2014年8月31日日曜日

Aug.30,2014 昼食は讃岐うどん

本日は、土曜日。私がアドバイザーを務める内務省チームでの練習は午前中のみで終了。内容は、来週火曜日からLeo Cupという大会が始まるので軽めに調整練習。

練習終了後に監督がサトウキビから搾り取ったシュガージュースを全員にご馳走してくれた。自然の甘さが何とも美味しい。

(サトウキビの茎を何度も圧搾機にかけて搾り取った原液に氷を入れてできあがり。氷が解けても甘さはさほど変わらない。市内ではプラスチックのカップに入れてくれるが、少し離れた郊外では写真のようにビニール袋を二重にしてジュースが零れ落ちないようにして、ストローを付けて渡してくれる) 

午後に、開襟シャツの買い物にイオン・モールに1か月ぶりに行った。ユニクロのウエアも製造しているカンボジアだから、30ドルくらいでシャツが買えると思ったが、イオン内のショップは倍以上の70ドルもする。それに素材も綿が多く、洗濯に厄介だ。デザインも気に入ったものは殆どない。
市内の庶民が行くようなデパートに行ったほうが安くて良いものがあるかも知れない。買い物は、また次回にしよう。
(看板はカンボジア語と日本語が入り混じっている。お客さんは中流以上のお客さんだけであるが、結構、夕方になると飲食店は混んでいる。
せっかく来たのだから、久しぶりの日本食を私の車のドライバーと一緒に食べることにした。今回は讃岐うどんに決めた。値段は、日本とあまり変わらない。ドライバーは、私が勧めた讃岐うどんをあまり美味しそうに食べていない。1ドルもする天ぷらも食べようとしない。カンボジア人には讃岐うどんや天ぷらはお口に合わないようである。

2014年8月30日土曜日

Aug.29,2014 全日本男子の武者修行が続く

全日本男子Aが8月中旬から9月2日までフランス、チェコ、そして今週からはブラジルと遠征試合を行っている。非常に貴重な経験を積んでいる。
(昨日行われたブラジルの国内クラブチームと全日本男子の対戦)

このような欧州や南米のトップチームとの親善試合は、近年なかったことだ。欧州と南米のバレーボールのスタイルは日本と違う。そのようなスタイルが違い、高さもあるチームとのゲームを数多くこなすことで、全日本男子チームは、確実に強くなっていくと思う。

私のカンボジアの男子ナショナルチームも、格上の国のチームの胸を借りて強化を図ろうとしている。現在、連盟の事務局長を通じて隣国のタイ、ベトナムとの交渉をお願いしている。自分たちより圧倒的に強い存在を目の前にして、怯むことなく、何度も立ち向かっていくことで活路は開けてくる。今は、負ける経験が必要なのだ。

思い出すのは、1972年のミュンヘンオリンピックでアジアの国で初めて身長が優位なバレーボールにおいて金メダルを獲得した松平監督率いる全日本男子チームのことである。

松平氏は、6人制バレーボールの学習のために、1961年ソ連にバレーボール短期留学を行い、帰国後に全日本男子のコーチに就任。早速、欧州遠征に行ったのであるが、なんと22連敗という記録的な経験をした。片や、一緒に遠征していた東洋の魔女は22連勝であった。

そして、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで女子は金メダルを獲得。男子も大健闘して銅メダルであったが、女子の快挙の陰に隠れてしまった。そこから、松平氏は8年計画を打ち立て日本人ならではの戦術を開発し8年後のミュンヘンで金メダルを獲得した。

私は、敗北は勝利のスタートであると思っている。敗北の悔しさや謙虚な学ぶ姿勢がその後の成長を支援してくれる。自分たちと同じレベルや低いレベルのチームと腕を磨きあっても、さほど効果はない。圧倒的に強いチームから学ぶことは沢山ある。

そして、圧倒的に強い国が若いカンボジアのチームを相手にしてくれるように交渉することが、私を含めてカンボジア連盟の手腕にかかっている。

Aug.28,2014  カンボジア・ナショナルチーム候補者リストの作成

9月2日から13日まで、ここカンボジアのバレーボール界では、2014年国内最後の大会が開催される。

名称は「Leo Cup 兼 Prim Minister Cup(レオ杯兼首相杯」というのであろうか。私が見る大会要項は全てクメール語(カンボジア語)で書かれてあり、詳細はカンボジア人に聞かないとわからない。

この大会は、タイに本社があるビール会社であるLeo(レオ:ライオン)Beerがスポンサーである。2ヶ月前から国内4か所で予選会を開催して、地域からトップチーム8チームが推薦され、そこに予選会を勝ち上がってきた8チームの計16チームが出場する。

会場は、首都プノンペン市にある唯一、木の床の体育館であるオリンピック・スタジアム。16チームが4グループに分かれて、まずグループ内でリーグ戦を行う。スタジアム内ではコートが1面しか取れない。また、観客を呼ぶためには午後のほうが都合が良いので、一日4ゲーム行うのが精一杯だ。従って、大会開催期間が12日間と長期間にならざるを得ない。

面白いのは、リーグ戦は7日の日に終了するのだが、翌日からは各組上位2チームの8チームが「首相杯」のトーナメント戦に移行し、下位8チームが「レオ・カップ」のトーナメント戦に移行することだ。タイトルの「兼」という意味が、ここにきて、ようやく理解できた次第である。

私にとっては、この大会が男子ナショナルチーム候補メンバー選考の最後の場である。既に顔写真入りの候補者リストは作成している。この大会で、もう一度、各候補者メンバーのプレーを確認したい。また、この機会をとらえて、トップチームの各監督さん達ともコミュケーションを取り合いたい。

 
  

2014年8月28日木曜日

Aug.27,2014 取材を受ける

きょうは、日本の大手新聞社東京本社のスポーツ部の記者の方から取材を受けた。

取材目的は、9月末から始める4年に1回開催される「アジア大会」に関する取材ということであった。カンボジアのスポーツは、アジア大会のようなビッグな大会にはあまり縁がない。それでも、可能性を秘めたカンボジアに来て取材したいと若い記者の方は言っていた。

明日はタイ、明後日はミャンマーに行く予定らしい。

次のアジア大会は、2019年(本来の4年後に1年プラスされた)開催予定である。開催地は、当初ベトナムであったが、先月財政難という理由で降りた。

次の開催地はどこであれ、5年後には、カンボジアのバレーボールチームも出場していたいものだ。

Aug.26,2014 2018年の女子世界選手権大会は日本での開催が決定

昨日の25日に、次の女子世界選手権大会が日本で開催されることが正式に決まった。放送権は東京放送(TBS:Tokyo Broadcasting System Holdings)が取得した。TBSさんは1998年以来、日本で開催されるこの大会の地上波独占中継を行っている。

この世界選手権大会(World Championship)は、FIVB国際バレーボール連盟が1949年に初めて創設した世界大会であり、最も伝統のある大会である。1964年東京オリンピックでバレーボールが正式種目になった後の1966年からは、4年に1度オリンピックの中間年に開催されるようになった。従って、世界一を決める唯一の大会ではなくなり、次期オリンピックへの重要な前哨戦という位置づけとなった。

女子の大会は、日本での開催が過去に4回ある。そのうちの2回は男女同一開催であった。日本女子の優勝は3回。ちなみに最多優勝はロシア(ソ連時代を含む)の7回である。

ブラジル女子は、銀メダルの2回が最高で、まだ優勝はない。9月23日からイタリアで開催される女子世界選手権では、何としても金が欲しいであろう。そして来年のワールドカップ、そしてリオオリンピックでも金メダルを獲得して、3国目の三冠チーム(日本、中国)の栄誉を得たいであろう。

全日本女子もメダルは狙っているであろう。乙女たちの熱い戦いが繰り広げられようとしている。

2014年8月25日月曜日

Aug.25,2014 4th AVC Cup for Men - Finals

第4回アジアバレーボール連盟カップの最終日。

5-6位決定戦で、全日本Bは中国と対戦した。結果は、ジュニア主体の中国が3 - 1 (25-20, 21-25, 25-12, 25-23)で日本に勝利し、日本の6位が確定した。 韓国は、初優勝である。

<最終順位/第5日>

1位 韓国
2位 インド
3位 カザフスタン
4位 イラン
5位 中国
6位 日本
7位 オーストラリア
8位 タイ

さて、アジアでの次のバレーボールビッグイベントは、9月に4年に1回開催される「アジア大会」がある。

6人制は男女ともに金メダルは日本、中国、韓国の3カ国が独占している。男子は日本が8回、韓国と中国がそれぞれ3回となっている。女子は中国が7回、日本が5回、韓国が1回。

そして、そのアジア大会で、実はカンボジア女子バレーボールが大変な記録を作っている。1970年のバンコク大会で、金の日本、銀の韓国に次いで、なんと銅メダルを獲得している。

カンボジア男子も好成績であったと当時のコーチングスタッフ(青年海外協力隊隊員の大峯氏)から聞いている。日本男子はミュンヘンオリンピックで金メダルを獲得する2年前で、さらにその2年前のメキシコでも銀メダルを取ったチームである。監督は松平氏。1セット目、カンボジアが10点まで得点をリードして、あの名監督の松平氏にタイムアウトを取らせたという。

カンボジアバレーボール連盟に、この記録は残っていない。1972年から79年にかけての内戦、ポルポト政権による支配、ベトナムの侵攻などで国内外の記録が紛失してしまった。

私がここカンボジアにいる目的は、カンボジア男子ナショナルチームの強化が第一であるが、時間を見つけて、忘れられた記憶を掘り起こすことにも費やしたい。それによりカンボジア人の誇りを探し当てることができるかも知れない。

そして、その誇りこそ、カンボジア人魂であると私は思っている。我々、日本人に大和魂があるように・・・。

1970年第6回タイ王国の旗 バンコクFlag of Japan.svg 日本Flag of South Korea.svg 韓国Flag of Cambodia.svg カンボジア

 

Aug.24,2014 The FIVB World Grand Prix Finals 

本日で、ワールドグランプリ決勝リーグ戦が終了した。

日本女子は、初日から好調を維持し、この大会初めてのメダル、それも銀メダルを手にした。素晴らしい!サーブで崩して相手スパイカーのパワーを削ぎ、レシーブで拾って繋いで、相手ブロッカーを利用しての攻撃を展開した。

今年から、判定についてビデオでの審議を求める「チャレンジシステム」がFIVBにより正式に導入された。チームの監督は、ボールの落下点、選手のネットへの接触などで各セット2度、ビデオ判定を要求できる。判定が覆れば判定要求回数は減らない。

 大会中は各チームが積極的に活用し、ビデオ判定のため何度も試合が中断した。トルコのバルボリーニ監督は「チームにはタイム・アウトもあるのだし、何度も試合を止めるのはいかがなものか?改善が必要なのでは」とインタビュールームで話したとか。

今期からトルコ女子の監督に就任したマッシモ・バリボーニー監督は、2006年から昨年までイタリア女子の監督としてその手腕をいかんなく発揮し、2007年のワールドカップでは優勝もしている。

バルボーニー監督の意見も理解できる。ルールが変われば、必ず、そのルールを自分に有利なように運用する人間が現れる。そしてルールを制定した側も、そのルールを整備してくる。今回の場合は、作戦タイム代わりに意図的に使う監督も現れて、ゲームのリズムが途絶えてしまう、というのがバルボーニー監督側の言い分なのであろう。

FIVB側の意図は、実はスポーツ界に潜む「ギャンブルとしてのスポーツ」を危惧しているところから発している。もともと、古代から競争事はギャンブルの対象になっていた。そして、多くのマネーが裏社会に流れて行っている現実がある。審判員や選手が、裏社会の人間たちから甘い声で誘われ、アスリートとして堕落している一部の人間たちがいた。

そこで、テニス、サッカーなどの国際連盟は「ホーク・アイ(鷹の眼)」など各種の専用カメラを整備して、判定の客観性を保とうとしている。

話が、ずれてきた・・・。

全日本女子の活躍は、日本だけでなくアジアの女性達にも勇気を与えている。今回、アジアからは日本だけでなく中国も出場している。私が現在活動しているカンボジアでも来年度に女子のナショナルチームの創設を依頼されている。

女性が活躍する国は飛躍・発展する、というのが私の持論である。このことは、反面、男性が元気がないとも受け取られる。いや、男性の頑張り以上に女性が頑張っているのかもしれない。

いずれにしろ、日本男児よ、老いも若きも、お互い頑張ろう! 

2014年8月24日日曜日

Aug.23,2014  The FIVB World Grand Prix Finals and 4th AVC Cup for Men

ワールドグランプリとは、国際バレーボール連盟(FIVB)がアジアでのバレーボールの発展を目的として、世界の強豪28チームを揃え、アジア地区を中心に開催する国際大会。1996年にスタートし、毎年開催されている。

日本女子(世界ランク3位)は、昨夜のベルギー(世界ランク22位)との試合を3-0で勝利し、無傷の4連勝。2位以上の成績を確保した。
2位以上の成績は、1996年にこの大会がスタートして初めてのメダル獲得である。昨年の大会(日本:札幌)では、4位であった。

明日24日の最終日にブラジル(世界ランク1位)と対戦。勝てば文句なし、負けても2セットを奪い、勝ち点1を加えれば優勝が決まる。

ベルギーのコーチが言っていた。「日本のバレーは、拾って繋いで打ち返すバレーで、観ている人も楽しいと思う」。ただ単に強いだけでは、そのスポーツは普及しない。面白さがないといけない。


さて、もう一つの国際大会が中央アジアのカザフスタンで開催されている。

「第4回AVCアジアカップ男子バレーボール大会2014」で、全日本男子Bは、5-8位決定戦でどうなったか?

日本はタイにフルセットであったが辛勝した(よくやった!)。
 3 - 2 (25-23, 26-24, 23-25, 16-25, 15-11)

明日は、最終戦で日本は中国と5-6位決定戦を行う。ようやく、歯車が噛み合ってきた全日本Bチーム。悔いない試合を行って欲しい。


<順位/第5日>

1-2位 インド
1-2位 韓国
3-4位 イラン
3-4位 カザフスタン
5-6位 中国
5-6位 日本
7-8位 タイ
7-8位 オーストラリア

決勝は、韓国と長身選手を揃えた躍進のインドの間で行われる。3連覇を狙ったイランは、準決勝で、インドに1-3で敗退している。アジアにおける日本男子バレーのライバルは、イラン・オーストラリア・韓国・中国だけではなく、インド・カザフスタンそしてタイなどが僅差でつばぜり合いをしている。また西アジアのアラブ諸国もスポーツに力を入れ始めた。

日本も常に10年先を見据えた強化策・普及策をやっていかないと、そのうち追い抜かれ、トップの後姿も見えなくなってしまうのではなかろうか。私は常にそんな危惧感を抱いている。

良い結果が出たときは、単に喜んでばかりいないで、将来への投資をやっておくべきである。良くない結果が出たときは、単に落胆してばかりいないで、将来への努力を継続しておくべきである。いずれにしろ、「勝ちには不思議の勝ちあり、負けには不思議の負けなし」という言葉を思い浮かべて反省と対策をしっかりとやっておかないと将来につながらない。

2014年8月23日土曜日

Aug.22,2014 4th AVC Cup for Men - Day 4

アジアバレーボール連盟が主催する「第4回アジアカップ男子」の4日目が終了した。

Vリーグの若手と全日本ジュニアのメンバーで編成した日本男子Bは、昨日の試合でイランに敗れて5位~8位決定戦に回った。本日11時の順位決定戦でタイと対戦する。タイは、現在私が指導しているカンボジアのお隣の国。同じ東南アジア(SEA)地域のトップチームである。東南アジア大会(SEA Games)では、ここ10年間チャンピオンの座を維持している。

経済発展と伴にスポーツの振興・強化も進展していく。タイ女子バレーは、今やアジアにおいて中国、日本、韓国と並んで4強常連に位置するまでになった。

そして、タイ男子も強くなってきている。どうも・・・今日の試合は、タイに軍配が上がりそうだ。

選手のみんな・・・そんな私の予測を裏切って欲しい。身長やパワーで劣ってもメンタルの強さだけは世界一であって欲しい。


私は、これからの世界はアジアの世紀だと思っている。そして、牽引するのは日本であって欲しい
と思っている。 

<順位/第4日>
        
1-4位 韓国
1-4位 イラン
1-4位 インド
1-4位 カザフスタン
5-8位 中国
5-8位 タイ
5-8位  オーストラリア
5-8位 日本

2014年8月21日木曜日

Thu.Aug.21,2014  The FIVB World Grand Prix Finals : JPN-TUR

日本女子、今夜はトルコとの対戦。トルコは昨日、なんと世界ランク1位のブラジルをフルセットの末、破っている。

私も、今夕はFIVBのWEB・TVでゲームをLIVEで観戦した。結果は3-0で日本の勝利。

トルコのサーブは、カンボジアのチームと同じように日本のリベロ佐野に吸い込まれるように打っている。佐野は世界クラブ選手権大会でもリベロ賞を受賞しているレシーブの名人である。

ここカンボジア内でも今週開催中の国内大会で、私は普段指導している内務省(警察)チームの監督にあるデータを示した。それは、相手チームのリベロにサーブを打った場合とリベロ以外に打った場合の相手の得点率を計算したものである。

リベロにサーブを打った場合の相手チームの得点率は77%、リベロ以外では35%。内務省チームの監督は、その値を頭に入れて、明日の最終戦をどう戦うであろうか、結果が楽しみである。

Thu.Aug.21,2014 日本の男子バレーが頑張っている

今週、全日本男子バレーチームがAとBに分かれて戦っている。

Aチームは、新たに大学生を入れて先週はフランス、そして今週はチェコに移動して国際親善試合で経験を積んでいる。

大学生は、 石川 祐希(1995年生まれ 191cm WS 中央大学1年)、山内 晶大(1993年生まれ 204cm MB 愛知学院大学3年、そして柳田 将洋(1992年生まれ 186cm WS 慶応義塾大学4年)の3人。石川、柳田の2人は決して高さはないが、バレーセンスは申し分ない。

実は、柳田の肩甲骨周りの肩関節は非常に柔らかい。彼が高校2年生の時、ベンチで練習を見ていた私は、乱打練習で彼がブロッカーのサイドをいとも容易くスイスイと抜くので、彼の肩甲骨周りを調べた。なんと、肩甲骨を自由自在に動かせるではないか。

ゴルファーの石川亮も肩甲骨周りが柔らかく、フォロースイングで腕が伸びていく。柳田は相手が強ければ強いほど燃える男だ。弟は東洋高校で現在はキャプテンでセッターを務めている。兄弟が同じチームでプレーしてくれたら面白いだろうな・・・。

セッターの内山と柳田は、私も関係している東京の東洋高校出身だ。内山の父も東洋高校バレー部の出身で、彼が高校生の時は1人でチームを引っ張っていた。全日本Aに2人とも入るなんて誇らしい。東洋高校は、今夏のインターハイでも準優勝を果たしている。

さて、もう一方の全日本BはVリーグ若手と大学生の混成チームである。第4回アジアカップに出場している。

アジアの男子バレーも近年はイランがトップでオーストラリア、中国、韓国、日本、インド、カザフスタン、そして現在私の住むアセアン地域のタイ、インドネシア、ベトナム、ミャンマーなどが続いている。詳細は、下図を参考にしていただきたい。

昨日までの成績では、日本は3連敗でA組の最下位となり、苦しい戦いを強いられている。

明後日以降の試合の結果いかんでは、B組のタイと順位決定戦に回る可能性も出てきた。
例え、全日本Bでもアジアの7位~8位のタイに負けることがあってはならない。
 
(タイの男子も強化が進んでいる。タイ女子は、昨年のアジア選手権で日本を破って初優勝するところまで躍進してきた。男子も女子に負けてはいられないという思いであろう。Bグループでタイは世界ランク11位のイランや19位の中国ともフルセットの末に敗れているだけだ。日本男子も、いつまでもアセアン地域はお客さんと侮っていてはいけない)

<順位/第3日>

【A組】 3-0  韓国、 2-1 インド、1-2  カザフスタン、0-3 日本
【B組】 3-0 イラン、2-1 中国、1-2  タイ、0-3 オーストラリア

 
<過去3大会の出場国と成績>




タイ王国の旗
2008

イランの旗
2010

ベトナムの旗
2012

回数


5

5

7

3


3

2

1

3


7

4

2


3

4

2


8

1


1

1

2

3


4

8

3

3


7

1


8

1


2

6

5

3


6

1


6

1


8

8

8

 


Wed.Aug.20,2014  The FIVB Volleyball World Grand Prix in Tokyo

女子バレーボール、ワールドグランプリ決勝ラウンドが、本日から5日間、東京で繰り広げられる。

それにしても、日本のマスメディアの表現は、いつも過剰だなと思っている。

「『革命』をスローガンに、世界初となるセッター以外すべてアタッカーという新たな戦術に取り組んでいる全日本」というのが今回も目についた。だいたい『革命』という文言は。そう簡単に使うものではない。命を懸けて行うのが『革命』。セッター以外全てアタッカーというのは、リベロ制度ができる前のチームは、ほとんど行っていた戦術である。

不気味なのは、中国である。

来年、リオ・オリンピック予選を兼ねたワールドカップが日本で開催される。オリンピック開催国であるブラジル以外は、本番開催1年前のこの大会で出場を決めたいと考えている。そのことで、じっくりと本番用の戦術に磨きをかけることができるからだ。

但し、出場の権利は2ヵ国のみ。従来の3ヵ国から1ヵ国減った。日本も勿論、2位以上を目指している。そしてアジアのライバルである中国、韓国も当然目指す。ここで、3ヵ国に共通した思惑がある。それは、3ヵ国の中で、どこかが2位以上に食い込んで代表権を取って欲しいということ。そのことで、アジア大陸代表権争いでライバルが減るという計算だ。

そこで、中国であるが、2年前のロンドンオリンピックで日本と戦って自滅敗退した中国は、昨年、1980年代を席巻した世界3冠エースアタッカーで、イタリアクラブチームの監督として指導者人生をスタートさせ、中国ナショナルチーム監督として96年アトランタで銀メダル、そしてUSA女子ナショナルチームの監督として北京で銀メダルも獲得した経験を持つ朗平( Lang Ping:ランピン )を監督として再招聘した。

今回の予選終盤で、日本に敗退したのも彼女にしてみれば、若手のテストと日本の様子見であったことは周知の事実である。

若手を試しながらもベテランとも競争させる彼女の手腕は、なかなかのものである。

China finished second in the Preliminary Round with five wins and four losses with a team that coach Jenny Lang Ping says is still learning.

“We’re happy to be in these Finals and happy to see so many high-level teams here,” she commented. “For us, we are trying to use some younger players to give them more experience and raise their level technically. We want to thank the people in Japan for having us here.”

Lang Ping noted that China faced strong competition from fellow-Asian teams Japan, Korea and Thailand and, like the Chinese, the Japan team is going through a transitional phase. However, Japan have some momentum after beating Serbia, Korea and China in their final three Preliminary Round matches.

Tue.Aug.19,2014 カンポット散策

カンポット州を少し散策したことを述べておきたい。

試合は、朝7時30分から午後3時ごろまで行われる。その後はフリーになるので、カンポットの見どころに行ってみた。

16日(土)

試合を終えたプノンペンの警察チームが、タックチュー渓流で私を待っているという。行ってみた。1日午前の1試合だけなので、スタッフも選手達も午後はくつろいでいる。上流には中国が建設した水力発電所が見える。水流はやや速く川の中で泳ぐというより岸辺でパチャパチャ水遊びする程度。山の中腹なので結構涼しい。私はハンモックで少し横になった。

17日(日)

カンポット特産の胡椒畑を見に行った。農園らしき看板を見つけ、幹線道路から細い道を入って行った。
 

(まだ丈が低いので、花を摘んで、
丈を高くして沢山実を付けさせて2月頃に収穫するのだと農夫に説明してもらった)
カンポットはまた果物の王様と言われるドリアンはじめフルーツの宝庫でもある。町の中心部のロータリーには巨大なドリアンの銅像が建っている。

18日(月)

古くはフランス領でもあったカンボジア。カンポットにも古びたフランス風の建物が、ヨーロッパからの観光客目当てにカフェやゲストハウス、土産物店に改造してカンポン・バーイ川沿いに立ち並んでいる。

近年、大規模なリゾート開発が行われ、リゾートホテルもできた。海辺にあるその内の1つに入ってみた。入館料5ドルを支払って、ココナッツ・ジュースも飲んできた。
(遠くに見えるのはベトナム領の島)





Mon.Aug.18,2014 Cambodia National Games at Kampot

16日の土曜日からKampot(カンポット州)に泊りがけで来ている。この地で12日から24日まで、
なんと12日間かけて国内バレーボール大会(日本の国民体育大会に相当する)が開催されているからだ。主催者は、青年教育スポーツ省である。
(赤い点が首都プノンペン市。車で3時間弱で青い点のカンポットに着く。ベトナムの国境も近い)

宿泊費と食費は主催者負担。とはいうものの、一部の高校生チームは学校の宿舎で寝泊まりしている。参加チームは、クラブチームのAクラスが7チーム、Bクラスが9チーム、高校女子が11チーム。コートは全て屋外で3コート準備されている。
(50年前、私の中学生時代もグラウンドでの練習であった。都市部のチームは小さいながらも体育館で練習しているが、地方では、まだまだ土のコート上で練習している。)

ゲームは、各コートで、男子が午前2試合、昼の炎天下は休憩して、女子が午後に1試合行われている。照明設備はないので、夜の試合はない。いずれにしろ、12日間の長期に渡って試合を行う。

私にとっては、ナショナルチームの選手発掘になるかも知れないので、3日間だけ観戦に出かけた。

新たな選手の発掘はなかったが、2つ新たなことが解った。

1つは、1965年に日本青年海外協力隊が発足したのだが、その年、2番目に締結したカンボジアに派遣されたバレーボール隊員の大峯さんに指導を受けたという方と出会えたことだ。その方は、プノンペン近くのプレイベン市にあるPreyVeng Youth Federation(プレイベン青年協会)というクラブチームの総監督をされていた。年齢は60歳半ばくらいであろうか。

プレイベンのチームの試合が始まる前に、その方に私のほうから近づいて行った。カンボジアのトップチームの中で、実は彼のチームだけがスタッフウエアをいつも揃えて身に付けているのが不思議であった。日本では、スタッフウエアもユニフォームであり、揃えるのは当たり前のことだが、カンボジアでは珍しいことである。

カンボジアバレーボール連盟の役員も関係者の誰も、何故か当初から私をその方に紹介してくれなかった。国内ベスト4の実力があり、195cmの長身選手も抱えているチームの総監督に、今日は良い機会と判断し、私から声をかけたのだ。

「大峯さんは、私の協力隊での先輩です。3か月前にも東京でお会いし、カンボジアのことをお話しして頂きました」。私が、英語でそう言うと、その方は目を細めて、昔を懐かしむような表情で私の手を握り返してきた。

近いうちにまたお会いしましょう。そう言って、その方を試合に送り出した。・・・何という奇遇だろう。
(可愛い子の皆さん、写真を撮るからおいで、と呼びかけたら、さすが今どきの女子高校生、あっという間に試合前の練習を止めて集まってくれた)

もう一つは、女子バレーの現状がわかったこと。首都プノンペンよりも地方の高等学校でチーム数は少ないものの活動していることがわかった。但し、選手は、ほとんどが小柄で160cm前後である。指導者は女性教員が多く、人数が足りないのか、中には高校生に交じってゲームに出ている教員もいた。

夜は、三晩とも、地元州警察署の副署長にお世話になった。昨夜は、彼としては最高の歓待の表現であったのであろう、野生の肉料理をご馳走になった。シカの肉、イノシシの肉、ハリネズミの肉、そして乾杯はコブラの生き血入りのスコッチウイスキーであった。とどめに出たのは、またもやコブラをぶつ切りした鍋料理。味は何とも・・・表現しようがない・・・。

ホテルに帰って、コブラの生き血のせいか、野生の肉料理のせいか、体が火照ってなかなか寝付けなかった・・・。

2014年8月19日火曜日

Fri.Aug.15,2014 キューバの名将、ヘオルへ氏が逝去

1990年代の女子バレー界を席巻した指導者は、キューバのエウヘニオ・ヘオルへ氏であった。氏は、FIVB国際バレーボール連盟の「20世紀女子バレーのベスト指導者」に日本の大松博文氏と並び受賞している。

92年のバルセロナ、96年のアトランタ、00年のシドニーとチームスポーツで5輪史上初めて3連覇した。

私は、1979年からミズノ株式会社でバレーボール担当として働いていた。そのお蔭で、生前の大松先生ともヘオルへ氏ともお話しさせていただく機会があった。

ヘオルへ氏は、日本に来ると必ず日立と練習試合を行った。バレーのスタイルは全く違うものの、日立の山田監督とヘオルへ氏は、どこか似ているところがあった。眼である。世界を見つめている眼はそっくりであった。
(写真は2010年のもの。左は2000年シドニー金メダルエースのユミルカ・ルイス。彼女は現在IOC委員に就任している)

 
そんなヘオルへ氏が81歳で亡くなっていたことを、最近知った。5月30日に逝去されていた。

合掌

2014年8月18日月曜日

Wed.Aug.13.2014 プノンペンに戻る

9日間の一時帰国であったが、アッという間に過ぎた。7日間をバレーボール関係に時間を費やし、家族や自分の時間をほとんど作ることができなかった。

次回は、3月中旬に帰国する予定である。

羽田を深夜0:20分に飛び立ち、5時間後の明け方にバンコク空港に着いた。
(バンコク空港内にあるこの伝統的なモニュメントがあるところで市街と国内外乗継とに分岐する。いつもながら長い長い連絡路がこの先続いている)

ここでのトランジット(乗継)もこれで3回目である。バンコク航空のチケットカウンターで多少トラブルがあったが、いつものことなので、落ち着いて説明して、チケットを入手した。どうも、Eチケットの処理は航空会社間でまだスムーズに行っていないようだ。
(プノンペン空港に着陸寸前の飛行機の窓から撮った市街)

プノンペン空港に着き、搭乗者出口を出ると、私の個人ドライバーが出迎えに来ていた。空港からアパートメントまで1時間。わずか10日間ほどの留守であったが、車の窓から見るプノンペンの街並みが懐かしく思われた。

(日本で見つけた蚊への対策品。「蚊っとばし」は、先日
プノンペンのカフェでボーイが使っているのを見て「オッ!これはスマートな蚊退治だな」と感心したモノ)
朝の11時ごろにアパートメントに着いた。スーツケースからお土産や生活用品など荷物を整理して、一段落したら急に眠くなったのでベッドに大の字で横になった。そして、そのまま翌日まで眠りについてしまった。