東京は、ようやく週末に向けて最高気温が10度を超えて暖かくなりそうだ。それでも、夜の体育館内はまだ冷える。暖かくなれば、花粉が飛ぶようになる。寒さに弱く、花粉にも弱い私には、冬と春はあまり好ましい季節ではない。
アップでスパイク時の体の使い方を覚えるのにボール投げを行う。但し、手の小さな人にはボールは投げにくい場合がある。このような場合は、アップの時に手にはめている手袋をクルッと丸めて一個のボール状にして投げると良い。
まずは2人向かい合って、お互いに相手に投げて両手でキャッチする。次は、左右の片手でキャッチ。更には、キャッチする寸前に左右に1回転してから左右片手でキャッチ。後ろ向きのままのキャッチやMLBのイチローのように背面キャッチもコーディネーショントレーニングになり、運動能力が高まる。実施の時は足踏みと声出しを休まないことも忘れてはならない。手袋ボールは柔らかいので、痛くもなく、恐怖感もない。
公式大会で、ボールを使ってのアップ禁止の場合、この手袋ボールを使ってキャッチレシーブでつなぎの練習をやっても良い。
また、ブロック練習の基本では、手袋をはめて行うことで突き指を防ぐことができる。手袋はなるべく安物が良い。10個で800円などの軍手で十分。ゴム引きは、逆に危険。ボールが指からスルッと滑っていくぐらいが突き指はしない。また、スライディングレシーブの時も床を滑って行くので安全。
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