コーチングのコツ。今回から表題を英文に変えた。日本語も満足に操ることもできない私であるが、昨年から児童、生徒に英語でのコーチングも行っている私としては、簡単な表現は、ここのブログでも正しい英語を使おうと思う。時には、英語表現の方が和製英語よりも解りやすいという利点もある。
Today、以前も述べたことであるが、コーディネーション・トレーニングとしての「キャッチボール」の効果を再度述べてみたい。
キャッチボールとは、正確には、“Catching & Throwing”(キャッチイングとスローイング:受けることと投げること)である。キャッチだけでは効果は出ない。Volleyballの基礎技術は、この“Catching & Throwing”に集約される。つまり、ここから始めることが球技上達のコツ(tip)なのである。
アンダーハンドパスをやる前に、両手でボールを持ち、アンダーハンドスローイングでパートナーに色々な軌道(放物線)でボールを投げる。これは、空間認知能力を高めることができる。空間認知能力とは、人(ターゲット)とballと自分の位置関係を把握する能力である。この基礎ドリルは、その次の実際のアンダーハンドパスの方向と角度と距離が正確性を持って飛んで行くことに連結していく。
具体的な方法として、ポリバケツにボールを投げ入れるドリルがある。100円ショップでポリバケツを数個購入してくる。床に適当な距離でポリバケツを置き、その中にボールを投げ入れる。両手で、片手で、背面で、背面で両脚の間から、片手で背中から回してなど投げ入れ方を工夫することでバランスとコントロール、空間認識能力が身につく。
次の段階では、実際に自分でballをトスをしてunderhand passで床上に置いた複数のポリバケツに入れる。更には、ネット際に台上に載せたボールカゴを置き、実際のセッターやスパイカーに見たてて目標(ターゲット)にする。このdrillは一人でもできるが、グループを作ってストライクアウトのように競争させると盛り上がる。
対人では、距離を6m〜9m〜12mとパートナーに後ろ向き(背面)でballを正確に投げることは、ラストボールを相手コートに返す技術に連結する。人は後方に歩くことや、後方に物を投げることには慣れていない。非日常的な動作である。だからこそボール投げ(throwing)から始める方が効果がある。近道である。
Volleyballでは前後左右に移動し空中にジャンプして、床上に身体を滑らせたり、ローリングしながらballをコントロールする。難しいというより、楽しいスポーツである。床上から空中高く、体操選手のように、空間をこれだけ広く使い、仲間と共同作業して相手コートにballを返すスポーツは他にない。
“Catching & Throwing”は、この他にも沢山やり方がある。次回もballを2個使うdorillを紹介するが、コーチ自身でも創作して欲しい。
You can make it !
See you again.
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