝したことが大きく報じられていました) |
また、2位までに与えられるリオ・オリンピックの出場権利は、中国とセルビアに与えられました。日本は、大会前の私の予想(3位~5位)が不幸にも的中し5位となり、オリンピック出場権は、来年5月日本の東京で開催される世界最終予選兼アジア予選会までお預けとなりました。
中国のチームは、まだ若く、来年のリオ・オリンピック時に最初のピークを迎えるのではないかと思います。中国、USA、ブラジルを軸に欧州(代表になれば、ロシア、イタリア、トルコ、ドイツなど)そして日本が、メダル争いに加わってきます。
それにしても、中国の監督のジェニィ・ランピン(Jenny Lang Ping)は、指導者として、初めて世界の頂点に立ちました。彼女は1995年に最初に中国の監督としてスタートしました。1998年までの間にワールドカップ、アトランタ・オリンピック、世界選手権で銀・銅メダルを獲得したものの、金メダルには手が届いていませんでした。
2005年に米国の監督に就任、2008年の北京オリンピックでは銀メダルを獲得しました。その後、中国に帰り国内のチームの監督に就任しました。2012年のロンドンオリンピックで中国女子が、あまりにふがいない結果に終わりました。そこで、ランピンに再度の監督就任依頼があり、2013年からチームを若返らせ指揮を執り始めました。2014年、昨年の世界選手権大会では12年ぶりに中国にメダル(銀)をもたらしました。そして、今回の快挙です。
ベンチでの彼女の形相は、人が付け入るスキのない鬼の形相です。選手達の表情もキリリと引き締まり、どんな格下の相手に対して手を抜きません。大した集中力です。
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