photo by FIVB (Aパスがセッターに入ると必ずと言ってよいほど外国勢はAクイックを使って、日本のブロッカーの上から攻撃してきます。日本のブロッカーのリードブロックでは、この場合、間に合わないので、コミットで対処するしかないですね。ブロッカーには読みと経験、相手セッターの癖を見抜くことが要求されます。そしてサイドのブロッカーには、1ブロッカーでも対処する能力が要求されます) |
結果は昨年の世界選手権で優勝したポーランドが3-1で勝利しました。日本は1セット目を取り、2セット目も若手の石川、柳田のサーブで活路を切り開いて行きましたが、ポーランドがサーブとブロックに勝っていました。
ポーランドの選手達を見て、私だけの感想かも知れませんが、顔立ちの整った、どちらかというと童顔の多いことに気付きました。そして、突然37年前のことを思い出しました。その時、私はポーランド人の営業マンと北アフリカのチュニジアで2番目の都市のスファックス Sfax というところにあるアラブ料理レストランでワインを飲んでいました。
話しは、ヨーロッパで美人が多い国はどこかという話になりました。私はフランス人でしょう、と言いましたら、欧州各国で農機具を売り歩いているというその営業マンは、人差し指を彼の顔の前で車のワイパーのように振り、こう言いました。
「フランスではない。あなたは映画の中でのフランス美女しか見ていないだね。ポーランドに行ってごらん。至る所、美女だらけだよ。ただし、中年になると、ヨーロッパ人はどこもそうだけれど、若い時の面影はどこかに行ってしまうけどね・・・。その点、日本の女性はいつまでも若々しいね」
話しの最後には、日本を持ち上げるところはさすがに営業マンです。
まあ、そんな昔のことを思い出しながら試合を観ていました。
上位のチームは、全勝のポーランド、1敗のアメリカ、イタリアの3ヵ国に絞られてきました。この3ヵ国から2ヵ国だけが今回、リオ・オリンピックの出場権を得ることができます。
明日のイタリア - ポーランド戦、アメリカ - アルゼンチン戦が大事です。ポーランドが、イタリアに勝てば、全勝で文句なしの初優勝。そしてアメリカがアルゼンチンに勝利すれば10勝1敗で第2位となりますが、もしイタリアが3-0で勝利し、アメリカが3-1、3-0で勝利すると、勝敗では3チームが並び、勝ち点でアメリカが僅差で優勝、得失セット率で2位がイタリアということもあり得ます。
さてさて、どうなるか・・・。
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