少年女子の3-4位決定戦と決勝は、防府(ほうふ)市に新たにできたばかりのソルトアリーナ防府で行われた。ソルトとは塩のことである。江戸時代は海水から塩を取って藩の財源としてきた由来がある。
昨夜は、山崎さんにお世話になり、フグのフルコースをご馳走になった。お酒もフグのヒレ酒を3合ほど頂いた。山崎さんに車で会場まで送って頂いた。山崎さんは、私を降ろした後、男子会場の宇部市に向かった。
3-4位決定戦は、昨日、山口県(誠英の単独チーム)に敗退した大分県(東九州龍谷)とここ10年間で勝率が一番高い同じ九州の長崎県(九州文化学園の単独チーム)の闘い。結果は、長崎県の勝利。大分県の攻撃のリズムは常に速い一定のリズム。実はそこに落とし穴があった。長崎県は一定のリズムの大分に対して自軍のブロッカーをアダプトしていった。昨日の大分と山口のゲームでも山口は研究した成果を発揮したようだ。そして、山口は大分と違うリズムで攻めていった。ゆっくりとしたリズムと早いリズムを織り交ぜて大分のブロックをかく乱したようだ。
決勝戦は山口県と宮城県(古川商業の単独チーム)との闘い。お互いに相手の速攻を封じようとネット近くに山なりにサーブを放つ。つまり、速攻プレーヤーにサーブレシーブをさせて助走を短くさせ、かつリズムを崩そうということだ。男子の宇部商業にも言えたことだが、誠英も相手チームを研究し尽くしている。ブロックが要所で効いた。攻撃は中国からの183cmのミドルプレーヤーの留学生がセンターからライト方向に片足で流れながらの攻撃が面白いように決まった。満員の山口県応援団の声援も後押しした。3-0の完勝であった。監督の田淵先生とは5年前に日本体育協会公認上級コーチ養成講習会に一緒に受講し、色々語り合った仲でもある。「日本一おめでとう!」
2 件のコメント:
初めてコメント致します。
数年前より楽しく読まさせて頂いております。
大昔に飯塚先生にお世話になった者です。
その間に、渡辺様からも何度かプリンをご馳走になりました。
大和南のバレーボールを検索していて、こちらにたどり着きました。
現在バレーボールから遠く離れてしまっていますが、ミーハーでもお宅でも無いバレーボールの現在のことがわかるブログとして、読んでいます。
この度自分のパソコンを買い、やっとコメントをすることができました。
数年前の春高の大和南VS誠英。大和南が、高校生らしい飯塚先生らしいバレーで完勝しました。田淵先生は全く負けることを予定していなかったようで、凄くおっかない顔でコートから観客席に上がってきました。そんなことをふと思い出しました。
今後もご活躍を願っております。
テビさん、直ぐに飯塚先生に電話しました。聞いたところによると、大和市主催の飯塚先生の講演会にも聴講に行ったとか。
これからも大和南、そして飯塚先生が監督に就任した相模女子大学バレー部も応援して下さい。今週末には中央大学にて入れ替え戦に出ます。勿論、優勝して上位のリーグのチームとの試合です。
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