イランのテヘランで開催されていたアジア男子バレーボール選手権大会が閉幕した。日本は連覇ならず、第5位であった。優勝は開催国のイラン。2位以下は中国、韓国、オーストラリア。日本は5位・6位決定戦で、予選グループで敗退したインドと再対戦した。フルセットのジュースで辛勝しした。
ここ5年前ぐらいから、アジアでもインド、イランの台頭が注目されていた。ジュニアのレベルでは、3年前からこれらの国に勝ったことはない。いよいよ、シニアのレベルでも勝てなくなってきた。原因は何だろうか?日本が弱くなったわけではなく、他の国が強くなってきただけだ。今のままでは、ロンドンオリンピック出場も危うい。
日本の小学生や中学生のスポーツ現場を見ると、子供達は野球、サッカー、バスケットに夢中だ。バスケットはまだ、プロのBJリーグと日本リーグが混在しているが、野球とサッカーは完全にプロ化している。内情はとにかく、表向きにはTV放映も多く、プロに憧れる子供達は多い。バレーボール男子の将来はどうなるのか。ロンドンへの道が断たれた場合、バレーボールは女子だけのスポーツになってしまうのか。いや、サッカーのなでしこブームがこのまま続けば、バレーボール女子の将来も危うい。小学生女子バレーの登録人口が最近は減少傾向にあるという。
日本のバレーボールが危ない。しかし、危機感を抱いている関係者が私の周りには少ない。危機感を通り越してあきらめ感を抱いている関係者さえいる。このままではいけない。このままでは・・・。
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