(会場の天台体育館は、円形の天井でボールが高く上空に上がると自分の方向感覚が狂うようだ。従って、時にはラストボールをとてもとても高くして返すことも効果がある。それをアンダーでレシーブすると意外とミスする。中には、いともたやすくオーバーハンドでレシーブする上手なママさんもいる。大したものだ!) |
第1試合の対戦相手は、先月の県大会(全国ママさん冬季大会予選会:本大会は、12月仙台市にて開催)で優勝したチーム。結果は始終リードして2-0で快勝。
バレーボールはやはり、サーブとサーブレシーブが勝敗要因の70%以上を占める。相手のエースに良いトスを上げさせないようにサーブのコースを指示して徹底して攻めた。もちろん、ママさんのレベルでは、一定のコースしか打てない選手もいるので、その人たちには無理させず、本人が打ちやすいところに打たせる。そして、ここのところスパイク練習をほとんど行わず、サーブレシーブを徹底して行った。練習時間が週1回のママさんの試合直前の練習は、あれもこれもできない。ゲームで一番大事なところを繰り返し繰り返しポイントを注意しながら行うことが大事だ。良いレシーブがあれば良いトスを上げられる。良いトスがあればスパイクのミスは少なくなる。
勝因の3つ目は、相手エースの得意な攻撃のリバウンド戦法を防いだことにある。リバウンド戦法を防ぐには2つのやり方がある。1つは、ブロックは高く跳ばず、かつ、ゆっくり跳んでブロックをなるべくぎりぎりまで相手に見せない。リバウンドを取る的を見せない。さらに、手首を折って、手のひらを天井に向けワンタッチを味方コート上に上げる「ソフトブロック」に切り替える。もう1つは、相手スパイカーの助走がほとんどなくその場ジャンプの時は必ずリバウンドを仕掛けてくるので、ブロックに跳ばずにネットから離れてレシーブに下がる。
相手チームは、自分たちの得意技を封じられ、リズムが崩れ、焦りも出て、自滅していった。次のゲームも快勝して、先月の県大会と同じベスト8。来週はベスト4決めから決勝までの3ゲーム。ポイントは、やはり、サーブとサーブレシーブ。そして、今度も第3の重点はブロック。ブロックは相手スパイカーに対しての最初のレシーブである。県大会の上位レベルのチームには高校時代に全国大会で活躍した170cm台のママさんが必ず1,2名いる。ブロックなしではレシーブできないほどの強烈なスパイクを高い打点から打ってくる。上位への進出の鍵はサーブ、サーブレシーブそしてブロックと考えている。どんなブロックをするか?それは11月7日天台の体育館で見て頂きたい。
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