決勝戦含めて、一日で3ゲームある。決勝に行くまでの2ゲームを勝利したとして、全てフルセットになったら3セットマッチ×2ゲーム=6セット動いてなければいけない。普段の練習時間の2時間を超えてしまう計算だ。そのあとの試合は・・・?相手も同様にフルセットの連続で決勝まで上がってきてゲームをやっても、お互いに足は棒のようになり、呼吸も荒くなり、心拍数も120を超え、声も出なくなり・・・ミスの数の多いほうが敗者となることであろう。
いや、そんなことより、体力も集中力も使い果たしたママさんたちの翌日のパートなどの仕事がちゃんとできるのかが心配だ。それ以上に、勝とうが負けようが、甘いもの大放出、大奮発の試合後のミーティングが恐怖だ。「先生、どうぞ~召し上がれぇ」の言葉と一緒に私の胃袋は菓子類でパンパンになる。どうも最近このチームをコーチし始めてから気のせいかズボンのベルトがきつくなってきた。
昨夜の練習では、次に対戦するチームとのオフェンス(攻撃)、ディフェンス(守備)の戦術を練習会場の小学校にパソコンを持ち込み、パワーポイントのアニメ機能も使い12pの図解入りで解説した。データの数値を図にして、例えばスパイクコースを矢印を何本も引いて見える化にした。
(タイトルである。大会名は英文で記した。日本語では「全国ママさんバレー冬季大会」。12月に仙台市で開催際される) |
来週の決勝戦に向けて、肝心なのは省エネでのゲーム、できれば2-0、2-0で決勝戦に臨めれば、ほぼ決勝戦での勝負は見えてくる。主婦に効く言葉、それは「無駄使い」「もったいない」「貯蓄」そして「省エネ」。無駄な動きや、チャンスボールがピンチになるようなもったいないまいことをせず、セットの前半でポイントを貯め逃げ切るようなゲーム展開で「省エネ」プレーをして欲しい。
(ママさんといえど県大会ベスト8以上となるとレベルが違ってくる。9人制は2本サーブができるので1本目は剛速球のサーブを打ってくる。これを無理にセッターにAパスで返そうとすると失敗が生じる。ボールの来た方向に返しましょう。セッターもそのことを予想してスタートポジションを工夫してね、と昨夜念を押して実際セットアップまで行った) |
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