2013年5月26日日曜日

Fri.May 24,2013 新潟県高校女子チームの強化指導-第1日目

 午前中にママさんチームの練習を終えて、急ぎ東京駅に向かった。新潟市内にある高校女子チームの指導のために新幹線に飛び乗った。東京駅から新潟駅まで2時間だ。車内で、今日の午後から明後日の日曜日までのコーチングメニューを考えた。

体育館に入り、まずやったことは目標の張り出し。つまり、今年のインターハイ開催地である久留米市の文字を大きな文字で目に見える化にして体育館の壁に掲示させた。次に練習の内容を白板を用いて、こちらも文字を使用して説明した。

練習は、県大会まで1週間を切ったので、“Wash Game”(ウオッシュ ゲーム)を中心にサーブとサーブレシーブを鍛えることとした。“Wash Game”とは、Aチーム(スタメン)とBチームとの対戦でBチームに有利な条件を設定して行うゲーム形式の練習である。Bチームはサーブを2回行える。9人制のサーブのルールである。1本目は失敗しても相手の得点にならないので、サーバーは思いっきり攻撃的なサーブを実行できる。このサーバーにはスタメンチームのピンチサーバーを指名した。勿論2本目も失敗すれば、相手にポイントが入る。かたや、AチームのサーバーはチャンスサーブをBチームにいれることを条件にする。Bチームが攻撃を展開しやすいようにするためである。このサーバーには50歳に入り体力低下中(?)の監督にお願いした。

Aチームが得点にするためには2回連続得点しなければならない。2回連続得点で1点となるポイントシステムである。2回目の得点がないと点数が入らない、流れてしまう、という意味で“Wash Game”と名付けられている。条件は他にもBチームはポジションを固定制にした。これでAチームとチーム力は互角以上となる。ジュースなしの5点先取で勝ちとした。

この“Wash Game”を行うことで、忍耐力、集中力が養われる。この日は更に条件を加えて、相手からのボールをダイレクトでコート内に落としたらマイナス1点とした。ブロック・ワンタッチ後のボールも同様とした。

練習を5:00に終えて、後援会の会長さんも交えて市内に夕食に出かけた。そのお店には、さすがに新潟の銘酒が揃えられていた。4銘柄を飲み比べながら新潟市の第一夜は更けていった。

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