平成25年度の天皇杯・皇后杯のファイナルラウンド(12月開催)出場チームが出そろった。最後に残っていた関東ブロックラウンドが10月19日(土)20日(日) ひたちなか市総合運動公園体育館(茨城県)で開催された。Vプレミアチームは、既にファイナルラウンドに推薦されている。
私は観戦に行けなかった。記録で振り返ってみたい。男子では、4チームの代表枠を大学生チームが全て勝ち上がった。女子では3チームの代表枠を1チームは、埼玉県のVチャレンジの上尾メディックスが勝ち上がり、他2チームは大学生チームが独占した。当日、春高バレーの予選と重なっていない埼玉、千葉、東京都、群馬からは高校生チームも都県予選会を勝ち抜き 出場した。女子は主だった試合の結果をピックアップしてみたい。
【男子代表】:
日本体育大学(東京/大学)
専修大学(東京/大学)
早稲田大学(東京/大学)
順天堂大学(東京/大学)
【女子Aグループ代表】
<1回戦>
日本体育大学(東京) - 高崎商業高校(群馬) 2-0 (25-20, 25-6)
日本体育大学(東京) - 東海大学(神奈川) 2-1 (11-25, 25-10, 25-16)
<代表決定戦>
上尾メディックス(埼玉) - 日本体育大学(東京) 2-0 (25-22, 25-12)
※上尾メディックスが危なげなく勝利。日体大も現在、秋季関東リーグ戦で上位4強に残って調
子は上向いている。残り2週の戦いは観戦したい。
【女子Bグループ代表】
<1回戦>
松蔭大学(神奈川) - 下北沢成徳高校(東京) 2-1 (25-23, 20-25, 25-22)
<2回戦>
松蔭大学(神奈川) - 柏エンゼルクロス(千葉) 2-0 (26-24, 25-17)
嘉悦大学(東京) - 東京女子体育大学(東京) 2-1 (21-25, 25-21, 25-23)
<代表決定戦>
松蔭大学(神奈川) - 嘉悦大学(東京) 2-1 (20-25, 25-23, 27-25)
※松蔭大学は1回戦で昨年子の予選会で関東ブロック代表になった下北沢成徳、2回戦でVチ
ャレンジリーグの柏エンゼルクロスを破ってグループ決勝に進出。松蔭大学は今季、関東大
学リーグ2部に転落している。関東大学1部ベスト4の嘉悦を僅差で破ったことは、1部との入
れ替え戦での復帰に弾みになるに違いない。
【女子Cグループ】
<1回戦>
細田学園高校(埼玉) - 宇都宮大学(栃木) 2-1 (20-25, 25-23, 25-21)
筑波大学(茨城) - 三菱東京UFJ銀行(東京) 2-0 (25-21, 25-22)
青山学院大学(東京) - 柏井高校(千葉) 2-0 (25-16, 25-21)
<2回戦>
細田学園高校(埼玉) - GSSサンビームズ(東京) 2-1 (25-16, 24-26, 25-23)
青山学院大学(東京) - 筑波大学(茨城) 2-0 (25-16, 25-19)
<代表決定戦>
青山学院大学(東京) - 細田学園高校(埼玉) 2-0 (25-12, 25-16)
※細田学園が高校生チーム唯一気を吐いた。関東大学1部の大学、Vチャレンジ
チームを撃
破しての快進撃だ。決勝では青山大学が関東大学1部トップの力を出した感がある。
全体的にVチャレンジの下位チームが元気がない。Vチャレンジ下位チームの練習環境は決して良くない。関東各県高校生トップチームの方が練習時間の点では恵まれていると言える。Vチャレンジの上位リーグはVプレミアムであるが、チャレンジリーグのチーム力がアップすれば、プレミアムチームのレベルも向上すると単純であるが思っている。
チャレンジの練習環境を向上させるにはバレー界全体での取り組みが必要である。チームの中には、バレー界全体での取り組みもさることながら自チームでもできることから取り組んでいるチームもある。先日、日体協上級コーチ資格認定講習会に受講されていた椿本さんが監督のJA岐阜も期待しているチームの1つである。
今週土曜日は、関東大学1部女子リーグ戦(会場:青山学院大学)に足を運ぶ。嘉悦の新監督のヨーコさんの奮闘ぶりも見てみたい。
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