2013年1月30日水曜日

Tues.Jan.29,2013 コーチングのコツ - 10 肩甲骨の可動域を広げる

肩甲骨を上手く使うと、プレーに幅ができる。スパイク時、相手ブロッカーがスパイカーの前方に2枚立ちはだかっていても、肩甲骨を柔らかく使うことで、ブロックの外側を抜いて、難なく撃ち抜くことができる。

3年前の春高バレー男子で初優勝した東洋高校のエースアタッカーの柳田君(現 慶応大2年生)。彼の肩甲骨の可動域がとても大きいことには驚いた。ある日、私が久しぶりに練習に顔を出すと、彼は普通は打てないインコースに楽々と打っている。そこで、彼を私の座っているベンチ際まで呼んで、あることを試してみた。右手を右肩上から、左手を左腰のほうから伸ばして、背中側で両手が触れるかどうか試してもらった。彼は、「こうですか?」と難なくやってのけた。それも、両手が握手しているではないか!

ゴルフの石川遼も肩甲骨の可動域が大きい。したがって肩関節から肩甲骨が離れて、腕のスイングが大きくなる。振り切ったときは、更に腕が数㎝伸びていると思える。

前置きが長くなったが、肩甲骨周りを柔らかくして、更に体(皮膚)もきれいになる良いトレーニングがある。

お風呂に入り、体を洗う時に柄のついたブラシを使って背中を洗うと、気持ちがよく、肩甲骨周りも柔らかくなる。1月に購入した600円台の豚毛のブラシは毛が消耗してきたので、本日奮発して1000円のナイロンブラシを買ってきた。

なかなか良い感じでブラシを使っている。2か月後は柳田君のようにインナースパイクがスイスイ打てそうだ。

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