本日は、16チームが集まっての「第3回村民ソフトバレーボール交流大会」開催日。開会式が始まる前に、村長、警察署長、村の総務委員長、教育委員などが、続々白井さん目当てに挨拶に見える。白井さんは、50歳以上の男性だけでなく女性にも知名度は高い。挨拶に見えられた方達は、白井さんが持参した金メダルを胸にかけて頂き、記念写真を撮っていく。
開会式では、村長の始球式に始まり、予選リーグで3試合、決勝トーナメント(敗者戦あり)2試合で、全てのチームが5試合を行った。我々講師チームも予選を1位で通り、決勝トーナメントでは2セットともジュースで惜敗し3位決定戦に回った。敗者の弁としては、現地で助っ人を頼んだ女性がソフトバレーは全く初めての人であったということ。この方が下手であったという訳ではない。白井さんと一緒にコートにいるだけで緊張してしまったらしい。私の目から見ると、確かに、ミスをして女王様の眼が光ると私でもプレッシャーになってしまう。もう一つの言い訳は、年齢がフリーなので、我々講師チーム3人の58歳、59歳、60歳に助っ人の30歳代が入ってもチーム平均年齢は高い。年齢の高さでは文句なしの第1位である。助っ人で入って頂いたエミコさん、ミヤ子さん、ありがとう。
3位決定戦は、平均年齢30歳代のチームと行った。準決勝までは、戦術が定まらなかったが、ここにきて私の采配が功を奏し2-0で勝利して講師の面目を保った。白井さんからは「ナベさん、準決勝の試合でも采配の功を奏して欲しかったね、ウン」と言われてしまった。
戦術としては、相手が3-1のシステム。ブロッカーのフォーメーションが前衛に3人、後衛に1人なので、コートの中に強打を打てなくなる。そこで、サイドブロッカーのブロックアウトを狙う作戦にしたのである。つまり、スパイカー1人対ブロッカー2人の対戦を避け、スパイカー1人対ブロッカー1人の対戦にしたのである。1対1では攻撃側が有利である。スパイクは、全てストレート側に打ち、ブロッカーの片手外側に当てて、ブロックアウトでコート外側に弾きポイントを稼いだ。3位決定戦はあっけなく終わった。
負けた相手から、今度は質問攻めにあった。どうしたらもっと上手にプレーできるか?「先生達の来ているウインドブレーカーを着たら強くなるかもしれない」と、相手チームの中の20歳代の若妻が、試合後に着ている私のウインドブレーカーをジーッと見つめていた。結局、講師達チームがお揃いで着用していたミズノ製の秋物新製品を私のものだけあげることにした。
閉会式を終え、宿に帰り、主催者の三宅村体育指導委員会のメンバー11名が懇親会を催してくれた。島の地酒の焼酎「雄山一(おやまいち)」を皆で飲みながら、夜も暮れていった。
(画像は、開会式で挨拶する平野三宅村村長。始球式をミスなく一回のサービスでクリアした腕前はさすがです)
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