(会場は広い。観客席も十分ある。入場料は無料。小学生や中学生が観に来たら良い学習になるのだが、観客はチーム関係者の父母が多い。もったいない。ゲーム数は少ないのだから、午前中に大学生が小学生や中学生に教室を開催しても良いのではないか。その後は子供たちが観客になる。大勢の観客の前でプレーするほうが大いに盛り上がると思うが・・・。主催の大学連盟役員の大学生の柔らかな発想を期待したい) |
目的は、嘉悦大学の新監督であるヨーコゼッターランドさんと会うため。もう一つは連盟名誉会長の杤堀先生(筑波大学名誉教授)にお会いするため。
ヨーコさんとは、体育館に入り、すぐにお互い目が会った。1年ぶりの再会である。ヨーコさんは、2度のオリンピックに出場。バルセロナではUSAの選手として銅メダルを獲得した。そんな名選手がこの3月から大学の監督(教員)に転向した。昨年までは元全日本男子のセッターを務めていた米山が監督としてインカレ(全日本大学選手権)を連破していた。その米山が去り、春のリーグ戦は一気に4位まで成績を落とした。
名選手、必ずしも名監督に非ず、という言葉がある。少し説明すると、名選手でも名監督になるためには指導者としての訓練、研修、学習が必要である。野球の例でいうと、名選手がコーチの経験もなしに、解説者としての経験もなしに、引退した翌年から監督になっても選手時代の名声で観客動員にはなってもチームの成績は上がらず、結局数年後に解雇となっている事例は沢山ある。
ヨーコさんも、今まさに1チームの指導者として歩み始めたところ。ライバルチームの監督さんたちにしても監督1年目の新人に優勝されたら自分たちの評価も下がる。ヨーコさんには、今年は観察と基礎固めの年、勝負は来年から、慌てないで、とアドバイスした。本日のゲームでは青山学院大に0-3で敗退し、秋季リーグ戦の3位が確定した。試合後のミーティングを終えた彼女の眼にはうっすらと涙のあとがあった。負けず嫌いな彼女には今日のゲーム内容に満足いかなかったのであろう。私は声もかけずにその場を去った。
杤堀先生とは、3年ぶりに再会した。1時間ほどお話しできた。先生とのお話は楽しかった。お話の内容は、次回に回したい。
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