2012年2月23日木曜日

2/19(日) アメリカン・スクールの中学生に指導開始




 本日からアメリカン・スクールの中学生(girls)にバレーボールの指導を開始した。集まってきたのは17名。小学校からアメリカンスクールに通っているので、日本語は全く話さない。出席(attendance)を取ることから始まった。Michel、Marinn・・・17名も呼んでいると、誰が誰だか名前と顔が一致しない。

活字も小さいので、次回から大きな活字での出席簿をお願いした。

 ”Come here!”で始めたのは良かったのが、基本的な英語、例えば「一列に並んで」「2人1組になって」「ネットを挟んで、ネットから3m離れて立って」などの指示の英語がとっさに出てこなかった。スタッフのネットの張り方も雑で、ボールも準検定球、空気圧もまちまち、アンテナも付けていないなど、施設・用具のほうも気になり肝心の英語がとっさに出てこない。初日は自己採点で50/100点。

 指導している内容は素晴らしいんだけど、言葉がね・・・という評価だ。しかし、こんな私でもフランス語はペラペラなんだから、英語ぐらいで挫折なんかしない。だいたい、アメリカ人はフランス語を話せる人はほとんどいない。アメリカ人にはフランス語は難しいらしい。・・・なんて屈折した優越感を抱いている私ではあるが、早速今夜から英語の日記も付けるようにして、きちんと英語と向き合うようにした。私の恩師の1人にアメリカの大学で長く教鞭を取ってきたK先生と言う方がいる。先生から次のようなメールが届いた。

 「渡邉さん、ネイティブのアメリカ人のマネをすることはありません。大体が60歳近くになってアメリカ人のように話そうとすること自体が間違っています。まず、発音を正確に、短いセンテンス(文)で、ゆっくり話すことです。不足の部分は子供たちが補ってくれます」

 これで目から鱗(うろこ)が落ちた。次回は、予習をしっかりやって70/100点を目指そう。

(画像は、ロシア大使館の近くから見える東京タワー。本日は指導初日と言うことで、早めにアメリカンクラブのある地下鉄神谷町駅に着くようにした。夕食を取ろうとしたが、日曜日の港区はレストランなど閉まっているところが多かった。5時になってようやく見つけたインド料理店チャイを飲んだ)

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