全国各地から代表が昨日、本日の決戦で次々と名乗りをあげてきた。
国学院栃木の27年連続出場は特筆されるべき素晴らしい記録である。それも監督の福田先生一代で築かれた記録である。
金沢商業の39回出場も素晴らしい記録である。ここは3代の監督で継続している。女子バレーでは監督が引き継ぎながらトップを維持していくことは至難の業である。
山形県男子は初出場校が出た。山形城北である。以前は女子高校であった。女子バレー部は20年ほど前は全国大会常連校であった。いつから共学になったのであろうか、不覚にも知らなかった。男子バレー部は創部6年目というから6年から10年前に共学になったのであろう。
チームスポーツの世界では、バレーボールもそうであるが、全国常連チームが多い。毎年代表が猫の目のようにくるくる変わるということはない。初出場チームが出てくるには、大きく理由が2つある。1つは今までの常連チームの内部に大きな変化があった場合。例えば公立高校などは指導者が移動したとか。私学であれば、指導者が定年で新監督と交代した場合がある。もう一つは、現在のトップのチームと全く違う指導方針でチームを創って来た場合がある。まさに革新的なバレーで全国に躍り出てくるチームがある。
これから、全国出場を目指す指導者には、基礎、基本を学習しつつも革新的なバレーボールチームを創ることが全国に出場する道とアドバイスしたい。先人の真似をするのも必要だが、独自の戦術を持たない限り、惜しいところで先人の後塵を拝すだけである。ヒントは、バレーボール以外のところに沢山ある。
<男女代表校>
【岩手県】 2013-10-27
【男子】一関修紅(2年連続8回目) 決勝:一関修紅 - 不来方 3 - 1
【女子】高田(4年ぶり21回目) 決勝:高田 - 盛岡市立 3 - 0
【秋田県】 2013-10-27
【男子】雄物川(19年連続19回目) 決勝: 雄物川 - 秋田工 3 - 0(25-8, 25-12, 25-8)
【女子】由利(3年連続25回目) 決勝:由利 - 秋田北 3 - 1(25-23, 25-23, 26-28, 26-24)
【山形県】 2013-10-27
【男子】山形城北(初出場) 決勝: 山形城北 - 山形南 3 - 0 ※山形城北は初出場
【女子】山形商(3年ぶり8回目) 決勝:山形商 - 米沢中央 3 - 2
【茨城県】 2013-10-27
【男子】土浦日大(6年ぶり9回目) 決勝:土浦日大 - 霞ケ浦 3 - 1
【女子】土浦日大(6年連続13回目) 決勝:土浦日大 - 大成女 3 - 0
【山梨県】 2013-10-27
【男子】日本航空(12年連続12回目) 決勝:日本航空 - 甲府工 3 - 1
【女子】増穂商(4年連続27回目) 決勝:増穂商 - 帝京三 3 - 1
【宮城県】 2013-10-26
【男子】仙台商(10年ぶり2回目) 決勝:仙台商 - 東北 3 - 0 (25-23, 25-18, 25-22)
【女子】古川学園(9年連続34回目) 決勝:古川学園 - 利府 3 - 0 (25-12, 25-13, 25-18)
【石川県】 2013-10-26
【男子】石川県工(9年連続23回目) 決勝:石川県工 - 小松大谷 3 - 0 (25-13, 25-16, 25-12)
【女子】金沢商(12年連続39回目) 決勝:金沢商 - 遊学館 3 - 1 (23-25, 25-18, 25-16, 25-18)
【栃木県】 2013-10-20
【男子】足利工大附(3年連続35回目) 決勝:足利工大附 - 作新学院 3 - 2
(16-25, 18-25, 25-14, 25-20, 15-7)
【女子】国学院栃木(27年連続28回目) 決勝:国学院栃木 - 作新学院 3 - 0
(25-16, 25-21, 25-21)
【沖縄県】 2013-09-16
【男子】西原(4年連続19回目)
【女子】首里(初出場)
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