TVでの解説は、益子直美さんがやっていた。彼女は、東京の共栄学園から当時結成されて間もないイトーヨーカドー・バレーボールチームに入団した。益子さんで思い出したのが、そのシッテイング・バレーボールをイトーヨーカドー・バレー部が積極的に地域住民に紹介していたことだ。今から18年前、私は青年海外協力隊の後輩が埼玉栄高校女子バレー部監督として就任し、依頼されて強化アドバイザーを務めていた。チームも万年ベスト8から脱出して、新監督のもと2年目で念願の県大会第3位に入るほどの力をつけていたところであった。高校3年生たちが、時々イトーヨーカドーに行ってシッティング・バレーを手伝っているということが耳に入った。その時が、私が初めてシッティングバレーの存在を知ったときであった。
インターネットで改めて調べてみた。『ティングバレーボールは、1956年に戦争によって体が不自由になってしまった人々によりオランダで考案されたスポーツです。障害の治療やリハビリテーションのためにスポーツが導入されたのは1944年まで遡ります。その時、動きの少ない“シットボールと“バレーボール”を組み合わせて作られたのがシッティングバレーボールの始まりです。
1980年、ついにシッティングバレーボールはパラリンピックの正式種目となり、そのスピード感と興奮が選手だけでなく見る側の人にも伝わり一緒に楽しめるようになりました。また、障害者の選手達の競技精神も同時に見ることができるようになりました。そして、1983年には世界選手権も開催され、確実に世界へと広がっています。
TVの画面で観たゲームで感じたことは、上体でだけでボールをコントロールする難しさである。日本女子の実力は、世界で5番前後らしい。明日の試合で地元の英国に勝つと第7位が決まる。
このスポーツは健常者も一緒にプレーできる。今度、ソフトバレーやママさんバレーの練習時にウオームアップでやってみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿