事前に学習した。バレーボールは主に手や腕でボールを操作する。幼児期におけるボールハンドリングの技能の発達に関する研究論文を読んだ。幼児期前期は受動的ハンドリング能力、つまりキャッチング能力の発達が著しく、幼児後期は能動的ハンドリング能力、つまりスローイング能力の発達が著しいとの研究報告があった。この根拠を元にして実施項目を作成した。
(パワーポイントの表紙) |
また、ソフトバレーボールを用いて幼児がボール運動(ボールで遊ぼう)を行うことの意義を文部科学省の「幼児期の運動指針」、私のプチ専門分野である脳の神経機能の発達理論を参考にした。
(「スキャモンの発達発育曲線の図」は、全てのスポーツ指導者にとって覚えておくべき図表の1つである) |
会場の浦安市堀江幼稚園では、すでに親御さん達の授業参観者も多く待機していた。対象は年長組を約20名ずつ2グループに分けて2時限で実施した。1時限は40分である。挨拶、ジャンケンポン遊びで心のウオームアップをしてから、ボールを用いての遊びに入って行った。
(水を飲むときもきちんと並んで、マイカップで飲む。次の指導は先生方にも入っていただき、先生方のボールの投げ方なども指導していきたい) |
(ボールの空気を入れたり抜いたりしているのは千葉県小学生連盟の理事長さん達、上級役員。偉い人は本部席でどっかと座ってばかりいない。こういう地味な仕事も偉い人は嫌な顔をしないで進んでやる。すべては子供たちの未来のために) |
教室に引き上げてからの彼等のつぶやきが聞こえてきそうだ。
「時々失敗する演技は疲れちゃった。今日のおじさん達は健気に頑張っていたね。ああいう真面目な大人が多くなると日本ももう少し良くなるんだがね・・・次回は全日本で活躍した大きくて綺麗なお姉さんを連れてきてほしいなあ・・・」。
私の指導対象は、ここ最近低年齢化しつつある。今回は幼稚園年長組であったが、次回は11月に幼稚園年中組、そして年少組と予定が組まれている。そのうち乳児への指導、その先は妊婦さん達への指導? バレーボールの普及・指導は奥が深い・・・。
※実施風景の写真は、後日貼り付けます。読売新聞社の地域版の記者の方も取材に見えましたので早ければ今月中旬までに浦安・市川地域のみ画像入りで載ります。
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