2013年1月29日火曜日

Mon.Jan.28,2013 コーチングのコツ - 9 手袋の活用

東京は、ようやく週末に向けて最高気温が10度を超えて暖かくなりそうだ。それでも、夜の体育館内はまだ冷える。暖かくなれば、花粉が飛ぶようになる。寒さに弱く、花粉にも弱い私には、冬と春はあまり好ましい季節ではない。

アップでスパイク時の体の使い方を覚えるのにボール投げを行う。但し、手の小さな人にはボールは投げにくい場合がある。このような場合は、アップの時に手にはめている手袋をクルッと丸めて一個のボール状にして投げると良い。
(何故か、我が家には手袋(グラブ)が多い。それも、左手だけが圧倒的に多い。そういえば、駅の改札口付近で落ちている手袋は、ほとんど右手だ。定期やお金を出すために利き腕の右の手袋を取り去るからかもしれない。だから何だって言うんでしょうかね。それで私の右手袋が返ってくることはない。まじめな話、試しに左右違う色の手袋してブロックさせ、スパイカーには、赤い色の手袋に当てなさい、などと指導することで、意識したコース打ちが上達した例もある。片手でも手袋は役に立つものだ。)

まずは2人向かい合って、お互いに相手に投げて両手でキャッチする。次は、左右の片手でキャッチ。更には、キャッチする寸前に左右に1回転してから左右片手でキャッチ。後ろ向きのままのキャッチやMLBのイチローのように背面キャッチもコーディネーショントレーニングになり、運動能力が高まる。実施の時は足踏みと声出しを休まないことも忘れてはならない。手袋ボールは柔らかいので、痛くもなく、恐怖感もない。

公式大会で、ボールを使ってのアップ禁止の場合、この手袋ボールを使ってキャッチレシーブでつなぎの練習をやっても良い。

また、ブロック練習の基本では、手袋をはめて行うことで突き指を防ぐことができる。手袋はなるべく安物が良い。10個で800円などの軍手で十分。ゴム引きは、逆に危険。ボールが指からスルッと滑っていくぐらいが突き指はしない。また、スライディングレシーブの時も床を滑って行くので安全。



0 件のコメント: