毎週火曜日は、我がソフトバレークラブで汗を流す。ここのところ1カ月間は皆勤賞もので、私は毎週参加している。11月の第一日曜日には、お隣の茨城県取手市にて招待試合がある。コート上のプレーヤーの合計年齢数が200歳以上であればOKという参加条件だ。我が高齢クラブにとってはハードルが低すぎる条件である。
この日の練習は、セッターの特訓を行った。我がクラブの女性達はバックトス(back set)ができない。まったくやれないということはないが、基本ができていない。練習をやっては、あきらめ。また思い出したようにやっては、やはりできないと諦める繰り返し。若い時の癖はなかなか治らないものだ。ボールを取る位置が顔の前になってしまうのだ。セッターのボールを取る基本の位置はおでこの上である。右足、右膝、右腰、右肩、右目、右おでこを軸とする。バックトスができれば、攻撃のバリエーションが広がる。相手のブロックが2枚であれば、セッターはネット際でレフトとライトの中間でセット姿勢を取り、両サイドに平行トスを送る。相手のブロッカーは両サイドに移動する。そこで、セッターは左(右)手でツー攻撃を行う。ノーブロックである。とまあ・・・セッターがバクトスをできると色々な攻撃を展開できる。
来週は、3人一組でバックトスの連続を行う。顔の前でボールをコントロールする癖が取れないようであるならば、ヘデイングでバックトスをやってもらうことで矯正になるであろう。今度は、あきらめない。できるまで、バックトスの練習を毎週1回の練習であるが継続することに決めた。
経営の神様である松下幸之助も言っている。「上手にできる秘訣は、できるまでやることです」。他の練習は封印しても、しばらくできるところまでやり続けよう。但し、一日15分のみが我がクラブの基本練習の原則。練習の2/3は、ゲーム練習がやはり楽しい。これが生涯スポーツの基本練習のあり方であると私は考えている。
0 件のコメント:
コメントを投稿