2020年五輪の開催都市決定まで、本日7日でちょうど1ヶ月。
明日から千葉県バレーボール協会主管の日本体育協会公認指導員養成講習会がスタートする。講義は新カリキュラムの「日本バレーボールの歴史」からスタートする。何事も、先人達の足跡を辿るところから始めるのが良い。歴史を知らずして、今を、そしてこれからを語ることは、足元の安定しない熱意だけの行動に陥りやすい。先人達の苦渋、歓喜が我々に多くのことを教えてくれる。
年表を作成した。時の政治・経済・社会も対照できるようにした。バレーボールの誕生、世界バレーボールの歩み、日本への伝播、国内での普及、オリンピック種目採用へのご苦労、それぞれにバレーボールの普及、強化に関わってきた先達の苦労が、改めて良く理解できる。亡くなった方達も敢て入れた。歴史を作ったのは人だ。その方達のお名前を忘れてはいけない。
ここ3年でも、中村祐造さん、岩田三郎さん、又木誠八郎先生、松平康隆さん、中村四郎先生が亡くなられた。生前、もっとお話を伺っておくべきであった。
私の役目は、先輩諸氏から教え頂いたことを語り部として次の世代に伝えることである。明日の講義では、受講者に「人」を語れるようにしていきたい。そして、貴重な動画も入手できたので、理解の促進は十分図れると思っている。
招致へのスパートは、これからのIOC委員への政財界一緒になってのロビー活動になる。1回の投票ですんなりと決まるとは思えない。決戦投票になった時、敗退した都市からの協力も大事なポイントだ。戦前からの過去のオリンピック招致活動を今一度振り返り、念には念を入れて、バレーの5セットゲームでいえば、最終セット10点以降の攻防を冷静に燃えて頂きたい。
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