2015年12月30日水曜日

28,Dec.2015     カンボジアのお葬式は?

私が住んでいるアパートメントの近くでお葬式が始まって、3日目の本日に葬儀が終了しました。

年の瀬で大変ですね、というのは日本人の感覚です。この国の新年は、3月ですから、単に2015年の12月末に葬儀を執り行っているいう意識です。


私が住んでいる地域は、ボンケンコンという地名です。ほぼ市の中央に位置しています。お金持ちが多く住んでいる緑が多く閑静な住宅地です。NGOの関係者が長期滞在するためのホテルや外国人用の高層アパートメントも多く、この1年間で更に20階以上の高層アパートメントが数棟建築中です。

その葬儀もお金持ちの一軒家の前で行われていました。結婚式もそうですが、家の中だけでは狭いので、家の前の道路にテントを立てて、弔問者を迎えます。

テントは道路の端から端まで車が通れないほど広げて立てられています。良く考えてみると、その道路は公道です。その一角の道路は完全に塞がれてしまいます。
式場が他にあると思うのですが、このように公道上にテントを立てて簡易式場にするのが、こちらの伝統です。

同じ道路に面しているレストランや商店には、お客さんがほとんど入らなくなります。私にとっては、道路が塞がれたのは問題ではないのですが、別の問題がありました。

それは、音楽です。それも3日間、朝は5時半頃から、夜は10時頃まで延々と読経に混じって伝統音楽が流れてきます。それも、大音響です。これには、まいりました。ちょっと寝不足になりました。

聞くところによると、以前は7日間ほどやっていたそうです。

お葬式は、大事な儀式ですが、昔と違って、この辺りも民家が隣接していますし、外国人も多く住んでいます。音楽の出力を現在の1/10程度に絞っていただくと、私も安らかな睡眠時間を確保できるので、この点、少しご配慮を頂きたいと思っています。

27,Dec.2015      年の瀬ですが、英語学校の集中講義に通学しています。

I study English in the ACE School in Phnom Penh.

This week’s topic is “Hypothesizing;Second Conditional”(仮定法過去)

I came to mind this phrase. “If I wasn’t tough, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.”(男はタフでなければ生きていけない。優しくないと生きていく資格はない。)


 This is a famous line from Philip Marlowe, a fictional character created by Raymond Chandler. With what words would you replace Philip Marlowe’s “tough” and “gentle”?

2015年12月27日日曜日

25,Dec.2015      STAR WARS:The Force Awakens

上映初週で既に20億ドル(約2,400億円)以上を稼ぎ出しているというスター・ウォーズの新作「フォースの覚醒」をプノンペン市内のイオン内にある映画館で観ました。

上映がアメリカ国内だけでなく、カンボジアでも上映されていることを知りませんでした。イオン内の映画館に入ったのは、先月の国際交流基金が協力して開催した日本映画祭上映の時以来2回目でした。

上映は一般ルームとVIPルームがありました。あいにく一般ルームは既に満席となってしまいましたので、VIPルームを選択しました。席料は、1、800円でした。一般席が300円程度ですので、カンボジアの物価から見ると相当高いですね。VIPルームの観客も外国人の多いのが目立ちました。

VIPルームに入って驚きました。最近の映画館はお客様へのサービスが進化しているのですね。椅子は、まるで飛行機のビジネスクラス並みの総革張りです。更にリクライニング式で足元のフットレストも持ち上がってきます。毛布も付いています。館内にいる従業員を呼んで飲み物などを注文することもできます。

上映が始まり、戦闘シーンになると椅子が音に反応して揺れます。臨場感が増してきます。目と耳と体感で鑑賞するということです。そのうち、香りも漂ってくるのではないでしょうか。

音声は英語で、字幕はカンボジアの現地語でクメール語。字幕も英語だと英語力が今一の私でもストーリーの理解が増すのですが、画像があるので会話の90%は理解できました。但し、スターウオーズ独特の英語表現は理解できませんでした。

ストーリーは、単純ですが、見どころは壮大な宇宙での戦闘シーンですね。実際に、戦闘機に乗っているようなスピード感を体感できました。メイクや特殊撮影技術もリアリティがあり、素晴らしいです。

そして、やはり主役のハン・ソロ役のハリソン・フォードです。歳を取っても彼は顔役です。彼の出演料は、基本出演料の30億円に興行収入の0.8%が加算される契約ですので、現在で約41億円になっているとのことです。なかなか、したたかな契約の方法ですね。ちなみに、第1作でのハリソン・フォードの出演料は400万円でした。

たまには、大きなスクリーンのある映画館で迫力ある映像を楽しむのも良いものです。月に1回は来たいですね。但し、次回は一般席で十分です。




2015年12月23日水曜日

23,Dec.2015       カンボジアの飲み水は安全?

月末になると、自炊が多くなります。

理由は、外食を続けていると、お金が乏しくなってくるからです。1人で生活していると自炊というのは面倒だし、侘しく、つまらない。従って、外食して、お店のマネージャーや従業員達とお喋りしながら定食などを頂いています。

外食をすると、昼食代は500円ほどで間に合いますが、夕食はアルコール類も飲みますので、1,000円~2,000円は、かかります。月に3~4回ほどは、友人にご馳走するときもありますので、月末になると、財布が薄くなってきます。

一般的には、「財布が軽くなる」と表現するのですが、この国では小銭(コイン)が存在しないので、「財布が薄くなる」という表現の方が合っているのではないかな、と勝手に思っています。尤も、小銭のお釣りの代わりに小額の紙幣を沢山もらった時は閉口します。この時だけは「財布が小額紙幣でパンパンに厚くなる」という現象が起こります。

いつものように、本題に入るまでが長いですね。頭が悪い証拠ですね。イントロ(話の導入)では、主題、事実、背景を簡潔に述べることが大事です。

本日、言いたいのは、「飲み水」のことです。

自炊するには、水が必要です。インスタントラーメンの調理は料理に入るのかどうか定義は定かではありませんが、インスタントラーメンを作るに際しても水が必要です。通常は、「飲料水(drinking water)を購入して使っています。食器などを洗う時は、水道水を使っています。

水道水・・・そうなんです。発展途上のこの国でも首都のプノンペン市では水道の水が飲めるように設備されています。日本では当たり前ですが(尤も、最近の日本では、より美味しく健康に良い水を購入している人が多くなってきましたが)、東南アジアの国々では、直接飲める水道設備の無い国が、地域がまだまだ多くあります。

プノンペン市における水道施設の充実は、実は日本のJICAの支援のお蔭なのです。導配水管の設置、土地の高低差で水の量に差が出ないようにハイテクを駆使した水圧管理を行ったり、高度処理されたおいしい水の供給、そして水道事業として経営できるように指導したり、保守管理のやり方を指導したり、日本は現地の人間が自分たちで修理・新規立ち上げまで、自立・自活できるように、きちんと指導します。

お隣のラオスという国で10年ほど前に大きな大会開催のために海外の国からの援助もあって新たに立派なスポーツ施設ができました。今年になって、その施設は、管理が行き届くなり、施設も老朽化して、使う人もほとんどいなくなってきたということをラオスに派遣された青年海外協力隊の隊員から聞いたことがあります。

単にモノを作ってあげて、差し上げるのが国際貢献ではありません。その後の補修、管理もその国の人達が自分たちでできるように、設計段階から共に一緒に作業を進めて行きながら、同時に教育指導も行うのが日本の国際貢献のやり方の特徴です。

話しが、横道にそれそうになりました。

今朝、お隣になるCafeで朝食を採る前に、 アパートの管理人に「ドリンク・ウォーター」2.0 Lの樽を注文しました。

そうしましたら、「マシーン(機械)に取り付けるやつですか?」と聞かれたのです。どういうマシーンなの?」と聞くと、「いつでも、お湯と冷水が出てくるマシーンです」と回答がありました。

「Mr.ワタナベでしたら、そのマシーンを無料でお貸しできます。但し電気料金はご負担ください」。
(右はPanasonic製の冷蔵庫、左が温・冷水マシーンです)

よっしや、試しに使ってみよう!・・・ということで、コーヒー店での朝食から戻って部屋に入ると、すでにそのマシーンが設置されていました。どうも、1人住まいの私には不要のような気がしますが、とりあえず、1ヵ月間だけ使ってみて、使い勝手はどうか、そしてエコ主義(不要な電気と電気代をセーブ)の私にとっては、電気代がどのくらいかかるのか確認してから最終判断することにしました。

それにしても、マシーンの表面や水の入っている樽の表面が埃で汚れていました。実は、こちらの人の衛生観念は、まだ十分に教育されていません。従って、マシーンの内部の清掃がしっかり行われていたかどうか、ちょっと不安ですね。日本から持参した胃腸薬の活躍の場があると予想されます。

2015年12月22日火曜日

22,Dec.2015       Christmas season

今週は、クリスマスシーズンです。

日本ほどではありませんが、仏教が国教のこの国でも首都プノンペン市(人口130万人)内では、商店街の玄関前に飾りとしてのモミの木を置いている店が目立つようになりました。

私の住んでいるアパートメントの部屋のドアにも飾りのベルを取りつけました。先週、イオン・ショッピングモールに行って$2.5で買ってきました。

この年の瀬にインドネシアの沖合でフェリーが沈没して多くの犠牲者が出ました。一昨日は中国の工業団地で地滑りが起きて、33の建物が土の中に埋められました。約900人が避難しましたが、まだ80名近くが生き埋めになっていることが報道されています。原因は、掘り起こされた残土の山が崩れたのです。掘り起こした残土の会社は、近隣住民から崩れる可能性があるとの警告を何度も受けていましたが、無視していたということです。中国では先月も爆発事故が起きて多数の被害者を出しました。今回も、どうやら人災の疑いが強いです。

台風や大雨などでの地滑りなどは、予防措置で、家屋を失っても人命を守ることははできます。しかし人間の過失、ヒューマンエラーは、人災です。安全管理者を信じることしかできません。安全に必要なコストを減らして利益を得ることよりも、安全第一のために必要なコストを使うことを更に徹底してもらいたいものです。

1人でも多くの人が埋もれた土の中から生還できることを祈っています。

2015年12月20日日曜日

21,Dec.2015       平成27年度 天皇・皇后杯 ファイナルラウンド ベスト4決定

本日で、男女のベスト4が決まりました。

この天皇・皇后杯は高校、クラブ、大学、プレミア、チャレンジの各カテゴリーからチームが出場して地方予選会から勝ち上がって行き、真の日本一を決める大会です。

寂しかったのは、大学生の活躍が少なかったことです。男子では、東海大学と大学チャンピオンの中央大学がベスト8に入ったことは評価できますが、もう一つ上に行って欲しかったですね。

大学生がベスト4以上に入ることで、プレミアの選手達には良い刺激になります。大学の指導者の皆さんたちには、より一層の奮起を期待します。

女子のベスト8には、大学チームは皆無です。確かに選手層は、プレミアの方が層が厚いことは確かですが、大学チームらしいスマートなバレーを期待します。高校生チームでは、金蘭会と東九州龍谷がベスト16に入りました。金蘭会がクラブチームに勝利したことは、ある程度理解できますが、東九州龍谷に0-3で敗退したチャレンジ1部のチームには苦言を呈したいです。

<ファイナルラウンド(男子)>
12月20日(日) 第3日
【準々決勝】
JT - FC東京 3 - 0 (25-16, 25-21, 25-19)
堺 - 東海大学 3 - 0 (25-20, 25-22, 25-22)
豊田合成 - パナソニック 3 - 1 (25-13, 25-11, 21-25, 25-19)
東レ - 中央大学 3 - 0 (25-22, 25-23, 25-21)


<ファイナルラウンド(女子)>
12月20日(日) 第3日
【準々決勝】
NEC - トヨタ車体 3 - 0 (25-17, 25-22, 25-19)
日立 - 岡山 3 - 2 (25-12, 12-25, 25-23, 12-25, 15-11)
東レ - 上尾 3 - 0 (30-28, 25-21, 25-19)
久光製薬 - デンソー 3 - 0 (25-17, 25-14, 25-23)

20,Dec.2015        Head coach is in hospital after motorcycle accident

地元新聞によると、今週の火曜日にカンボジアのクラブチームの外国人監督が事故を起こし、現在病院に入院中とのことです。

事故は、深夜の2時過ぎに起こりました。当人は、バイクに乗って友人の女性を後部座席に乗せていました。お酒も少し入っていたようです。

この国で注意しなければならないことの一つに、我々外国人は自分で車の運転は絶対してはいけない、ということです。理由は、交通法規を守らないドライバーがあまりにも多過ぎて、事故の可能性があるからです。ましてや、この国では、車は右車線通行ですから、日本で左車線走行に馴れている人には、うっかり対向車線にはみだしてしまう恐れがあります。大変危険です。

バイクは、最も事故の発生しやすい乗り物です。小回りが利くので、よけい事故の発生率が高く、プノンペン市からの広報でも事故は年々増加の傾向です。そして、ヘルメットを着用しない人が、私が見ているだけでも、まだ30%ほどいます。大人の3人乗りは違反ですが、これも時々見かけます。

特に深夜になると、交通量が減少しますので、車もバイクもスピードを出します。市内で、信号機が設置されているところはまだ少なく、優先通行の標識も少ないので、十字路では、いったん停止をせずにスピードを緩めるだけですので、車とバイクやバイク同士の衝突の危険性が高まります。

記事を読むと、その監督はスイス人で2012年からカンボジア国内のチームを指揮していて、ここ2年間は連続して国内チャンピオンであるということです。

その監督さんには申し訳ないのですが、ピッチの上での指導力がいくらあっても、交通事故の起こりやすい環境下にあるこの国で、怪我しやすいバイクに乗る行為は、避けるべきでした。

恐らく、シーズン休暇中の今だからこそ、たまたまバイクを初めて運転したのかも知れません。しかしながら、事故というのは、得てしてそういう時に起きます。監督である前に一般の社会人、であることを考えて行動すべきでした。深夜、飲酒、バイク運転、女性同伴・・・事故が起きる確率は高いです。

その監督の命には別条ないとの新聞報道でしたが、今後の指導に影響の出るのは必至です。治療、保険、事故の原因調査・対処など・・・いろいろあって大変でしょうが、まずは五体満足で退院して欲しいですね。

2015年12月19日土曜日

19,Dec.2015      NHK大河ドラマ『花燃ゆ』終了

海外でもNHKのTV番組を無料で見ることができます。先週の夜は、所用がありましたので、本日の再放送を見終えたところです。

私は、NHK大河ドラマを毎週待ち望んで観ています。『花燃ゆ』は吉田松陰の妹のミワ(主演:井上真央さん)を主人公にしたドラマでした。

テーマは「学ぶことで生きる力を得る」ということであったと私は思っています。江戸末期から明治初期の時代背景ですが、血なまぐさい戦いの場は、さほど出てきません。派手な立ち回りもありません。物語の展開は、どちらかというと静かに進行していきます。それが、2003年以降の大河ドラマの視聴率最低という結果になったのかもしれません。

それでも、私には十分ドラマを楽しむことができました。終盤では、群馬県の製糸業や初代県令(県知事)の鹿取の実績も初めて知ることができて歴史への認識を深めることができました。

来年には、新しいシリーズが始まります。新シリーズ『真田丸』(さなだまる)は、NHK大河ドラマ第55作目で、1月10日より放送されます。

脚本は2004年度放送の大河ドラマ『新選組!』以来2度目となる三谷幸喜さんです。新しい真田幸村(主演:堺雅人さん)像を三谷さんが、どのように脚色されるのか楽しみにしています。


公式HP:http://www.nhk.or.jp/taiga/
タイトル平均初回最終回最高最低
2015花燃ゆ12.00%16.7%12.4%16.7%9.3%
2014軍師官兵衛15.84%18.9%17.6%19.4%12.3%
2013八重の桜14.58%21.4%16.6%21.4%10.0%
2012平清盛12.01%17.3%9.5%17.8%7.3%
201117.75%21.7%19.1%22.6%13.1%
2010龍馬伝18.72%23.2%21.3%24.4%13.7%
2009天地人21.18%24.7%22.7%26.0%14.9%
2008篤姫24.44%20.3%28.7%29.2%20.3%
2007風林火山18.69%21.0%18.0%22.9%15.7%
2006功名が辻20.93%19.8%23.4%24.4%17.2%
2005義経19.46%24.2%19.7%26.9%13.5%
2004新選組!17.41%26.3%21.8%26.3%13.4%
2003武蔵-MUSASHI-16.66%21.7%18.6%24.6%11.9%

2015年12月18日金曜日

17,Dec.2015      プノンペン市の気温は?

乾季に入り、過ごしやすい気温になってきました。

ここのところ朝晩は20度から22度です。午前中も25度ほどで、日中の最高気温は30度です。観光客が1年で一番多い月が、この12月から2月です。

今朝は、一段と気温が下がり、ハーフパンツと半袖といういつもの服装ではちょっと涼しいかなと思ったくらいです。窓を開けると、気持のよい風が部屋の中をそよそよと通り抜けていきます。

2015年12月17日木曜日

16,Dec.2015     Reading, Writing, SOROBAN?

「読み、書き、算盤」とは、以前よく言われたことです。これらは、日本の社会でより良く生きていくために必要なこととされました。

カンボジアでは、よりよく生きていくためには何が大事なのでしょうか?

最近の私が受けている英語学校での学習は、英国などの大学に留学するための資格試験対策のような授業になっています。IELTS試験対策です。資格試験勉強も悪くありません。試験によく出される問題は、英語学習において大事なところだからです。

その中で「Writing」は、我々日本人には難しいものです。特に、「Problem / solution Essey」(問題と解決)という小論文は、日本人には慣れていない問題形式です。なおかつ、解答の小論文は決められた構造(序論、本論、まとめ)の中で論じなければ点数が入りません。

そして、この小論文試験対策の学習を進めていくと、現代の我々が直面している社会問題が頻繁に試験問題として出てきます。「気候変動による温暖化」「自然災害」「交通渋滞」「犯罪」「人口増加」「貧困」「教育」・・・。

学習を進めていく中で、「識字率」というフォーマルな英語を覚える必要が出てきました。小論文では、日常の言葉を使うことは許されていません。

「読み、書きの能力」を持つ人の割合を示す言葉に、「識字率」という言葉があります。読み方は「しきじりつ」です。「しょくじりつ」ではありません。英語では、”a literacy rate”。最近での使い方は、英文での履歴書に、「Computer literacy(コンピューター活用能力)」を持っていますなどのように書くことが多くなりました。

識字率の向上は、教育の根幹です。貧困とも深い関連があります。「話す、聴く」は、日常生活の中で身に着けて行きます(それでも日常会話においてで、公式な場では日常会話能力だけでは相互理解において不足です)。

カンボジアにおいての識字率は、15歳以上を対象にした調査では、女性71.8%、男性84.8%、全体では78%でした(「カンボジア社会経済調査CSES 2014」より)。日本では、恐らく99.9%でしょう。

・・・きょうは、ちょっと疲れましたので、この件は、また別の機会に考えてみましょう。

いずれにしろ、英語の資格試験対策を現在学習しているのですが、全ての問題がが、この国で現在進行中の現実の社会問題です。小論文上での作文は、書き方の方程式に言葉を当てはめれば何とかできます。しかし、現実における解決のためには作文だけではなんともなりません。

作文したものを、実際に実現させるためには、行動に移していかなくてはなりません。そこでは、別の能力が求められます。この能力は、教室の中では身に付きません。

・・・今日はここまでにします。





2015年12月16日水曜日

14,Dec.2015      最近わかったカンボジアの慣習

この国に来て、1年目は年間行っていること(スケジュール)が判りました。しかし、あくまでも表面的にサッと知り得ただけです。そして、2年目の今年は、その表面から少し掘り下げることができて、表に出ている事の原因や理由が理解できてきました。来年の6月以降から私の契約は3年目に入るのですが、更新するかどうかは別にして、3年目は改善のスピードを大幅にアップしていく年になると思います。

改善すると言っても、日本のやり方をそのまま、この国に当てはめても、うまくいくはずはないということは、私も以前、他の国で経験していますので解っています。

最近、この国の会議のやり方を少し理解できました。会議の開催時間についてなのですが、この国では会議は午前中に開催します。先週の月曜日にJICAが開催した青年海外協力隊発足50周年式典も午前中でした。

日本のJICAが主催するのだから、それも月曜日なのだから、夕方に式典を始めるのかと思いきや、朝の8時からでした。その理由とは、招待客のカンボジア人の慣習に配慮したとのことです。副首相はじめJICAが関係している各省の役人が多数出席するので、カンボジアの慣習に従ったと関係者に確認できました。

では、午前中に式典や会議を開催する理由とは、何なのか、そこまでは確認できませんでした。

この他にも、カンボジアならではの慣習があります。主催者がカンボジア側ですと、開催日の案内が一般的に1週間前です。時には3日前というのも度々ありました。その日になって、忙しくなったので中止というのもありました。そういうことも、この国では普通です。

例外は、結婚式の案内です。結婚式の案内状は1か月前には本人からしっかりと手渡しされます。手渡しされるときに、相手の眼が私に訴えてきます。
「必ず来てくださいね。あなたからのお祝金が重要なのです」。

バレーボールのルールには、実は一つ一つそのルールができた背景があります。そして、時代とともにルール自体も変更していき、解釈も変わり、時には消滅したり、新規にルールができることもあります。社会における慣習やルールも、時代に影響されて変化していきます。国際連盟で統一されているスポーツと違って、国の慣習は各国それぞれの伝統とも関係していますので、直ぐには統一されないでしょうね。国によって、自動車の走行に左車線と右車線の違いがあり、統一されないことと似ていますね。

2015年12月15日火曜日

13,Dec.2015     The Christmas party in Phnon Penh

カンボジア日本人会主催の「クリスマス・パーティ」が、プノンペン市内の伝統のあるラッフルズホテルで開催されました。このホテルには作家のサマセット・モーム氏も宿泊したことがあるということです。

新米役員の私も、会の始まる2時間前には、準備のために会場に着き、参加者への参加賞、くじ引きでの景品などの準備を行いました。

画像は、日本人会のホームページから一部転用させていただきました。

(本場のイタリアでオペラの修業を積んできた岩崎愛さん。さすがプロですね。声量に驚きました)
 
昨年までのこの会は「忘年会」であったようです。会長が若い人に代わったこともあるのでしょうか、オジサン向けの忘年会よりは、家族向けのクリスマス・パーティのほうがオシャレなんでしょう。

(サンタにふんしているのはカンボジアJICA所長の安達さん、トナカイはカンボジア初めてのプロサッカー選手の太田さん)
 
参加者は、160名ほどで、市内でも1,2を争う高級ホテルのラッフルズでの食事は参加費$35に十分見合うものでした。食事は、他にも日本大使館から公邸料理人をお招きして、巻き寿司を握って頂いたり、久しぶりに料理らしい料理を堪能できました。

(日本語では七面鳥、英語ではターキー。食べたのは数年ぶりですね)
 
日本人会では、今年度からサークルを沢山結成しようと、新たなサークル結成を呼びかけました。今夜は、役員でもあるオペラ歌手の岩﨑愛さんが結成した合唱サークルが日本童謡からクリスマスソングまで歌ってくれました。そして圧巻は、愛さんのオペラ独唱でした。さすがに本場イタリアに留学しただけあります。

 
出し物では、「剣舞」がありました。プログラムには「剣舞」としか載っていないので日本人学校の子供たちが舞うのかなと思いきや、若い30歳代の女性が鮮やかに力強く剣を持って舞を披露してくれました。司会者からの紹介では、山形県出身者ということでしたので、山形県人が私だけのこの国で、2人だけの県人会を作ろうと思い、彼女のいるテーブルに挨拶に行きました。

(よく見れば、酒田美人ですね)
そして、サプライズがありました。なんと彼女は私と同じ山形県酒田市の出身であったのです。更には出生地も同じ地域で、高校も同じと、驚きが3度もありました。世界は狭い!




2015年12月13日日曜日

11,Dec.2015     英語学習も継続が大事

昨年の10月から市内にあるACEという英語学校に週3回、昼休みを使って学習に通って、1年過ぎました。

最初にレベル試験を行って、測定の結果、一般コース(15レベル)の6レベルで、そこからスタートして、現在は12レベルをパスしました。わかり易く言いますと、中級の上というレベルです。

15レベルを卒業しても、更にその先があります。海外留学上級コース、ビジネス上級コース、IELTSという資格試験上級コースなどがあります。

上のレベルに進むにしたがって、自分の不足部分が良く見えてきます。私の場合は、語彙不足と書くことです。日本語でも「笑う」という同義語には「微笑む」「哄笑する」「ほくそ笑む」「含み笑う」「あざ笑う」・・・と、沢山あります。英語も同様です。ましてや、専門が違うと、専門用語を覚えなければなりません。

日常会話には、不自由していませんが、英字新聞の政治・経済などの欄は辞書片手でないと、まだ十分理解できません。

そこで、学習は「継続が力」ですので、12月11日から1月5日まで、土日を除く毎日夕方から夜の9時まで3時間の「集中講座」(Intensive English Course)を、昨年に引き続き、今年も受講することにしました。

受講スタート初日の今夜、クラスに来た受講者は、私を入れて9名でした。私以外は、全員大学生です。この1年間、私はどのレベルのクラスでも最年長者です。

中級から上級への壁を突破するのは、結構難しいものだと、最近わかってきました。しかし、この壁を突破すれば、一気に英語力が伸びると私は信じています。当たり前のことですが、苦しい時ほど突破する寸前なのです。例えて言うと、あと10cm掘り進めればその壁を突破できるのに、その時点で諦めてしまう人のほうが圧倒的に多いのです。

私は、今までの経験で、そのようなことを解っていますから、諦めません。バレーボールのように、相手との闘いではなく、自分との闘いですから、諦めずに学習を継続すれば、必ず誰でも、より上位のレベルに行くことができます。

09,Dec.2015     In Celebration of the Birthday of the Emreror of Japan

今夕は、大使公邸で開催された天皇誕生日のお祝の会に招待されました。

芝生が敷き詰められた広い中庭には招待客が300名はいたでしょうか。携帯やカメラの持ち込みは禁止されているので画像をお見せできないのが残念です。

挨拶が終わって、お腹が空いている私は早速ビュフェスタイルの屋台で寿司や焼き鳥を頂きました。勿論、同席していた50歳代と思しきカンボジア女性の方々を優先して、取皿で日本食を運びました。

一通り、食事も頂いたころに、この国のサッカー連盟内でナショナルチームに関与している3名の日本人に紹介されました。その中のお二人は、既に面識がありましたが、もう一人の若い方はJICA短期派遣の方で初対面でした。

パーティが終わり、時間も早いので、私からその3名の方達に二次会のお誘いをしました。2名の方達が同意してくれて、大使公邸近くの小さいながらも洒落たバーに移動しました。

そこでお聞きしたカンボジア・サッカーの状況は、カンボジア・バレーボールの環境よりも先に進んでいる組織運営のことでした。

お二人とは、これからも月に1回はこのような話し合いの場、情報交換の場を持ち、
いずれは「日本人スポーツ指導者連絡協議会」なるものを作りましょう、と約束し合い、この日は10時前に別れました。

カンボジアにいる日本人でスポーツ分野で指導的立場にいる方達は10名ほどだと思います。私にとって、スポーツ分野の関係者との出会いは貴重です。出会いは、待っているのではなく、こちら側から積極的に作って行かねばなりません。

次の出会いのチャンスは、今週の日曜日にカンボジア日本人会主催のクリスマスパーティです。150名ほどの出席者がいますので、スポーツに興味のある方は必ずいらっしゃるはずです。そこから、思いがけず色々繋がっていく、人間関係の繋がりは面白いですね。楽しみにしています。










 

2015年12月8日火曜日

08,Dec.2015      Want Direct Flights Between Japan and Cambodia

昨日の青年海外協力隊発足50周年記念式典に出席されていた日本の国会議員である今村衆議院議員が、本日の新聞にカンボジアのフンセン首相と共に画像で載っていました。

記事は、6行だけの短いものでした。内容は、かねてよりの懸案事項であった「日本とカンボジア間の定期航空路線の開設」に関して相互に話を進展させようというものでした。

昨日の記念式典のお祝いスピーチの中で今村議員が、この件のことに少し触れていました。つまり、法的手続きが日本側で遅れているとのことでした。原因は、今年の国会審議が遅れに遅れて、両国の航空協定は、今年の1月に協定への署名は行われたものの、国会承認がまだなされていなかったのです。

振り返れば、平成25年に安部総理がカンボジアを訪問した際に、フンセン首相との間で航空協定の締結可能性を検討することで一致した時から2年経ちました。その間にタイの航空会社の支社が直行便を飛ばします、とか日本の全日空が就航する予定とかの報道がなされました。

国と国との間に定期便の飛行機を就航させるには、民間航空会社の意思だけでなく、国会の承認
も必要だったんですね。当たり前のこととはいえ、確かにその通りです。

国会の承認が通れば、承認されたことを通知する公文書が交わされた日から効力を発揮します。それにより,日・カンボジア間の安定した定期航空便の運営が可能となり,人的及び経済的交流が一層促進されることが期待されます。日本からの観光客増加やカンボジアからの安くて新鮮安全な(日本では高価な)フルーツや有機農法の野菜などの食材の輸出も盛んになります。

私個人にとっても、日本に一時帰国する場合、現在はタイやベトナム、韓国などを経由して9時間かかっていたのが、3時間短縮されて、6時間で着いてしまいます。

来年の今頃には、日本からママさんバレーの方達が大挙してカンボジアが誇る世界遺産であるアンコールワットに押し寄せてくるのが眼に見えるようです。一抹の不安もあります。それは、アンコールワット観光のついでにプノンペン市の私を見物に来ることも予想できます。・・・私は、そんなに珍しい生き物ではなく、見世物ではないですが、プノンペンにお出でいただくことは大歓迎です。

そのときは、イケメン揃いの男子ナショナルチームの選手達とママさんが対人パスの練習をできる機会を作るのも良いかなと考えています。つまり、寄付金箱を準備しておき、選手達との記念写真を撮ってあげるサービスです。これで、遠征費の足しになると思います。とにかく、何でもやってみないと始まりません。

飛行機よ、早く飛んで欲しい。

2015年12月7日月曜日

07,Dec.2015     50th Anniversary of JOCV in Cambodia

本日の午前中に、王立プノンペン大学のキャンパス内にあるCJCC(カンボジア-日本人材開発センター)にて、JOCV(青年海外協力隊)発足50周年記念祝典が開催され、今から40年前に協力隊員であった私も招待されました。

お祝いの席なので、久しぶりに私はスーツ姿で出席しました。受付にいらっしゃたのはJOCVを管轄しているJICA(日本国際協力機構)の女性スタッフの方達でした。皆さん、カンボジアの正装を身に付けていらっしゃいました。清楚な服装が、良くお似合いでした。あいにく、その時の私は、スマホを携帯していなかったので、画像を撮れなかったのは残念でした。
(スマホを車内に忘れて式典の様子を画像に収めることができなかったのですが、協力隊シニアボランティア(カヌー監督)の土屋先生が写真を撮ってくれました。式典第一部を終えてコーヒーブレイクのときにバレー連盟の事務局長であるKimtorと一緒です。彼の本職は教育省の上級役人です)

開式の言葉を、日本から見えたJICA副総裁が述べられました。その後、来賓として、日本の衆議院議員2名、元マラソンランナーの有森さん、最後にカンボジア政府からキアット・チョン副首相が、それぞれ祝辞を述べられました。
  
カンボジアには、青年海外協力隊が発足したその年の1966年1月に農業隊員とスポーツ隊員の計4名が派遣されました。1970年には、内戦のため、一時撤退を余儀なくされ、その後、1992年に再度派遣が開始されました。2001年にはシニア隊員も派遣が始まりました。これまでの累積派遣数は638名です。

現在、活動している隊員はシニア隊員(40歳以上69歳以下)も含めると、60名です。その中の42名が、教育・青年・スポーツ省に所属しています。具体的には、青少年活動・小学校教員・地域開発・科学(化学)教育・教育管理指導・一般体育・武道(合気道)・スポーツ(サッカー、バスケット、カヌー)です。

きょうも、複数のスポーツ関係者の方達と名刺交換できました。来年度には、「カンボジア日本人スポーツ関係者連絡協議会」を発足させようと考えています。協力隊員だけでなく、日本の協会・連盟から派遣されている指導者、私のようなプロ指導者、まったく個人で活動している人も含めた、横の連携を取った組織を立ち上げようと考えています。そのことで、必要な情報の入手は、個人で行うよりもずっと早く、正確になります。

2015年12月6日日曜日

05,Dec.2015    米国で銃規制の声が高まる The need for Gun Controle.

先週の金曜日、そして今週の水曜日に、アメリカ合衆国で、たて続けて起きた銃乱射事件で、私もいろいろ考えることがありました。

水曜日のカリフォルニアで起きた事件は、本日、テロと断定されました。犯行に及んだ男女がISグループから直接指示された証拠は挙がっていませんが、インターネットを通じてISと交信していたことが当局の調べで明らかにされました。 

アメリカでは、一般人が、容易く銃器類を購入できるということです。インターネットでも購入できます。銃器の展示会も盛況です。

先週の水曜日の事件のように、ISに影響されたアメリカ国民が銃器を容易に購入できる国内環境を利用して再び乱射事件が起きる可能性は大です。ISは、アメリカの盲点を突いて、マインドコントロールして、一般市民を操って兵士にすることも十分考えられます。欧州では、難民に紛れてIS兵士が潜んでいます。

まずは、社会で銃器が安易に購入できないシステムを導入すべきです。市民の身の安全は、国の警察機構とか軍隊を信じて守ってもらうことです。勿論、事が起きる前に情報収集を密にして未然に防ぐことが第一に必要です。

日本にいるときは、私は、これほどアメリカ国内の銃規制に関して神経質ではありませんでした。変化は、私がこの国に来てから起きた銃撃事件が市内で時々起きていることが影響しています。

先週も、私のアパートメントのすぐ近くで夜の11時頃ですが、乗用車と三輪の簡易バイク・タクシー(トゥクトゥク)が交差点で接触して、口論になり、どちらかの運転手がやおら銃を取りだし撃ったということです。

実は、この国では銃の入手は難しいことではないと他の日本人からも聞いていました。それらの銃は何処から入って来て、誰が売っているのでしょうか?

アメリカでの銃規制がなかなか進まない背景の一つには、巨利が動く銃器産業との関係があるとメディは報じています。

日本の外務省による、カンボジアの海外危険度は、最高レベルを5度とすると、1度ということです。まずは、深夜の行動を慎む事が大事です。私の場合は、朝の起床は、5:30ですので、夜の10時過ぎにはベッドに入ります。深夜の行動は、睡眠不足を招き、翌日の活動に支障をきたしますので、帰宅時間は、遅くとも夜の9:30までとしています。日本では、まだ宵の口の時間ですが、この国では、街灯の数も極端に少なく、夜は暗いですしね。「君子危うきに近寄らず」です。



2015年12月5日土曜日

03,Dec.2015    FIFA 国際サッカー連盟の不祥事がまた?

誰のためのFIFAという組織があるのでしょうか?役員達は、組織運営・経営を自分たち個人の利益を追求する場としているのであろうか。

3日、木曜日の本日、FIFAの副会長2名を含む関係者が16名が違法な行為の疑いで起訴されました。主要な容疑はFIFA主催の国際試合の放映権がらみの収賄容疑ということです。他にもスポーツ関係の会社との不適切な関係を疑われています。

FIFAという組織は、第一に選手達のために存在し、更にファン層、観客のため、スポンサーを含めてメディア関係と共にサッカーというスポーツの発展を担っているはずです。組織が運営・経営において成功を重ね、ビッグビジネス化してくると当初の目的が不明確になり、驕りが出てくるのでしょうか。

今年に入ってのFIFAの会長はじめ、スキャンダルが組織として行われていないことを願っています。つまり、お互いが身内をかばい、隠ぺいし合っていないことを願っています。そうでなければ、サッカー界だけでなく、世界のスポーツ界全体がサッカー界と同じではないかと疑われます。

それにしても容疑者の人数が多すぎるのが気がかりです。

2015年12月1日火曜日

01,Dec.2015    インターネットには危険が一杯

私の仕事において、パソコンは必要不可欠の道具です。またインターネットでの情報収集活動もなくてはならないものです。メールも頻繁に毎日確認して、必要なものには返信します。

本日は、日本の投資銀行らしいところから以下の内容のメールが届きました。


「こんにちは!

<收件人名称><地址名称><发件日期><发件时间><编号>
(2015年12月1日更新)「住信SBIネット銀行」のシステムが安全性の更新がされたため、お客様はアカウントが凍結?休眠されないように、直ちにアカウントをご認証ください。
以下のページより登録を続けてください。」

これは、怪しい!

第一に、いくらメールでも銀行筋から「こんにちは!」の挨拶から始まるメールを送ってくる訳がありません。次に、「凍結?」などと文章中に「?」マークが入るなんて、ますます怪しい。お友達にでも送っているような文章です。

以上のような訳で、そのメールは、すぐさまゴミ箱に入れ、削除しました。実は、昨年度も、私が預金している銀行の名前を騙ったメールが来ました。発信元のアドレスをよく見ると・・・gmail.comでした。日本の大銀行が、gmailで送信してくるはずがありません。

インターネットは、大変便利で、これを利用しないと私の仕事ができません。便利な反面、上記のような悪質なメールも入りこんで来たり、パソコンの機能を破壊するようなウイルスを送ってくるメールもあります。注意喚起です。ボケている暇はありません。 

30,Nov.2015    暴力に頼る指導法は間違っている

日本バレーボール協会から会長名で体罰・暴力に関する文書が届けられました。

熊本県の小学生バレーボールチームの指導者が体罰による指導を行っていたことで、その指導者はバレーボール界から永久追放という処分を受けたとが書いてありました。

数年前に、あれだけ世間を騒がせた体罰・暴力事件の反省が生かされていない、ということです。
 
 体罰で選手が恐怖感から練習を行い、その結果が優勝しても、それは選手にとって達成感による喜びではありません。子ども時代はスポーツ自体の楽しみと仲間との共同作業による達成感を喜ぶことにあると私は考えます。

恐怖感を与えることで、幼い子供たちを発奮させることは「動物的な動機付け(外的動機付け)」です。人間に必要なのは、「自意識からの動機付け(内的動機付け)」です。そして、コーチは、それを手助けして引き上げてあげることが仕事です。

先月のロシア陸上競技連盟がらみのドーピング疑惑がWADAから指摘されたような「勝利至上主義」は、人間を心身共に滅ぼします。体罰・暴力も人の心に深い傷を残します。
 
ルール違反した指導者には、厳しい罰則と今後も引き続き定期的に指導者達への研修が必要です。
 
明日から、12月です。

2015年11月30日月曜日

29,Nov.2015    カンボジアで有効な通信手段は?

カンボジアは、内戦後に固定電話での通信が普及する前に、西洋の民間会社が携帯電話を普及させました。

カンボジアのメディア関係者によると、インターネットの普及率は、タイやベトナムが35%を超えていることに比較してカンボジアは9%と低いのですが、プノンペンの若者を中心にパソコン(PC)やスマートフォンの所有率は高いのです。

特に、スマートフォンを通じてフェイスブックを利用している人は、2014年時点で142万人(カンボジアの人口は約1,500万人)で、2ヶ月ごとに、ほぼ倍増しているということです。フェイスブックは、カンボジアで最も利用されている通信サービスの一つになっています。

そこで、1年前から、私もフェイスブックを始めました。それによって、ナショナルチームの主要なメンバーと情報をいつも交換できるようになりました。フェイスブックでは、文字と同時に画像も送信することができますので、情報の内容が具体的です。

最近の私のフェイスブック上の友達は150名に達しました。ここのところ毎日新規の友達承認の要求が入ってきます。フェイスブックの他に欧米でよく使われている同様なものにLinkedInというSNSがありますが、こちらも最近活用しています。もちろん、友達承認に関しては、怪しげな人物は承認しません。

どちらも、大勢の人に見られるものですから、伝える内容に関しては注意しなければなりません。

2015年11月29日日曜日

28,Nov.2015    春高バレー 全出場チームが決定

春の高校バレー 第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会(2016年01月05日(火)~07日(木)、09日(土)・10日(日) )に出場する全チームが出揃いました。

組み合わせ抽選は、12月6日に行われます。出場チームの中には30回以上出場しているチームが、男女計で21チームいます。その中でも、監督が交代していないというチームは栃木県代表の国学院栃木女子バレーボール部だけです。監督は福田先生で国学院大学出身です。

その福田先生が、34年前に初めて関東大会に出場したときのことを思い出しました。会場は、私の住んでいた千葉県でした。当時、栃木県で全国出場常連は宇都宮女子商業でした。バレー界では既に全国優勝も果たしていました。当時の宇女商の監督である森嶋先生はパンチパーマをかけて、見た目は恐い先生でした。

その宇都宮女子商業に勝って、国学院栃木が全国大会を決めて、もう30数年経ったのですね・・・。 

どの都道府県でも、上に述べた栃木県のように、代表チームの交代する時期というか、タイミングがあります。常連のチームに1回だけ勝って全国に出たケース、初出場のその後も常連のチームと全国出場を分け合っているケース、もしくは、初出場のその後も常連のチームを退けて、逆に自分のチームを常連チームに仕立て上げている、国学院の福田先生のようなケースもあります。

諦めずに、最低でも県大会ベスト4以上のレベルを維持し続けていることで、全国に出場する機会は必ずやってきます。そして、全国初出場を成し遂げたら、次の全国大会予選会では初出場の時以上に努力することでライバルチームを諦めさせることができます。

闘いは、諦めたほうが負けます。

尤も、夫婦喧嘩においては、諦めたほうが勝つ場合がしばしばあります。論争が始まりそうになると、私は抵抗を諦めて、いや抵抗などせずに、直ぐに白旗をあげます。この場合は、負けるが勝ちです。そして、勝った証拠として、夜の晩酌に刺身がプラスされます。


<男女代表校>
【北海道】2015-11-15 【男子】東海大第四(6年連続43回目) 【男子】とわの森三愛(2年ぶり9回目) 【女子】札幌山の手(2年連続10回目) 【女子】旭川実(4年連続27回目)
【青森県】2015-11-08 【男子】弘前工(2年連続38回目) 【女子】弘前学院聖愛(11年連続13回目)
【岩手県】2015-10-26 【男子】一関修紅(4年連続10回目) 【女子】盛岡誠桜(2年連続21回目)
【秋田県】2015-10-31 【男子】雄物川(21年連続21回目) 【女子】由利(2年ぶり26回目)
【山形県】2015-10-25 【男子】山形中央(3年ぶり15回目) 【女子】山形市商(2年ぶり9回目)
【宮城県】2015-10-24 【男子】仙台商(3年連続4回目) 【女子】古川学園(11年連続36回目)
【福島県】2015-11-21 【男子】郡山北工(2年ぶり8回目) 【女子】磐城第一(2年連続2回目)
【茨城県】2015-10-25 【男子】霞ヶ浦(2年連続11回目) 【女子】土浦日大(8年連続15回目)
【栃木県】2015-10-31 【男子】足利工大附(2年ぶり36回目) 【女子】國學院栃木(29年連続30回目)
【群馬県】2015-11-07 【男子】明和県央(初出場) 【女子】健大高崎(2年ぶり4回目)
【埼玉県】2015-11-18 【男子】埼玉栄(3年ぶり5回目) 【女子】細田学園(3年ぶり16回目)
【東京都】2015-11-21 【男子1】東亜学園(11年連続32回目) 【男子2】駿台学園(6年連続8回目) 【男子3】東洋(2年ぶり25回目) 【女子1】八王子実践(2年ぶり38回目) 【女子2】文京学院大女(2年連続8回目) 【女子3】下北沢成徳(8年連続16回目)
【千葉県】2015-11-08 【男子】習志野(9年連続32回目) 【女子】柏井(4年連続15回目)
【神奈川県】2015-11-15 【男子1】荏田(3年連続3回目) 【男子2】川崎橘(10年連続16回目) 【女子1】川崎橘(2年ぶり22回目) 【女子2】大和南(11年連続12回目)
【山梨県】2015-10-25 【男子】日本航空(4年連続14回目) 【女子】増穂商(2年ぶり28回目)
【長野県】2015-11-15 【男子】創造学園(3年連続5回目) 【女子】都市大塩尻(5年連続5回目)
【新潟県】2015-11-01 【男子】上越総合技術(2年ぶり16回目) 【女子】新発田商(4年ぶり5回目)
【富山県】2015-11-23 【男子】高岡第一(2年連続17回目) 【女子】富山第一(3年連続8回目)
【石川県】2015-10-24 【男子】石川県工(11年連続25回目) 【女子】金沢商(14年連続41回目)
【福井県】2015-11-21 【男子】福井工大福井(8年連続40回目) 【女子】福井工大福井(2年連続2回目)
【静岡県】2015-11-14 【男子】聖隷クリストファー(2年連続12回目) 【女子】富士見(3年連続8回目)
【愛知県】2015-11-21 【男子】星城(2年ぶり13回目) 【女子】岡崎学園(4年連続42回目)
【岐阜県】2015-11-23 【男子】県岐阜商(5年連続12回目) 【女子】済美(初出場)
【三重県】2015-11-14 【男子】松阪工(2年ぶり33回目) 【女子】三重(初出場)
【滋賀県】2015-11-14 【男子】近江(13年連続31回目) 【女子】八幡商(2年連続14回目)
【和歌山県】2015-11-21 【男子】開智(21年連続21回目) 【女子】和歌山信愛(2年連続31回目)
【奈良県】2015-11-22 【男子】添上(5年連続33回目) 【女子】天理(3年ぶり2回目)
【京都府】2015-11-23 【男子】洛南(2年連続20回目) 【女子】京都橘(17年連続19回目)
【大阪府】2015-11-07 【男子1】大塚(8年連続11回目) 【男子2】清風(2年ぶり23回目) 【女子1】金蘭会(5年連続5回目) 【女子2】四天王寺(5年ぶり42回目)
【兵庫県】2015-11-08 【男子】市立尼崎(17年連続28回目) 【女子】日ノ本(初出場)
【岡山県】2015-11-08 【男子】岡山東商(3年ぶり29回目) 【女子】就実(2年連続39回目)
【広島県】2015-11-21 【男子】崇徳(2年連続42回目) 【女子】進徳女(3年連続7回目)
【鳥取県】2015-11-08 【男子】鳥取商(3年ぶり29回目) 【女子】米子西(6年ぶり16回目)
【島根県】2015-11-15 【男子】安来(2年ぶり22回目) 【女子】大社(初出場)
【山口県】2015-11-08 【男子】高川学園(2年ぶり4回目) 【女子】誠英(26年連続36回目)
【香川県】2015-11-15 【男子】高松工芸(12年連続19回目) 【女子】高松商(7年連続9回目)
【徳島県】2015-11-07 【男子】城東(12年ぶり3回目) 【女子】城南(4年連続8回目)
【愛媛県】2015-11-23 【男子】松山工(2年連続24回目) 【女子】聖カタリナ女(3年ぶり37回目)
【高知県】2015-11-15 【男子】市立高知商(3年連続34回目) 【女子】高知中央(3年連続7回目)
【福岡県】2015-11-21 【男子】東福岡(5年連続7回目) 【女子】西日本短大附(9年ぶり3回目)
【佐賀県】2015-11-15 【男子】佐賀商(2年ぶり28回目) 【女子】清和(17年ぶり9回目)
【長崎県】2015-11-21 【男子】大村工(6年連続13回目) 【女子】九州文化学園(18年連続29回目)
【熊本県】2015-11-14 【男子】鎮西(7年連続28回目) 【女子】鎮西(初出場)
【大分県】2015-11-01 【男子】大分工(2年ぶり29回目) 【女子】東九州龍谷(16年連続31回目)
【宮崎県】2015-11-03 【男子】延岡工(35年ぶり3回目) 【女子】延岡学園(2年ぶり16回目)
【鹿児島県】2015-11-01 【男子】鹿児島商(9年連続28回目) 【女子】鹿屋中央(8年ぶり5回目)
【沖縄県】2015-09-21 【男子】西原(6年連続21回目) 【女子】西原(3年ぶり5回目)

2015年11月28日土曜日

27,Nov.2015    緊張感が増しています

私自身のことではないが、世界政治が緊張感を増しています。

私の仕事柄、スポーツ関連の記事には日本だけでなく世界のバレーボールの記事やスポーツに関する主な記事を新聞やインターネットで毎日読むことにしています。

ここ2週間前から、ロシアの陸上競技団体がWADA(the World Anti-Doping Agency:世界反ドーピング機構)から国絡みのドーピング疑惑を指摘されていることに関しての記事を集めて読んでいます。今週末には、ロシアスポーツ大臣が徹底的な調査と改善を行うことをWADAに約束しました。

その矢先の本日、ロシアの軍用機が領空侵犯(他国の領土上空を飛ぶ違反行為)ということでトルコ軍にロケット弾を撃ち込まれ墜落されました。ロシアは、これに対してトルコは謝罪せよ、と訴えましたが、トルコは正当な行為であるので、その必要なしと退けました。 

この背景には、シリアにおけるアサド政権、反政府組織、そしてISが関係しており、更にアサド政権にはロシアが、反政府組織にはUSAがサポートしているという複雑な構図があります。

そして、トルコはUSA寄りのNATOの一員です。ロシアはISを攻撃すると言いながら、シリア反政府組織をも空爆している疑いが持たれています。

願わくば、来週月曜日からフランスで始まるCOP21(Conference Of the Parties 21: 第21回 気候変動枠組条約締約国会議)に主だった世界の首脳が一堂に会します。世界の気候変動も大きな課題ですが、今直面している問題も速やかに解決しなければなりません。冷静に話し合いの場を持っていただきたいと思っています。

戦争を始めるのは小さなきっかけで始まりますが、戦争を終えるには大きなエネルギーが要ります。

2015年11月27日金曜日

25,Nov.2015    この国の教員養成とは

教育は、一国の政治において経済と同様に社会を推進させる大きな力を持つものと私は考えています。

質の高い教育が国民に保障されることで、国を牽引するリーダーが多様な分野で活躍し、その国の経済は成長していく、というのが簡単にいうと、教育と経済の関係であると考えています。

今朝の新聞にカンボジア教育省の教育大臣が来年度からの施策を発表した記事が載っていました。それによると、2020年までに国内の全ての教員(約10万人)は新たな教員資格要件として、大学卒業資格(bachelor's degree:学士)を持たねばならない、ということです。

この記事に、私は驚きました。ということは、今の教員は、学士の資格を持っていない、ということなのでしょうか。確かに、体育の教員に関しては、昨年私が訪れた体育(運動)教員養成の施設は、専門学校という名称でした。他の教科についても、恐らく専門学校での教員養成なのでしょう。

一部の数学の先生が、算数の問題を解けない、とか専門性に欠けているという話は、日本人の間でも聞いていました。また、昨年、ナショナルチームのスポーツドクターを探していた時に、どうもこの国の医薬系大学には、医師養成機関がないのではとの疑問も持ち上がりました。薬学部(科)はあっても医師養成機関は無いようです。そのような環境ですので、スポーツドクター制度もありません。

国際大会出場時にチームにドクターが同行するというのは稀なようです。今年シンガポールで開催された東南アジア大会のバレーボール種目において、ドクターを同行していた国はタイランドだけでした。

教育の力は、考える力、協力して問題を解決する力を養うというところが大きいと考えています。知識を得ることは本からでも、インターネットからでも獲得できます。しかし、知っていることと行動することは、違います。学校の教員は、生徒や学生に獲得した知識をもって社会の中で生きていく力、社会を創っていく力を後押ししてくれます。

大人も学ぶことに遅すぎるということはありません。大人にはメンターという人たちが必要です。メンターとは、主に仕事上(または人生)の指導者、助言者を意味します。メンターに任命されるのは、その組織に入って7年ぐらい経験した中堅人材です。企業においては、新入社員などの精神的なサポートをするために、専任者を設けています。メンターは、キャリア形成をはじめ生活上のさまざまな悩み相談を受けながら、育成にあたっています。

私も、この国では、監督としてナショナルチームの指導を行うことと並行して、メンターとして選手達をサポートしています。今後は、バレーボール連盟の役員に対してもメンターとしての活動が必要になるでしょう。組織には、テクニカル・ダイレクター(TD)やジャネラル・マネージャ(GM)が必要ですが、それ以前に、この国のバレーボール連盟にはメンターが必要です。

組織は、どこかからお借りして真似して作ることはできても、その組織が組織的に計画性を持って将来を見据えて活動できるかどうかは、その中の人間がどう動くかで決まります。教育を受けた、訓練を受けた専門性の高い人材が、この国ではもっと必要です。




2015年11月25日水曜日

24,Nov.2015    Water Festival in Cambodia started

日本では、月曜日まで3連休でしたが、こちらカンボジアでは火曜日から「水祭り」で3連休が始まりました。

カンボジアでは、お正月、お盆と、この「水祭り」が、三大お祭りです。今年は、規模が縮小されたようで、初日の花火も30分で終了しました。

ナショナルチームメンバーでコンポンチャム州という地方にあるクラブチームに所属しているチャントールからフェイスブックで連絡が来ました。水祭りで、今の時間、家族でプノンペンまで出てきているとのことでした。そして下の画像を送ってくれました。

(メコン川に浮かぶデコレーションされた船です。祝水祭り、とでも書かれているのでしょうか?)


2015年11月23日月曜日

23,Nov.2015   アパートメントのオーナーが粋な計らいを

最近は、机の前に座って、各種原稿を作成する時間が多くなりました。そこで、椅子を新調したくなりました。

私の住んでいるアパートメントは、家具付きです。従って、机、椅子も元々ありました。椅子は、肘付、横回転OK、5脚キャスター付、そして高さ調整OKの優れものです。しかし、このあたりで部屋環境を変えたくなりました。

フロントの女性に、椅子を買いたいのだが・・・と言うと、早速、通信で買える椅子の写真をプリントアウトして渡してくれました。少し贅沢して良いものを買おうと、カタログの写真の中で一番良いものを注文しました。その2日後に、つまり今朝ですが、オーナーと玄関先で出くわして、オーナーの口から「一番良い椅子を注文しました」との言葉を聞きました。そして、次の言葉に耳を疑いました。

「お金は要りません・・・は、は、は」。

インターネットで調べてみると、値段は安くとも8万~10万円(革張り)する代物です。
(リクライニングも付いていました)

そして、夕方前に、その椅子が届きました。請求書はありません。何か狐に包まれたような話です。一般的に、カンボジアの人達はのんびりしています。しかし、そうでもない反応の速い人たちもいるのですね。改めて、カンボジアの人を見直しました。

先日も、私がバレーボールの練習に、たまたま専用車でなく、一般のトゥクトゥクという乗り物に乗って練習コートに行ったときに、うっかりバレーボールシューズを車内に忘れてしまいました。それから1週間後に、驚いたことに、別のドライバーからそのシューズを手渡されました。どんな経路で、私のところに戻って来たのかわかりませんが、普通でしたら、mizunoの新製品(タイでは1.5倍の価格でした)ですから、どこかのスポーツ店に新古品として転売されていたはずです。

それにしても、なぜオーナーは、このようなことをしてくれたのか?私が、部屋代をいつも請求のあったその日に支払っているから?一時帰国から戻ってきたときに、必ずオーナーや受付の女性達にお土産を手渡しているから?朝の挨拶を笑顔でかけているから?部屋の中の不具合があると、直ぐに苦情を言いに行くから?理由が見つかりません。

誰かが、その理由を次のように言ってくれました。

それは、渡邉さんがカンボジアのナショナルチームの監督だからではないでしょうか?つまり、カンボジアのために頑張ってくれているという感謝の気持ちからなのではないでしょうか?

いずれにしろ、後日、請求書が来ないように祈っています。



22,Nov.2015   夕方から英語学習

先週一週間は、バレーボールの研修会でしたので、机に向かっての英語の学習は、ほとんどできませんでした。

各国の人達との英語での会話は、ほとんど問題なくできるのですが、日常会話レベルで満足したくありません。現在、ぶつかっている中級の壁を破れば、新しい世界が広がってくると信じて、本日は、夕方から、ほとんど机に向かっています。

学習のやり方で、新たに取り入れているのが、日本人の通訳の人が行っている「サイトラ」(サイト・トランスレーション: Sght-translation)です。英語を語順のまま理解する方法です。英語脳の育成に効果的な学習法ということを信じて始めました。2週間前からやっていますが、英語脳ができてきた感じがします。

教材には、NHK「ニュースで英会話」という番組を使っています。無料で海外でも見れて、英語と日本語訳のテキストも見れます。記事も最新の話題の記事です。NHKさんには、本当に感謝しています。

今の教材は「ロシアのドーピング・スキャンダル」です。政治・経済・社会の記事も、ほぼ毎日出てくるので、語彙を増やすにももってこいです。英文が暗記できるまでサイトラをやっています。



2015年11月22日日曜日

21,Nov.2015   春高バレー 東京都予選 結果

東京都の予選結果が出ました。

東京都は、常に緊迫したゲームが展開されます。男子の、東洋は昨年出場できませんでした。私も
関係者ですので、実情を理解しています。今年も出場は無理かなと思っていましたが、開催地代表で出場できることになりました。恐らく、現在関東大学1部、2部リーグで活躍している先輩たちが胸を貸してくれた成果と思います。

第一代表の東亜学園は、昨年、監督の小磯先生が昨年の丁度、春高バレー東京都予選会で代表になったその夜に急逝しました。54歳という若さでした。

女子では、八王子実践が頑張っていますね。前監督の菊間先生が去ってから、チーム力は落ちると思っていましたが、逆に上がっていますね。現監督の頑張りがあるからでしょう。

2015年11月21日(土) 墨田区総合体育館
【男子準決勝】
東亜学園 - 安田学園 2 - 0 (25-20, 25-9)
駿台学園 - 東洋 2 - 0 (25-19, 25-22)
【男子3位決定戦】
東洋 - 安田学園 2 - 0 (25-17, 25-22)
【男子決勝】
東亜学園 - 駿台学園 2 - 0 (25-21, 25-15)
※東亜学園は11年連続32回目 ※駿台学園は6年連続8回目 ※東洋は2年ぶり25回目
【女子準決勝】
八王子実践 - 共栄学園 2 - 1 (31-29, 18-25, 25-23)
文京学院大女 - 下北沢成徳 2 - 1 (25-23, 23-25, 25-22)
【女子3位決定戦】
下北沢成徳 - 共栄学園 2 - 0 (25-21, 25-23)
【女子決勝】
八王子実践 - 文京学院大女 2 - 0 (25-22, 25-21)
※八王子実践は2年ぶり38回目 ※文京学院大女は2年連続8回目 ※下北沢成徳は8年連続16回目

2015年11月20日金曜日

20,Nov.2015   FIVB Seminar in Bangkok day 5

5日間のセミナーを終了しました。


(きょう手伝ってくれたモデルチームは市内の高校男子チームです)
午前中には、受講者の実技プレゼンを一人10分程度で行いました。実は、これは、私から講師に、この講習会の開始前に提案していたことでした。今回で5回目の付き合いをして頂いている我々の関係があったので、講師のザオさんも受け入れてくれたのでしょう。

学んだことを、すぐに取り入れて、自分の練習法に取り入れることで、自分のコーチング力が「改善」(Improvement)されます。

受講者から私によく質問があります。そのほとんどは、日本の秘密の指導法を教えて欲しいとうことです。日本のバレー界が、何か特別な練習、直ぐに上達するような練習法をやっていると彼らは思っているのでしょうか。

私の回答は、以下の通りです。

「特別な練習をやっているわけではありません。テキストに載っているような正しい基本を教え、反復練習を繰り返して身に付ける。応用(advance level)としては、実際の試合に近い形での練習(game like exercise)を行う。大事なのは、集中して行うということ。そして、指導者は、時に質問の形で選手に『この練習は何のためにやっているのか、ポイントは何か』を問いながら、常に確認しながら練習を進めることです」。

それでも、言葉だけでは理解できないことも確かです。理解を補うには「video(動画)」が有効です。お互いに、必要な情報を交換しよう、ということで、閉講式を終えて、受講の仲間たちは、それぞれの国へ帰って行きました。

私は、明日の昼に帰ります。タイランドは、物価が安いので、毎晩、私はホテルの近くのマッサージ屋さんに行ってフット(足)マッサージをお願いします。全身マッサージでも、1時間600円です。私のような老体は、直ぐに筋肉が硬直するので、硬くなった筋肉をときほぐすには、マッサージが最適です。

マッサージ師は、一般的には30歳代の方達ですが、時には20歳前後の娘さんや、また時には40歳以上の逞しいベテランのお姉さまたちが出てきます。3日前から通い続けているお店では、いつも同じ20歳の娘さんが、せっせと私の足をマッサージしてくれます。

19,Nov.2015   FIVB Seminar in Bangkok day 4

午前中は、ルールに関しての講義でした。この国の審判長であるMr.ソンサックは、現在サウジアラビアでのアジア連盟会議に出席中なので、他の国際審判員の方が講師で見えました。
(モデルの女子高校生たちは、本日も協力してくれました。昨日は、動作が緩慢でしたが、本日は機敏になりプレーも上達したように見えました。どの国にもポテンシャルの高いプレーヤーはいます。その能力を開花させてあげるのが指導者の仕事です。それにしても講師のザオさんはキャップが好きです。きょうは、講義中から体育館の中でもキャップをかぶっていました)

講義の中心テーマは、改正ルール点、特にネット近くでの反則行為とリベロに関しての反則行為でした。FIVBはビデオで詳しく反則行為を解説しています。ホームページでも見れます。

チームの指導者は、もっとルールに関して詳細に理解しておく必要があります。カンボジアの審判員はルールブックを持っていません。ほとんどの審判員が英語を読めないからです。来年には、現地語(クメール語)に翻訳したルールブックを作成して審判研修会を開催しなければなりません。

日本においても、ルールブックを持っていない指導者の多いのが現実です。社会生活を健全に送るには、法律を知っておく必要があります。交通法規を知らなければ、事故を起こす確率は高くなります。商法を知らなければ損をします。

バレーボールをより良く楽しむためには、ルールを知っておく必要があります。指導者は熟知しておかなければなりません。まずは、日本であれば、公認審判員資格B級(C級)を取得し、4年に1回は、リフレッシュ研修会に出席するのが良いと思います。

2015年11月18日水曜日

18,Nov.2015   FIVB Seminar in Bangkok day 3

きょうの午後からは、モデルチームとして地元の高校女子チームが来てくれました。

成績は、バンコク市内で16歳以下の部で第2位とのことです。彼女たちが来てくれたので、この2日間、モデルを務めてくれた30歳代の受講者たちも、やれやれ解放されたとばかりホッとした表情でした。
(午前中は、チューブを用いたレジストレーション(抵抗)トレーニングを30歳代の若い受講者たちがモデルになって行いました。相当、きつかったと思います。ご苦労様でした)

この研修会での私の役割は、受講者たちが質問しやすい雰囲気を作ることです。私がさほど難しくない質問をすることで、他の受講者たちも、質問しやすくなります。

きょうの実技研修で気になったのは、指導者達のコート上におけるボールを使った指導です。どのようなレベルのチーム指導においても、指導者は、ボールを使って選手達を動かせることが必要です。今回の受講者には、ボールを使っての指導にややスキル不足を私は感じました。

ボールを実際打てなくとも(ヒッティング)、ボールを適切なところに手で投げることの技術は必要です。高度なスキルは、世界のプレーヤーのビデオを繰り返し見せることで理解してもらえます。目標としているところに、選手の能力を見極めて、適切なスピード、角度、距離、タイミングを見計らってボールを投げたり、放り上げることができれば、指導者によるボールを使った直接指導は合格です。

おっと、もう一つ、気になったのは、東南アジアではどこもそうですが、床の上にボールが転がっていても、そのボールを拾おうとしないことです。講師の中国人であるMr.ザオさんも注意しません。カンボジアのナショナルチームにも、そのことは選手がボールの上に載って転倒する原因になるので、直ぐ拾うように何度も説明したので、現在では床の上にボールが転がりっぱなしになっていることはありません。

17,Nov.2015   FIVB Seminar started in Bangkok day 2

国際バレーボール連盟主催の「技術セミナー」が昨日からバンコック市内の大学の施設内でスタートしました。

受講者の中に北欧のノルウエーから来ている40歳代後半の男性がいます。顔かたちが北欧の人間には見えなかったので、朝食の時に彼に聞いてみました。聞いたところによると、彼はメキシコ人で奥様がノルウエー人ということでした。2年前に仕事(NGO)の関係で南米各国を転勤し、最終地としてノルウエーを選んだということでした。ノルウエーにはメキシコ人が30数名いるとのことです。

それにしても、あの南米の熱いメキシコから北欧の冬にはマイナス0度以下になるノルウエーに定住するとは、奥さん思いの旦那さんです。彼の口から日本人の名前が出てきました。今年からVプレミアリーグの堺ブレザーズ男子チームの監督に就任した印東さんです。

彼は、女子バレーチームのダイエーや日立佐和、パイオニアで指導者として歩み、その後ノルウエーに2006年に渡りアカデミー(ジュニア育成システム)のなかでジュニア育成に、それからシニア女子、男子と関わって行きました。ノルウエーで成功を納め、2014年に帰国して堺の監督に就任となりました。

昨夜のスリランカで指導された池田先生もそうですが、日本人が世界各国で活躍している話を聞くのは誇りです。お蔭で、私までもが「日本人だから素晴らしい指導者に違いない」と他の受講者に思われています。アジアにおける講習会では、必ず松平監督率いる全日本男子のことが紹介されます。アジアの男子チームスポーツで、オリンピックという場で初めに金メダルを取ったのは日本であった、ということは身長の低いアジア人でもやれるのだという自信を与えています。

日本は、今でも、これからも、アジアのバレーボールをリードする国でありたいと私は思っています。日本の若い指導者達には優れた指導者が大勢います。世界で戦うには「英語力」が必要です。英語でのコミュニケーション能力を若いうちから身に着けて欲しいと願っています。日本人指導者の指導力は世界の中でも認められています。その指導力を外国で発揮させるには、まずは英語でのコミュニケーション能力です。そのあとに現地語にも挑戦していけば良いと思います。

2015年11月17日火曜日

16,Nov.2015   歓迎レセプション

ディヴェロップメント・センター(アジアには4ヵ所:イラン、インド、インドネシア、そしてタイランド)のから海外からの受講者に夕食のご招待がありました。

センター長であるMr.イッサラのお気に入りのお店ということです。

今回のセミナーの受講者は、フィリピンから2名(内1名が男子ナショナルチーム監督のオリビア)、オマーンから1名(昨年もこのセミナーを受講したハミッド)、スリランカからはなんと6名(うち女性が2名)、ノルウエーから1名(国籍はメキシコ人)、日本からは私、そして地元タイランドからは8名の計17名です。

スリランカは、以前の国名を「コロンボ」と言いました。言葉は、シンハラ語で、共通語は英語です。いつものことながら初めて話すアジアの国の人達の英語が聞き取りにくかったのですが、次第に慣れてくれば聞き取れるようになりました。

スリランカ一行のリーダー格の恰幅の良い40歳代の男性から、我々は数年前に3年間、半年間ずつであったが、日本人の池田さんに随分と指導して頂いた、と言われました。JICAの青年海外協力隊ですかですか?と聞いたら、違うと言います。よくよく聞いてみると、静岡県立浜松湖東男子バレーボール部の元監督の池田先生のことでした。個人的なボランティアでスリランカに来ていただいたということです。

池田先生とは、20年前に岐阜の県立岐南工業高校男子バレー部元監督の平田先生から紹介されて、それ以来親しくさせて頂いています。池田先生は、2年前に帰国されて、静岡の私学の大学で男子バレー監督に就任されています。

次から次と出てくるタイランド料理を頂きながら、これから5日間で、参加者とどのような人間関係ができるのか楽しみにしています。


池田さん:かれこれ20年前になるであろうか、私が岐阜県立岐南工業高校男子バレー部の平田監督のところに訪問している時であった。池田先生は定年退職後、スリランカに渡りクラブチームを3年に渡り指導されて、昨年2013年に日本に戻ってこられた。現在は静岡産業大学男子バレーボール部監督に就任されている。現代学生気質で苦労されているお話を伺った

ノルウェーの監督はダイエーやパイオニアでのコーチ経験のある印東氏であった。2011年現在はノルウェーのバレーボールアカデミー的チームでバレーボールを教えておられる。

2015年11月15日日曜日

15,Nov.2015    タイランドの首都バンコックに着きました

カンボジアの首都プノンペンからタイランドの首都バンコックへは、飛行機に乗って、1時間で着いてしまうほど距離は近いです。

2ケ月前にもFIVBコーチコース(レベル3)受講のために訪れました。今回のFIVBセミナー受講は、その時と違って試験がありませんので、気が楽です。

前回は、日本がプラチナウイークとかで、おまけに土曜日でしたので、日本からの観光客が大勢観光に見えていて、入国審査を受けるまで、なんと1時間かかりました。まさに「入獄」審査の状態でした。今回は、日曜日に着いたので15分ほど待ったくらいで、さっと「入国」審査を通過しました。

到着口を出ると、手に手に名前を書いた出迎えの人達が100人ほどはいました。タイランド・バレーボール協会から出迎えに来てくれた女性は、私も今回でタイランド訪問が3回目なので、私の顔を覚えていたようで、私の名前を読んでくれて、直ぐに拾ってもらえました。

宿舎のホテルに行く出迎えの車には、もう一人受講者で、スリランカからの若者が同乗しました。聞くところによると、スリランカからは大挙7名が受講するとのことでした。そのうち、2名がミセスです。他には韓国、フィリピンなどから4名ほど、地元のタイランドからは6名ほどが出席で、計16~18名ほどです。セミナー(研修会)としては適切な人数です。

講師は、この4年間で5回目に会う中国人のザオさんです。計算してみたら、過去4回で通算50日会っています。明日から5日間、どんな受講者が見えて、どんなセミナーになるのか楽しみです。  

2015年11月14日土曜日

14,Nov.2015   無差別テロがパリ市内で

昨夜、パリ市内の6カ所で連続無差別テロがあり、現在のところ少なくとも127名の死亡が確認されました。

特に、アメリカのロックバンドが出演していた劇場では、約10分の間、ほとんど無言のテロリストの自動小銃が逃げ惑う観客たちに向けられて乱射されました。その内の1人は「アラーアクバル(アラーは偉大なり)」と叫んだということです。
by CNN

襲撃された6か所の中には、オランド・フランス大統領が観戦していたサッカー場も含まれていました。私もCNNの動画で見ましたが、フランスとワールドカップ覇者のドイツの親善試合の最中に大きな爆発音があり、プレーヤーもプレーを止めました。一部の観客たちは、フィールドの中に逃げ込みました。オランド大統領は、「このことは第2次世界大戦以来の事件である」と言いました。全ての国境が閉じられ、市民に外出を控えるように指示出されました。

また、レストランも襲撃されました。その中にカンボジア・レストランも入っていました。

アメリカのオバマ大統領は直ぐに記者会見しました。英国のキャメロン首相も、直ぐに哀悼の意を表し、助けられることは何でも行う、とツイッターで言いました。

一般市民を襲う攻撃は、どのような宗教のバイブルでも認められていません。犯行に及んだ輩の背景は何なのか、これから明らかにされます。それにしても、劇場の外の路上にシーツをかぶされている遺体を見るにつけ、胸がつぶれる思いです。この人たちは、まさか自分が突然、無関係の暴漢に殺害されるとは思っていなかったでしょう。家族の人達の嘆きの声も聞こえてくるようです。

明日からトルコで始まるG20の会議では、このような事件に対しての対策が緊急動議で出てくるものと思います。

これは、もはや「戦争」です。

日本も他人ごとではありません。2020年の東京オリンピック・パラリンピックはテロリストにとって絶好のアピールの場です。一般市民や観光客の安全を第一に考えて、現在よりもさらに厳しいセキュリティ・システムを構築することに予算を使っていただきたいものです。

2015年11月13日金曜日

13,Nov.2015    I'm going to Bangkok

明後日の昼の便でお隣の国タイランドの首都であるBangkokに行きます。

往復の飛行運賃は、今は観光シーズンに入るので2ケ月前より$30高い$230です。時間は1時間です。それでも東京から大阪に行くよりは時間も早く、料金は安く行くことができます。1週間の滞在ですので、ヴィザ(査証)は必要ありません。

目的は、FIVB(国際バレーボール連盟)主催のセミナー(研修会)に出席するためです。テーマは「サーブ、レシーブ、リベロ」です。講師には、知り合いの中国のNanjin city(南京市)からみえるMr.Zhao(ザオ)です。受講者は、アジアからだけでなく、欧州やカナダからも来ます。受講者たちとバレーボール談義するのが楽しみです。

2015年11月12日木曜日

12,Nov.2015   Doping 疑惑へのロシアの対処

世界反ドーピング協会(WADA)から突きつけられた疑惑に対し、昨日、プーチン大統領が公の場で、初めてコメントしました。

プーチン大統領は、無実の選手の夢が犠牲にならないように訴え、組織として処罰されるべきではないとロシア五輪委員会(ROC)が主張していることを明かしました。
 
来年開催されるリオ・オリンピックに、最悪の事態として、ロシアの陸上競技選手団がIOCの最終判断で出場できないことになれば、それまで陸上だけで10数個の金メダルを獲得していたのが難しくなります。
 
プーチン大統領は、更に続けて次のように発言しました。「もし誰かがドーピングのルールを犯したとすれば、責任は個人にある。ドーピングに関わりのない選手は、罪を犯した者のために犠牲を払うべきではない」。
 
やはり、ロシア陸連と言う組織は関与していない、ということを主張しています。それにしても、最終的に個人が処罰されても、陸連にも指導不行き届きとして、陸連責任者は責任を取らざるを得ないでしょう。更に責任は、スポーツ大臣、更にはロシアオリンピック委員会にも及ぶかもしれませんね。
 
明日が、WADAに対するロシア側の回答の最終締切日です。疑惑がどこまで真実なのかが焦点ですが、WADAもIOCもスポーツ大国であるロシアへの処罰に苦慮していると思います。日本語で言うと、落としどころをどうするか、です。

2015年11月11日水曜日

11,Nov.2015   ロシアよ、お前もか?

今年ほど、スポーツ界に激震が走った年はないでしょう。

夏過ぎには、FIFA(国際サッカー連盟)のトップ役員達の贈収賄がありました。そして、昨日はスポーツ大国であるロシアの陸上競技連盟、国内ドーピング検査研究所、警察、つまり国ぐるみでのドーピング疑惑が発生しました。

始まりは、2014年の内部告発からでした。(ドイツのテレビ局に告発したステパノワ選手は、検査所の元職員だった夫とともにカナダに政治亡命を申請しています)今後の成り行きいかんでは、来年のリオ・オリンピックにロシアの陸上選手が出場できなくなる事態も想定されまする。

年々高度化するスポーツ界。そして、そこに勝利至上主義が、またそろりと入ってきました。勝つためには、ルールを犯しても良い、バレなければよい、赤信号皆で渡れば恐くない、など・・・昔の東ドイツのドーピングによる選手改造強化策を思い出しました。

私個人としては、ロシアが組織をあげてのドーピングを推奨しているとは思えません。一部の選手達が個人的に行ったものであるように願っています。そうでなければ、スポーツの崩壊的な危機です。



2015年11月10日火曜日

10,Nov.2015   進化論ではないが・・・

ダーウィンの進化論ではないのですが、

「強いものや賢いものが生き残るのではなく、変化に対応したものだけが生き残るのだ」というのが世の実相ではないでしょうか。

09,Nov.2015    政治とスポーツのお話

スポーツ関係者も政治には関心を持っていないといけません。

スポーツと言う文化は、時の政治・経済の影響下にあります。従って、常識の範囲で自分の住んでいる大陸、国、地域に関心を持っていなければなりません。

現在、私が関心を持っている国は、日本は勿論ですが、大陸としては、中国、韓国、ブロックとしては東南アジア諸国、その中でも特に現在私が住んでいるカンボジア(2年後に総選挙)、毎朝のスカイプで英会話を教えて頂いている先生の国のフィリピン(来年が総選挙)、隣国のラオス、タイランド、ベトナムそして本日総選挙結果が出始めたミャンマー(旧ビルマ)です。

今朝、スカイプで英会話の先生とビルマの総選挙について話していると「バルマ」という言葉が聞こえてきました。「それって、どんな意味ですか?」と尋ねると、「日本人が言っているビルマのことですよ」という返事が返ってきました。

ビルマの英語はBurmaです。確かに発音は「バルマ」です。そう言えば、ギリシャの首都のアテネも日本語のカタカナ表記ではギリシャ人には通じません。アテネは、英語ではAthensと表記されています。その発音は「アスィンズ」です。フィリピンもFillippinesですから「フィリピンズ」と複数形のsを発音します。複数の理由は、フィリピンと言う国は約7,000の島々からなる国だからです。

おっと、そんな薀蓄(うんちく)よりも、ミャンマーのことでした。

総選挙結果は、まだ公式発表は出ていませんが、アウン・サン・スー・チーさんが党首の野党が政権を握れる議席の半数以上を占める勢いだそうです。最終結果は、2,3か月後に出るということです。時間が掛かる理由としては、開票に公正を期するために1票1票正確にカウントしてるからと言うことでした。

ミャンマーのバレーについてお話ししましょう。2年前にミャンマーで東南アジア大会が開催されました。それを契機にして、ここのところのミャンマーのスポーツ界は躍進しています。バレーボールも特に男子が飛躍的に強化されました。今年の23歳以下のアジア選手権大会では日本の大学選抜チームがミャンマー(5位)に敗北して6位でした。シニアチームのレベルは、アジアでは10番前後で、東南アジアではタイランドに次いで2番から3番手です。

日本人コーチも関わって来ました。北海道の桧山さん、最近では松永さん(平成国際大学)が国際交流基金から派遣され強化してきました。女子ナショナルチームは、198cmの選手もおり、ミャンマーが民主化されることで、ミャンマーバレー界が今後どのように発展していくのか楽しみです。

2015年11月6日金曜日

05,Nov.2015    Departures

1週間前に日本大使館から映画鑑賞の招待状が届きました。

国際交流基金アジアセンター(The Japanese Foundation Asia Center)が助成する事業の1つで日本映画祭をカンボジアで6日間開催するというもので、そのオープニングに今夜、招待されました。

会場は、チャカトムック・シアター。内戦前の1960年代にカンボジア人によって設計された建物です。昔は会議場として使われ、今では劇場に改造されて歴史を感じさせる大きな円形の建物です。

初日の今夜の日本映画は、「Departures」。直訳すると「旅立つ人たち」。元の題は「おくりびと」(2008年)です。主演は、本木雅弘。助演で山崎勉、広末涼子、余貴美子、吉行和子、笹野高史。
スタッフは、監督が滝田洋二郎、演出が小山薫堂、そして音楽が久石譲。
 
この映画の製作は、主演の本木さんが1996年にある書籍を読んで感銘を受け、苦労しながら映画化したものです。この映画は2009年アカデミー賞外国映画賞をはじめ日本の内外で評価され15の賞を受賞しました。

招待された人たちは、およそ300名ほど。カンボジア文化省次官、在カンボジア日本大使、日本国際交流基金理事長が列席していました。

実は、この映画のロケ地は私の出身地の山形県酒田市、お隣の鶴岡市を中心にした庄内地方です。納棺の事務所である建物も幼稚園児の頃、よくその近くの日和山公園で遊びました。そういう意味では、観客の中で私が一番身近な人間であったでしょう。

映画の中で、死生観、親子、夫婦の在り方が等身大で迫ってきました。私は、自分自身の幼少時代と似たような境遇の主人公に重ねて映画を観ていました。大きなスクリーンで映画を観て、自分自身を振り返るのも、たまには良いものです。

2015年11月5日木曜日

04,Nov,2015   ロシア機墜落

エジプトのシナイ半島沖で起きたロシア機墜落は、乗員乗客224人全員が死亡という痛ましいことになりました。

一瞬にして、命と未来を奪われた224人の方々に哀悼の意を表します。

原因調査が行われています。パイロットの操縦ミスなのか、事故なのか、外部からの攻撃なのか?昨日は、ISが、自分たちがやったのだと声明を出しました。それが、ロケットなのか、機体に積まれた爆弾なのか。県警社が原因を、ブラックボックスや機体の損傷具合などを調査・解明中です。

原因は、他にも考えられますが、それは憶測ですので言えません。もし、そうだとすれば、そのようなことは人道的に観て、あってはならないことだからです。

最近、読んでいる本に池上彰さんの著作があります。このかたの本が読みやすいのは、平易な言葉で語りかける口調と、歴史をひも解いて元々の原因を示しているからです。

8月に日本に一時帰国した際に、書店で購入した「知らないと恥をかく世界の大問題6」「世界から戦争がなくならない本当の理由」は、一読をお勧めします。私がいまいるカンボジアで起きた内戦の元々の理由も客観的に述べられています。

そして、自宅の本棚で偶然目に入った、40年以上も前に読んだ「歴史とは何か」(E.H.カー著、清水幾太郎訳)をもう一度読もうと、カンボジアに持参しました。

グローバルな時代に生きている我々の世界では、1つの事象が、日本にも少なからず影響してきます。1973年、エジプトとシリアがイスラエルに対して先制攻撃をしたことで起きた第四次中東紛争が始まり、世界的に「オイルショック」が起こりました。日本では「狂乱物価」が起こり、トイレットペーパーや洗剤が不足するというデマが流れました。決して、よそ事ではありません。

今週末にはミャンマー(昔のビルマ)で総選挙が行われます。この結果によって、ミャンマーの政治・経済がより大きく動き出します。日系企業も注目しています。




 

2015年11月3日火曜日

03,Nov.2015   春高バレー予選会の報告が来ました

高校生バレーボールプレーヤー(注:英語ではvoleyballerという言い方はしません。voleyball playerです) にとって、最高峰の大会である「春高バレー」。その予選会が各都道府県にて始まっています。

高校バレー、正式には「第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会」です。本大会の開催期日は、2016年01月05日(火)~07日(木)、09日(土)・10日(日)です。私の2回目の一時帰国も、この春高バレーの期間中に合わせて計画しています。昨年は6日に帰国しました。

本日、ある高校の監督から、晴れて代表になった旨の連絡がLINEを通じてありました。彼にとって初めての全国大会出場です。7年ほど前から、彼から依頼されて年に2回(1回:4日間)ほど特別指導を行ってきました。

私は、かれこれ25年前から高校チームの指導のアドヴァイザーをやってきました。そして、10チームが全国大会に初出場や10数年ぶりの出場を果たしました。

全国大会出場を成し遂げた一番の要因は、そのチームの監督さんの指導力です。では、なぜ、私がアドバイスするチームが都道府県大会で勝利したのか。それは、全国に必ず行く、という強い意志を持っている指導者であるかどうかを見極めてから、私がアドヴァイザーとして就いたからです。ですから、私の仕事は指導者の背中を少し押してあげたり、袖を引っ張って自重して頂くことなどでした。

アドヴァイスした監督で全国に行けなかった指導者が、昨年までの段階で1名いました。そして、その今まで全国に行けなかった監督が、ようやく全国を仕留めました。よくぞ、やりました。

今度は、私の番です。カンボジア男子ナショナルチームが2年後には、1970年以来のアジア大会、更に2年後には世界選手権大会出場の権利を獲得する番です。誰もが、「そんなことできっこないよ」と言えば言うほど、私は「では、やってやろうじゃないか」と元気が出てきます。勝って当たり前のことをしても、誰も驚いてはくれません。 驚きのあるAmazing Volleyball をやります。

下に挙げましたのは、先週までに決定した代表校です。インターハイもそうですが、高校生のレベルで、これだけの大きな大会を運営する日本のバレーボール界(全国高体連バレーボール専門部)の組織力って素晴らしいですね。世界に誇れる大会のレベル、そして大会運営です。

最後に一言。

今までのところ、初出場校はゼロです。チームスポーツは、指導者の力量がモノを言います。伝統校や常連校を破って全国に出るのは至難の業です。全国初出場には、選手を中心に、学校の理解、父母の協力など大変なエネルギーが、強運が、そして指導者の家族からの支援が必要です。

おっと、私のようなアドヴァイザーも居れば、更に良いでしょうね。

<男女代表校>

【新潟県】2015-11-01 【男子】上越総合技術(2年ぶり6回目) 【女子】新発田商(4年ぶり5回目)
【大分県】2015-11-01 【男子】大分工(2年ぶり29回目) 【女子】東九州龍谷(16年連続31回目)
【鹿児島県】2015-11-01 【男子】鹿児島商(9年連続28回目) 【女子】鹿屋中央(8年ぶり5回目)
【秋田県】2015-10-31 【男子】雄物川(21年連続21回目) 【女子】由利(2年ぶり26回目)
【栃木県】2015-10-31 【男子】足利工大附(2年ぶり36回目) 【女子】國學院栃木(29年連続30回目)
【岩手県】2015-10-26 【男子】一関修紅(4年連続10回目) 【女子】盛岡誠桜(2年連続21回目)
【山形県】2015-10-25 【男子】山形中央(3年ぶり15回目) 【女子】山形商(2年ぶり9回目)
【茨城県】2015-10-25 【男子】霞ヶ浦(2年連続11回目) 【女子】土浦日大(8年連続15回目)
【山梨県】2015-10-25 【男子】日本航空(14年連続14回目) 【女子】増穂商(2年ぶり28回目)
【宮城県】2015-10-24 【男子】仙台商(3年連続4回目) 【女子】古川学園(11年連続36回目)
【石川県】2015-10-24 【男子】石川県工(11年連続25回目) 【女子】金沢商(14年連続41回目)
【沖縄県】2015-09-21 【男子】西原(6年連続21回目) 【女子】西原(3年ぶり5回目)

2015年11月2日月曜日

02,Nov.2015   夜の雨は乾季に入る証

昨夜から、9時ごろになると雨が30分ほど降るようになりました。今夜もブログを書いている今の9時過ぎに細い雨が路上を濡らし始めました。

地元の人に言わせると、この現象は、いよいよ本格的な乾季が始まるという証なのだそうです。今年は、恒例の「水祭り」に行う、「水掛け」は、政府の通達で禁止となりました。お祭りの船競争はあるようですが、市内で水を掛け合う行いは、自粛するようにフセイン首相から国民にお願いされました。

理由は、今年は干ばつで、水を大量に使う「水掛け」はプノンペン市内の水道の断水を引き起こす懸念があるからと言うことです。

ここカンボジアでも、最近は天候の不順が多く、干ばつであったり大雨があったり、極端です。世界的な環境問題が、この地にも影響を及ぼしているのでしょうか。


01,Nov.2015   きょうから11月

11月のスタートです。早いものです。2ヶ月後には正月を迎えます。

この国も乾季に入って、朝晩はめっきり涼しくなってきました。今朝は、23度です。と言っても、日中は30度まで気温は上がります。

それでも、先月よりは涼しくなったせいか、あの天敵の蚊が、ほとんど私の部屋にいなくなりました。気温が下がっただけでなく、私が髭剃りの後に使っているフェイス・ローション(シー・ブリーズ)を先月から顔だけでなく、肌が露出している部分にまで擦り込んでいるせいもあるかも知れません。もしくは、私の加齢臭?が良いブロック効果を出しているのかもしれません。

いずれにしろ、カンボジアの蚊に刺されたら、しばらく痒みがあるので、今はその痒みの無いのが幸せです。

先月は、カンボジアの国民の祝日が、サンドイッチ効果(休日と休日の間もお休み)もあり、土日を含めると、何と17日もありました。スポーツ関係者も休んでいました。こちらに長く住んでいる外国人たちは、慣れたもので、この月に一時帰国をしたり、旅行に出かけています。

さて、11月の月は、活動再開の月です。

2015年10月31日土曜日

30,Oct.2015   TOEIC or TOEFL or IELTS?

昨年カンボジアに来て5ヶ月目に、プノンペン市内で英語学校を探して入学しました。そして、今月で1年が経ちました。
IELTS Practice Tests


英語学校に入ろうと思ったのは、文法も含めて、正しい英語の発音を学ぼうと思ったからです。こちらのカンボジア人と英語で話していると現地語(クメール語)訛の英語に影響されて、私の英語の発音もクメール訛になってしまうのではないかと心配したからです。

1年前の私の英語は、いかにも日本人の英語とわかるリズムもアクセントもない平坦な発音の英語でした。そこに子音が明確でないクメール語訛が混じると、インターナショナル英語と言えば聞こえは良くとも、相当聞き取りにくい英語の発音になるのではないかと危惧したわけです。

入学して、まずクラス分けのために実力テストを受けました。結果は12段階で7レベルでした。中級レベルということでした。現在は10レベルまで進級しました。

1年間、学校に通って、思ったことがあります。

まず、発音ですが、学校で使用しているテキストは、アメリカン英語ではなく、UK(英国)英語です。また、オーストラリア政府後援の学校ですのでオージー・イングリッシュです。Onedayを「ワンダイ」 と発音します。

そういえば、6月の東南アジア大会で、シンガポールに行ったときに、シンガポール人の使う英語が最初、ほとんど聞き取れませんでした。地元の人に聞きましたら、彼らの英語は、「シンガポール」と「イングリッシュ」を掛け合わせて「シングリッシュ」と言うことです。人口の多くは中国系ですので、中国訛なんだそうです。

その後、色々な国の人達と英語で話してみて、各国の言語が影響した色々な英語があるのだということを理解しました。私の英語は、アメリカで放送されているCNN、ABCやVOAを聞いたり、発音を真似しているせいか、結構聞きとり易いと言われています。

英語学校のクラスは、レベル10に進級しました。しかし、内容がガラリと変わり、資格試験受験準備のような授業内容になりました。資格の名称はIELTSと言います。

日本では、あまり馴染みのない資格名です。日本では、TOEIC(トーイック)が良く知られています。以前から、商社など英語能力が求められる企業への入社試験条件や企業内での昇進条件に採用されています。主に、学生とビジネスマン向けの資格です

日本で、これから求められる資格にTOEFL(トッフル)があります。これは、主に北米(アメリカ、カナダ)の大学への外国人入学希望者が求められている資格です。文科省は、将来、日本の大学受験者にも、この資格を求める方向性であると発表しています。

そしてIELTS(アイエルツ)ですが、 the International English Language Testing Systemの略で主に英国の大学やオーストラリア、ニュージーランドの大学に入学するための語学力資格です。また、それらの国々で働く外国人の語学条件にもなっています。IELTSは、最近、米国やカナダの大学入学資格の1つにもなっています。
 
IELTSは読み・書き・話す・聞くという総合的な英語能力が試験で試されます。模擬試験を受けましたが、なかなか手ごわいです。特に書く(writing)のが、難関です。図表を示されて、それを説明するものやProblem & solution という「社会問題を解決するための考えを述べる」という小論文のようなものは、定型に則り論じないと点数が取れません。
 
それでも、試験対策をおこなうことで、改めて自分の弱点を確認できるので、私としては、有難く受け取っています。特に、私に不足しているのはボキャブラリー(語彙)です。スポーツ関係の語彙には苦労していませんが、分野が違う「政治」「経済」「環境問題」「経営」などの分野になると、初めてお目にかかるような単語、熟語、表現ばかりです。
 
ボキャブラリーを多く理解し、実際の場で使えるようになることで、私の「ボケぶらり」予防になるのではと期待しています。 
 
英語の資格について、詳細を知りたい方は、こちらからどうぞ。 http://www.examenglish.com/

2015年10月29日木曜日

28,Oct.2015   体操世界選手権大会にて日本男子が団体で優勝

体操の世界選手権は28日、英国のグラスゴーで男子団体総合決勝が行われ、日本が優勝しました。世界選手権では37年ぶり6度目、世界大会では2004年アテネ以来11年ぶりの王座奪回です。

実は、日本チームのエースである内村航平君とは、ちょっとした知り合いです。

私の二女が東京の東洋高校に進学した関係で、私は二女が2年生の時から2年間、PTA会長を学校の理事長から依頼され就任しました。その時に二女と同学年だったのが内村君だったのです。

体育祭の時、小柄な彼がグラウンドでバック転を繰り返していたのを思い出します。日本体育大学に進学して2008年の北京オリンピックに出場し、個人総合で金メダルを獲得した時は驚きました。

今では、日本体操界のエースとしてだけでなく、彼の活躍で、もともと地味な体操界が世界の人々に認知されるようになってきました。嬉しい限りです。

2015年10月27日火曜日

27,Oct.2015   第2幕の開演が近くなってきた

今年の東南アジア大会で、カンボジア男子ナショナルチームが初めて最下位を脱出して5位に進出したことを第1幕とすれば、第2幕は?

第2幕は、2年後の次の東南アジア大会で優勝することです。

決勝は、恐らくタイ(アジアランク7位~9位)でしょう。優勝するためには、現状維持ではダメです。そのために、これからの2年間の課題を7月末に設定しました。日本語ですので、それを英語と現地語のクメール語(カンボジア語)に翻訳しました。勿論、語学の専門家に手伝って頂きました。

先の東南アジア大会の報告書も含めていますので、ページ数は60ページありました。翻訳作業も大変だったと思います。そして、約2ヶ月かかって、本日完成しました。論文の体裁からすれば70%の完成度ですが、報告書レベルですので、細かい論文作成のルールは省かせていただきました。

恐らく、国際大会の詳細な報告、そしてそれに基づいての今後の対策が文字化されたのは連盟発足以来初めてであると思います。これで、カンボジア人は誰でも、その報告書と今後の対策を読むことができるし、外国人も英文を読んで理解できます。

過去を知ることなくして、今と将来を見据えることはできません。私のこの国での今の作業は、皆が未来に進むための過去を作っているのかも知れません。


26,Oct.2015    カンボジアの盆踊り大会

昨夜は、盆踊り大会でした。会場はカンボジアの首都プノンペン市の新興地域で高級住宅街に隣接した展示場です。その展示場の壁を3部屋分取り除いた広いスペースです。乾季のこれからは、富裕層の結婚式場になります。

「盆踊り」は、名前の通り、本来は、お盆の季節に行われます。先祖を迎い入れ供養する盂蘭盆会(お盆)と結びつき、「盆踊り」となったと言われています。

鎌倉時代になると、仏教行事の意味合いよりも、民族芸能として重点が置かれ、娯楽的な要素を色濃くしていきます。そして江戸時代に入ると、盆踊りは地域の人々の交流の場や男女の出会いの場になってきました。

ここカンボジアのプノンペン市でも、在住のカンボジア日本人会が盆踊り大会を主催して、今年で11回目を迎えました。主旨は、日本人そしてカンボジア人との交流です。日本大使館から公使や、プノンペン市副市長も来賓として招かれました。

私は、日本人会の新米役員として入場者の受付業務を担当しました。着用しているのは役員用の法被ですが、その下には船橋市の幼稚園ママさんバレーチームから頂いた作務衣を着用して業務に当たりました。下駄は、夏休みに一時帰国した折に長女からプレゼントされたものです。

プログラムには、リードダンサーと書かれている項目がありました。始めは何のことやら、盆踊りの指導をしてくれる人かなと思っていました。正解は、カンボジア日本交流センターというのが市内にあるのですが、そこのカンボジア学生さんたちが30数名ほど浴衣を着て櫓の上で踊る人たちのことでした。

着こなしもなかなかで、最近の日本で見かける若い日本人よりは帯の結び方などもビシッと決まっていました。但し、足元は、下駄ではなくサンダルです。それもカンボジア的で良いものです。

子供神輿も新調しました。役員法被も不足分を作りました。今年の入場者は、カンボジア人も含めて昨年同様か、少し多い位の約3800名でした。


これだけ多くの日本人が一堂に会するのは、めったにありません。まさに盆踊りは交流促進の手段としては最適です。








2015年10月25日日曜日

24,Oct.2015   ジアーニから返事が届きました。

1990年代の男子バレーボール界のスーパースターで、先週の欧州選手権大会で驚きの準優勝をスロベニアの監督として飾ったジアーニから返事がきました。

内容は、感謝の言葉でした。さっそく私からは、来年1月にドイツで開催される欧州大陸オリンピック予選でオリンピック出場権獲得への応援メールを送りました。

欧州代表権を勝ち取れない場合(2位と3位)は5月のアジア大陸予選兼最終予選会で日本に行くことになります。

その時は、応援に行かねば。来年は、日本に帰国する回数が1月から5月までだけで3回となりそうです。飛行機代を今から貯蓄しないといけません。いや・・・ビールを飲む回数を控えれば、飛行機代くらい、直ぐ貯まるかも知れません。難しい選択ですね。いやいや・・・もしくは、両方を実現させる方策も考えましょう。

待ってろ、ジアーニ・・・じゃーに~。


2015年10月24日土曜日

23,Oct.2015    監督の育て方

日本のプロ野球界では、今月、色々なことが起きているようです。

まず、選手が賭博に関係していたことが発覚しました。その後に、その球団の監督が、若い指導者が必要と賭博とは関係なく、引退を宣言しました。そして、直後に現在現役の選手が新監督を受諾しました。

日本のプロ野球界で、過去に人気選手が、その名声を借りて即監督に就任して失敗した例は沢山あります。常識的に考えても、例えば企業で営業課長で抜群の成績を誇っている社員が、突然社長をやりなさいと言われても、そう簡単にやれるものではありません。

町工場でさえ、普段から現場の作業も、営業も、経理もやっていても、突然社長をやれと言われても、その人は尻込みします。日頃から、その心づもりをして準備をしていなければトップを務めることは容易ではないと思います。
 
バレーボール界でも、名選手から名監督になった人たちはいます。中国女子チームのランピン(郎平)、USA女子チームのカーチキライなどです。彼等は、しかし、突然名監督になった訳ではなく、数年間アシスタント・コーチとして学習を積んでいます。

日本のバレーボール界がナショナルチームの監督の起用で失敗した事例は沢山あります。元全日本選手だから、という理由だけでいきなりナショナルチームの監督に起用され、結果を残せず、数名が監督失格の烙印を押されてしまいました。その監督だけでなく指名した人にも責任はあったのですが、有耶無耶のうちに時が過ぎ去りました。

最近でも、全日本男子の監督に初めて外国人を選出しましたが、監督としての経験も乏しいその外国人は1年も経たないうちに解雇されました。結果として、全日本男子の強化が1年間、無為に過ぎてしまいました。

野球であれば、数年間、評論家をしながら各チームを回って色々な監督のマネジメントを観察するとよいでしょう。大学(院)に入ってコーチングやスポーツ・マネジメントや生理学を改めて学ぶのも良いと思います。私であれば、アメリカの大リーグのどこかの球団に1年間、留学します。

その後に、まずコーチとして入団し、親会社の構造やチームの特徴、選手の性格を捉え、コーチング・スタッフの構想を練り、監督になる準備を進めます。

名選手は、イコール、名指導者であるのではなく、名指導者になれる素質を持っているだけです。何といっても、現役時代の名声、実績がありますので、選手への影響力は大きいと思います。しかし、監督とアシスタント・コーチとでは仕事の役割がまったく違います。

日本のプロ野球界が、未だに選手の現役時代の名声に頼った監督の起用をやっていることに、少し驚いたと同時に失望しました。監督は、監督として育てることが必要です。







2015年10月22日木曜日

22,Oct.2015   フランスの快進撃は、オリンピック出場権獲得まで続くのか・・・

本日、FIVBのHPで取り上げられているのは、先週、欧州選手権大会で初優勝したフランスチーム。そして、個人ではフランスのスパイカーであるアーヴィン・ヌガペト(24歳,194cm)。この大会で、彼はアウトサイド・スパイク賞を受賞しました。
By FIVB

彼の意表を突いたプレーは、9月30日の私のFacebook(↓)でもvideoで紹介しましたが、またまた彼は意表を突いたパフオーマンスを披露してくれました。

https://www.facebook.com/takashi.watanabe.98499123

要は、バランス・スマッシュをやっただけですが、今の日本でもあまりお目にかかれないプレーです。日本の9人制の世界では、結構当たり前のプレーなんですけど、伝統のある欧州選手権大会の決勝で、それもマッチポイントをこのバランス・スマッシュで取ったことに、欧州の観客はあっけにとられたようです。その時の同画は、下のユーチューブでご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=7y4XBbjRkuU&feature=player_embedded#t=5

彼の好きな音楽はヒップホップ。バレーの次に好きなスポーツはバスケットボールとサッカーと聞けば、あのリズム感も納得できます(全日本の選手も、時には異種スポーツと合流して合同練習するといいですね。得るものは多いです。オーバーハンドパスだけやりながらバスケット3on3のゲームをやるのも面白いと思います)。

私は、25年間、日本国内で多くのチームに主にアドヴァイザーとして指導してきました。そして、ほとんどのチームが全国大会に初出場を成し遂げました。秘訣は、9人制バレーボールのスキル(技術)、戦術を6人制に導入したことです。9人制は、石川島播磨重工業(IHI)女子9人制バレーボールチームの監督であった石野さんから教えを受けました。

ヌガペト選手は、恐らく今年最も観客を楽しませた選手でしょう。彼のプレーは予測できないから面白いのです。

来年1月にドイツで開催されるリオ・オリンピック欧州たいりく予選会の詳細がわかりました。
 
Germany (host)
Russia (1)
Bulgaria (3)
Poland (4)
Serbia (6)
France (7)
Finland (8)
Belgium (9)
 
出場チームは、既にオリンックピ・チケットをワールドカップで獲得したイタリア(欧州ランク2位)を除いた8チームです。8チームの国は、開催地のドイツと欧州バレー連盟のランキング上位7チームです。国名の後のカッコ内の数字は欧州バレー連盟のランキングです。

注目は、2012年ロンドンオリンピックのロシア、2014年世界選手権王者ポーランド、先週の欧州選手権大会で準優勝と旋風を巻き起こし初のオリンピックを狙うセルビアか、欧州選手権大会で初優勝を遂げたフランスか、れともそ開催地の地の利を生かすドイツか? どいつが、オリンピックのチケットを手中にするんだ?とオヤジギャグが飛び出すくらい興奮してきますね。

なお、2位と3位は来年の5月14日から日本で開催される最終予選に回ります。最終予選も、シビアな闘いになりますね。日本男子は、アジア予選(兼世界最終予選会)にて、アジア1位で、すんなりとチケットを取って欲しいです。

2015年10月21日水曜日

21,Oct.2015   月に1回は散髪、そして初めての・・・

散髪は、理容院というのは市内にほとんどありませんので、近くの美容院に行きます。プノンペンでは中級レベルのお店です。

(出来栄えはいかがでしょうか?)
洗髪は、アパートに帰って、シャワーを浴びますので、カットだけです。電気バリカンと、ハサミで15分で完了です。値段は、720円です。きょうは、ついでに爪を切ってもらいました。初めての経験です。

専用の爪切りで、若い女性が器用にパチパチと爪を切りそろえます。それから、ぬるま湯に指を入れた後に、また専用の爪切りで爪廻りの硬くなった肉を削ぎ落します。それから、やすりで爪の先端を丸く削ってくれます。さらに、指から肘までの前腕の筋肉をマッサージしてくれます。

爪切り代は480円でした。

どうも、癖になりそうな爪切り初体験でした。お店の人から、ネイルアートもいかがですか?と言われましたが、それこそ、癖になると困る?ので ”No,thanks” と柔らかくお断りしました。


2015年10月20日火曜日

20,Oct.2015   プノンペンの気温は・・・

10月に入って、こちらは1年の二季(雨季、乾季)のうちの乾季に入ろうとしています。雨は毎日、夕方に降りますが、5分から15分くらいで直ぐに上がります。

気温は、今の時期から3月頃までが日本の晩夏から初秋のようで大変過ごしやすいです。普段の私の服装は、アパートメントの中では、半パンにTシャツの軽装です。

今朝は、気温が24度で、涼しい位でした。日中の最高気温でも32~33度です。この1年間を振り返っても、最低気温が20度以下を記録したことはないです。窓を開けて風の通りを良くすると、気持のよい風が流れて、汗もかかず、クーラーは不要です。

2015年10月19日月曜日

19,Oct.2015   European Men's Volleyball Championship - 決勝戦

優勝は、フランスでした。それも初優勝です。今年のワールドリーグで金メダルを獲得したのに続いての快挙です。
By FIVB

1-2位 フランス - スロベニア 3 - 0 (25-19, 29-27, 29-27) 

フランスは、これでメダル獲得数が7個目となりました。1948年から欧州選手権大会に出場して、4個の銀メダル、2個の銅メダル、そして今回、金メダルを獲得しました。技術統計を見るとフランスのサービスポイントが6-1と圧倒しています。フランスのサーブはチーム戦術と個人戦術をミックスしたものです。同じフォームからの質の違うサーブの選択を行っています。日本チームにも参考になります。

3位決定戦は、実力のあるイタリアがブルガリアを一蹴しました。

3-4位 ブルガリア - イタリア 1 - 3 (20-25, 14-25, 25-23, 20-25)
By CEV

閉会式では、サプライズでブルガリアで最も人気のあるフォークシンガーのValya Balkanskaさんと バグパイププレーヤーのPetar Yanevさんによるライブがありました。歌は地球から宇宙へのメッセージという内容でした。歌声に透明感があり、ゆったりと響き渡る声を聴いていると、魂が古代の欧州に遡り、そして、そこから宇宙に飛翔し、空間に漂う感じがしました。

彼女の歌声はこちらから↓

https://www.youtube.com/watch?v=ETP6pGP6BO0&list=RDETP6pGP6BO0#t=11


<順位/最終>

1位 フランス
2位 スロベニア
3位 イタリア
4位 ブルガリア
5位 ポーランド
6位 ロシア
7位 セルビア
8位 ドイツ
9位 ベルギー
10位 オランダ
11位 エストニア
12位 フィンランド
13位 チェコ
14位 スロバキア
15位 クロアチア
16位 ベラルーシ

*他にも予選で敗退した国は39ヶ国。欧州選手権大会本戦に出場できるのは、欧州バレーボール連盟加盟55ヵ国から予選を勝ち上がった16ヶ国だけです。



2015年10月18日日曜日

18,Oct.2015   European Men's Volleyball Championship - 準決勝戦

欧州男子バレーボール選手権大会準決勝戦の結果が出ました。スロヴェニアとフランスが決勝に進みます。

第1試合のスロヴェニア - イタリアは、3 - 1 (25-13, 23-25, 25-20, 25-20)でスロヴェニアが初めての決勝に進出しました。第2試合のブルガリア - フランスは、2 - 3 (25-18, 25-22, 24-26, 21-25, 12-15) でフランスが勝利しました。
By FIVB
(ポーランドとの試合を見ました。スロヴェニアの選手は、パワーだけでなく一人一人が技も持っています)

特筆されるのは、スロヴェニア(世界ランク39位)です。スロヴェニアは、昨年の世界選手権王者のポーランドを、今年のワールドカップ2位でリオ・オリンピック出場権を獲得したイタリアを破っての決勝進出です。そして、明日の決勝(時差の関係で今夜遅く)は、今年のワールドリーグ王者のフランスとヨーロッパチャンピオンを決します。

スロヴェニアは、アルプス山脈の南端に位置し、人口206万人ほど、面積では日本の四国ほどの大きさの小国です。国民一人あたりのGDPは320万円ほどで、決して豊かな国ではありません。強さの秘密の1つは旧ユーゴスラビアから1991年に独立しましたが、ユーゴ時代からの政治力など、もともと組織マネジメント力があるようです。そして、新しい指揮官であるイタリア人のスーパースターであったジアーニの招聘です。

イタリア、クロアチア、ハンガリー、オーストリアに囲まれた風光明媚な国で、最近では隣国クロアチアへの日本からのチャーター便があることも手伝い、日本人観光客も増えていると聞いています。

スロヴェニアの欧州選手権大会での過去の最高成績は、9位が2回(2001年、2011年)だけでした。時差の関係で今夜遅くに、まず3位決定戦、その後に決勝戦があります。

スロヴェニアが優勝しなくとも、1991年に独立したあのような小国が世界のバレーボールの頂点ともいうべき欧州大会で、ここまで来たことは称賛に値します。スロヴェニアのスポーツ界で欧州大会の最高成績はハンドボールが2004年に準優勝したのみです。

カンボジアは、1人当たりのGDPが約31万円(月平均2万5千円)とまだまだ低く、ナショナルチームの強化費は、連盟から出ることはありません。政府のスポーツ省頼みから脱却して、連盟自体のマネジメントでスポンサーを募り、リーグ戦を新設し、良い試合を多くの観客に見せて入場収入を得ることが必要です。私も、現在、スポンサー獲得と連盟運営の質向上のために奮闘しているところです。

今は、弱小チームでも、工夫と努力で強くなれることをスロヴェニアは証明しました。1900年代にアルゼンチンから小男がイタリアに行き、クラブチームの指揮官になった時、周りのイタリア人は国内優勝は無理と言いました。しかし、彼はその当時他のクラブがほとんどやっていなかった筋トレを徹底してやり、優勝しました。ナショナルチームの監督になってもその方針でオリンピック以外の国際大会の金メダルを複数回獲得しました。その監督の名は現在母国アルゼンチンの男子監督に就任しているフリオ・べラスコ氏です。

そして、スロヴェニアの新監督のジアーニは、べラスコ氏が監督を務めていた当時のイタリア男子チームのスーパーエースで愛弟子です。近いうちに、師弟対決が国際大会で見ることができるのでしょうね。楽しみです。

 



 

17,Oct.2015    NHK スペシャル カンボジア・アンコール遺跡群

カンボジアに住んで1年と6ヶ月が過ぎましたが、実は、この私、まだアンコール・ワット遺跡の観光に行ったことがありません。

だいたいが、観光というものが性に合っていません。有名だから、高名だから、誰でも行くから、ということより、私の場合は、好奇心が湧かないと興味を持てない、だから行かない、とうパターンです。
By NHK

NHKが今夜のスペシャル番組でアンコール遺跡を取り上げてくれました。私としては、これでわざわざアンコール遺跡のあるシェムリアップと言う町まで行かずに、概要を知ることができるなと思いTVを見ました。

タイトルは『第1集  密林に消えた謎の大都市   ~カンボジア アンコール遺跡群~ 』  

 45分の番組を見終えての感想ですが、最近のヘリコプターによるレーザー調査など最新の科学技術を駆使したアプローチは、考古学の世界を飛躍的に発展させていますね。研究者たちは、過去の人達との対話を楽しんでいるようでした。

9世紀からおよそ600年にわたってインドシナ半島に栄えたアンコール王朝は、世界最大の石造寺院「アンコール・ワット」で知られ、その一帯は世界遺産にも登録されています。この番組でアンコール王朝の文明ことが少し解りました。

600近くも平和を築いたアンコール王朝の叡智もさりながら、私の好奇心は、その王朝が、なぜ密林の奥深く消えてしまっていたのか、その原因は何であったのか、そこに至りました。

謎の多い遺跡群を見に行きたくなりました。見に行くというより、その場所にいくことで、ひょっとしたらアンコール王朝の人間たちと会話できるかもしれません。私の普段のボンクラ頭脳も、時として霊感が働くときがありますので・・・(結局、冷汗で終わったりして・・・)。

成功には、成功した理由があります。失敗には、失敗した原因があります。私は、歴史を学ぶということは、これらの理由と原因を学ぶことであると思っています。

バレーボールの指導でも、この歴史を学ぶという姿勢は必要です。海外で指導する場合は、尚更です。歴史を学ぶということは、相手を良く知ること、理解することにつながります。

本日と明日、ブルガリアのソフィアで欧州男子バレーボール選手権大会の準決・決勝戦が繰り広げられます。注目は、初めてベスト8以上に進出してきたスロベニアです。今年3月に就任したばかりの若き指揮官であるジアーニと昨日リンクできました。
(最近のジアーニ)

彼には、大会後、是非とも快進撃の理由を聞きたいものです。

最後は、いつもバレーボールで終わってしまうのは良くも悪くも私の性分ですね・・・。





2015年10月17日土曜日

16,Oct.2015    We got your back

きょうは、”We got your back” と言う良い言葉を覚えました。
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/abc/index.html
 
先週から、NHKのBS1で放映している「ABC ニュースアワー」を2年半振りに毎日見ています。見るだけでなく、ニュースキャスターの発音も真似てスムーズに言えるようになるまで繰り返しています。
 
コロラドのデンバーのある小学校の3年生担当の教師 (a third-grade teacher) が、生徒達に先生に知って欲しいことを書くという課題 (assigment: homework) を出しました。
 
課題は「私の先生が、こういうことを知っていたらなあ・・・(I wish my teacher knew・・・)」というものでした。I wish +(somebody)+動詞の過去形は、丁度英語学校で学習したところでしたので、すんなり頭に入りました。
 
ある生徒は「私は宿題をするための鉛筆をあまり持っていないことを、先生が知っていたなら・・・
(I wish my teacher knew I don't havepencils to do my homework.)」と書きました。
 
生徒達のほとんどは貧困家庭たちの子供達です。その教師は、生徒達をより良く理解しようとして、このような宿題を出したのでした。 
 
一緒に遊ぶ友達がほしいと知らせてくれた子供もいました(I wish my teacher knew that
I want a friend to play with me.)
 
その張り紙を見て「僕らがついているよ(“We got your back”)と声をかけた子がいました。
 
悩みや苦しみを表現し、「主張する」機会を得た子どもたちは、互いに助け合うようになりました。 
その教師は、感動してツイッターにそのことを載せると、同じような試みが全米に広がった、と言うことです。
 
幼い子供達でも、主張させることは大事です。私の知り合いの小学生バレー指導者は、今年の小学生バレーボール全国大会に初出場を果たしました。彼とメールで連絡を取りあっていましたら、以前は子供たちには、ほとんど発言させていなかったが、今回は子供達の意見を沢山聞いてあげたとメールを送ってきました。
 
かと思うと、プレミアリーグに所属しているあるチームの指導者は、まったく選手達の意見を聞く態度はなく、意見を言った選手は試合に出してもらえない、というような話も聞いています。
 
1964年東京オリンピックで金メダルを取った日本女子バレーの監督であった鬼の大松氏は、ビデオを見ると「俺についてこい」という寡黙で怖いイメージですが、実は「(黙って)俺についてこい」ではなかったのです。大松氏は、練習後には必ず主将であった河西さんに選手達の状況を聞き、選手達一人一人を大変気遣っていました。
 
大松氏のように話しを聞くだけでなく、それを選手達が納得できるように反応してあげる(フィードバック)ことが大事なことは言うまでもないことです。
 
東洋の魔女のチームにも、恐らく選手達の間には「私達がついているよ」という意識が浸透していたと思います。
 

15,Oct.2015    European Men's Volleyball Championship - ベスト4決定

ヨーロッパ男子選手権大会が熱いです。いよいよ今週末で準決勝、決勝が行われます。
by FIVB

注目の的は、スロベニア(世界ランク39位)です。欧州選手権大会で初めてベスト8の壁を破ったばかりか、昨年の世界選手権王者のポーランドを破って、ベスト4に進出しました。そして、イタリア。先月のワールドカップにてリオ・オリンピック出場決定したイタリアですが、伝統ある欧州選手権大会に出場してきました。イタリアは予選リーグでワールドリーグチャンピオンのフランスに敗退しましたが、2012年ロンドンオリンピック王者のロシアに勝利してベスト4に入りました。


ポーランド - スロベニア 2 - 3 (17-25, 19-25, 25-23, 25-19, 14-16)
ブルガリア - ドイツ 3 - 0
フランス - セルビア 3 - 1
ロシア - イタリア 0 - 3

今週の土・日にブルガリアのソフィアで準決勝と決勝が行われます。欧州は、世界のバレーボールルの列強各国が世界で最もひしめいている地域です。欧州の8強にUSA、ブラジルを加えたのが現在の男子バレー世界トップ勢力図です。アジアチャンピオンのイランは、今年に入って勢いが減速している状況ですので、外しました。

準決勝は、下記の通りです。

 スロベニア vs  イタリア
 ブルガリア vs  フランス

ここで、私が注目しているスロべニアという国について薀蓄(うんちく)を申しあげます。

スロベニアは、旧ユーゴスラビアから独立した国々の1つです。旧ユーゴスラビアは、1900年代初頭にできたユーゴスラビア王国がもともとの母体です。その後、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国になりました。英雄であったチトー大統領が亡くなってからは、求心力が亡くなって行き、1991年あたりから6つの共和国にそれぞれ独立していき、スロベニアもその時に独立しました。

ユーゴスラビアは、スラブ人の国家でした。スラブ人と一口に言っても正確には5つの民族(スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、モンテネグロ人、マケドニア人)に分れます。言語は4つ(スロベニア語、セルビア語、クロアチア語、マケドニア語)です。更に宗教は3つ(正教、カトリック、イスラム教)です。6つの共和国とはスロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニアです。

現在は、6つの共和国(スロベニア、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア)に分れて独立しています。

そして、そのスロベニアの男子バレーボールの新監督に今年3月に就任したのが、アンドレア・ジアーニ(Andrea Giani:45歳、196cm)です。懐かしい名前です。彼は1900年代の世界の男子バレーボールを代表するイタリア・ナショナルチームのプレーヤーでした。

ポジションもミドルブロッカー(MB)、ウィングスパイカー(WS)、そしてオポジット(OP)と、セッターとリベロ以外は全てのポジションをこなしました。

国際大会での成績は、オリンピックでは金メダルだけ取れませんでしたが、1996年のアトランタで銀、2000年シドニーで銅、2004年アテネで銀を獲得しました。世界選手権では3連覇しました。ワールドリーグでは7回優勝。ワールドカップでは金、銀、銅の3個を獲得しました。彼は、その功績を認められて、2008年にバレーボール殿堂入りを果たしました。

イタリアバレーボール協会では、フリオ・べラスコ氏(元イタリア監督、前イラン監督、2014年から現アルゼンチン監督)、アンドレア・ガルディーニ氏に次ぐ3人目の殿堂入りでした。

指導者としての経歴は、2007年から国内でスタートしました。苦労しながら指導者としての実績を着実に積み重ねてきました。

そのジアーニさんと今夜、インターネットで連絡を取ってみました。どのような返事が来るでしょうか?スロベニアに監督として就任したいきさつなどを聞きたいですね。


 



2015年10月14日水曜日

14,Oct.2015   活動的なタイ・バレーボール協会

先月タイの首都バンコク市においてFIVB主催コーチコースが開催されたことは、こちらのブログからも報告した通りです。

コースを終えてプノンペンに帰るために空港までの車をホテルのロビーで待っていましたら、ジュニアスクール女子のバレーボールチームらしき一行が朝食のためにロビーに降りてきました。西洋人らしい顔かたちをしています。

さっそく、団長と思しき男性に挨拶しました。聞いてみると、ニュージーランドから1週間の予定で合宿にやって来たということです。ニュージーランドは日本と同じで四季があるが、お互いに北半球と南半球なので、季節がまるで反対だから、例えばどちらかが冬の時に夏である国に行くのは良いね、などと他愛もないことを話しました。

その後、タイ協会の役員がロビーに来たので、いろいろ聞いてみました。
(ニュージーランドとタイの中学生の集合写真)
(画像はアジア連盟のフェイスブックから。ニュージーランドとタイ地元中学チームとの練習試合)

今回のニュージーランド(愛称はKiwi)からの女子ジュニアチームは、1週間程度の合宿(training camp)で、バンコク市にある国際バレーボール連盟開発センター(FIVB Development Center:アジアに4ヵ所設置されている)付属の施設で行われる、と言っていました。

練習試合(friendly matches)の相手としては、バンコク市内、近郊のジュニアスクール(中学校)やスポーツ科のある中学校の4校が当たるということです。

今年も既に、3ヵ国(香港、日本、ニュージーランド)の中・高校チームと2ヵ国(モルジブ、オーストラリア)のナショナルチームを受け入れ、更に多くの国からタイに来て合宿練習を行いたいとの希望を頂いていると協会役員は胸を張って誇らしげに話してくれました。

FIVBバレーボール開発センターを数年前に開設し、更に昨年末にはアジアバレーボール連盟事務局が北京からバンコク市に移設され、タイバレーボール協会は、まさにアジアバレーボールの運営だけでなく交流においても中心(hub)になりました。

タイバレーボール協会の重鎮であるシャンリット氏に、タイバレーボール協会の活動を称賛しましたら、彼から次のような言葉が返ってきました。

「Mr.渡邉、我々のお手本は貴方の国である日本です。我々が若かった頃、日本のMr.松平(当時はアジア連盟会長)はじめ多くの日本人達から多くのことを学びました」。

2015年10月13日火曜日

13,Oct.2015    隣国のベトナム

2013年11月、カンボジア行きを決める7か月前、私はベトナムの女子チームで指導するのも悪くない、と考えていました。
(この画像は2年前のベトナム女子ナショナルチームですが、監督と中心選手の2人には、昨年の11月にタイのFIVB主催コーチ研修会にて受講者仲間としてお会いしました)

アジアにおけるベトナム女子のランクは、6番から8番です。試合を見ていると、基本的なところでのミス、独自の戦術不足、そして自信の無さ、が目につきました。これでは、アジア上位のベスト4チームに勝てません。私がお手伝いすれば、2年以内で、ベスト4以内に引き上げることができると自信を持っていました。

その後、ラオスにいる元JICA職員で日本語教師をしている坂巻さんと20年ぶりに連絡が取れて、ラオスに来ないか、という話も出てきました。この件は、坂巻さんがその2か月後に急逝されて立ち消えとなりました。他にもトンガはどうかという在日トンガ大使からのお誘い(これは半分外交辞令もあったと思う)もありました。

結局、その1か月後に、複数の人の手を経由して、カンボジアに来ることになった訳ですが、ベトナムは指導してみたいチームでした。中位のチームが上位のチームを破るには、まず上位のチームに持っているコンプレックスを打破しなくてはなりません。

そのためには、相手のそのチームより強い他国のチームと普段から練習試合を行い、自信をつけて行くことです。また、相手とデータを比較して、劣っているところを勝っているように鍛えます。評価項目が10項目あれば、7項目以上に於いて相手よりも勝っていれば勝算はあります。6項目では運任せの勝負になります。

おっと・・・、きょうは、そういうことを書こうとしたのではなく、昨夜NHKワールドプレミアムの番組で観た『ベトナム戦争 フィルムの若者を探して』の感想を述べようと思ったのです。ベトナム戦争中に日本の映像通信社が北ベトナムで撮影したもので、戦場に向かう若者たちを村人が送り出す村の行事を記録した貴重な映像でした。

その映像の中の一人の若者のその後の消息を追うことから番組は始まりました。戦争終結から40年の今年、出兵した当時17歳の若者は生存していました。若者は、入隊して3年後にゲリラ部隊のリーダーを任せられ、南ベトナムの首都サイゴン(現在のホーチンミン市)の背後であるメコン・デルタに徒歩で数百キロ歩いて回り込みます。この時に歩いた山岳道路がホーチミン・ルートと言われ、カンボジア領域内にあります。

(当時、戦況が厳しくなり、更に徴兵されていく北ベトナムの若者達。凡そ100万人が亡くなった)

結論から言いますと、戦争そのものではなく、1人の若者から見た戦争体験を振り返り、戦争の悲惨さを切々と訴えている良い番組でした。「わたしの部隊の半数は亡くなったが、頭が良いとかどうかではなく、運が良い人が生き延びただけです」という今年61歳になる彼の言葉から、生死が自分自らでなく、戦場での偶然に左右される不条理さを感じました。

また、同じベトナム人が殺し合わなければならなかったことはとても哀しいこと、と語っていたことには言葉もありません。

南ベトナムを支援するアメリカ軍は、このホーチミンルートにも度々爆撃を行いました。カンボジア人民もこの爆撃で被害を被っています。一方の北ベトナムを支援していたのは社会主義陣営のソ連(現ロシア)、中国でした。アメリカ軍には韓国、オーストラリア、タイ、フィリピンなども参戦してきました。

戦争は、現在でも特に中東地域にて行われています。そして、それらの戦争の背後には必ず大国が絡んでいます。そして一般国民が被害者になって、難民になっていきます。難民に寛容な国々は、彼らを移民として受け入れます。しばらくして、住民と移民との間で宗教・文化の衝突や差別が起きることもあります。外された人たちは保守的・先鋭的になってきます。自分たち固有の地域さらには国家を持とうと考えるようになってきます。そこで、承認しない隣国とまた衝突が生じます。

戦争は、人間のちょっとした感情から生じます。その芽を平和的に速やかに摘むことが人間の叡智であると思っています。第2次世界大戦後、70年間戦争を行っていない日本が、そのリーダーであって欲しいと願っています。