2014年8月21日木曜日

Thu.Aug.21,2014 日本の男子バレーが頑張っている

今週、全日本男子バレーチームがAとBに分かれて戦っている。

Aチームは、新たに大学生を入れて先週はフランス、そして今週はチェコに移動して国際親善試合で経験を積んでいる。

大学生は、 石川 祐希(1995年生まれ 191cm WS 中央大学1年)、山内 晶大(1993年生まれ 204cm MB 愛知学院大学3年、そして柳田 将洋(1992年生まれ 186cm WS 慶応義塾大学4年)の3人。石川、柳田の2人は決して高さはないが、バレーセンスは申し分ない。

実は、柳田の肩甲骨周りの肩関節は非常に柔らかい。彼が高校2年生の時、ベンチで練習を見ていた私は、乱打練習で彼がブロッカーのサイドをいとも容易くスイスイと抜くので、彼の肩甲骨周りを調べた。なんと、肩甲骨を自由自在に動かせるではないか。

ゴルファーの石川亮も肩甲骨周りが柔らかく、フォロースイングで腕が伸びていく。柳田は相手が強ければ強いほど燃える男だ。弟は東洋高校で現在はキャプテンでセッターを務めている。兄弟が同じチームでプレーしてくれたら面白いだろうな・・・。

セッターの内山と柳田は、私も関係している東京の東洋高校出身だ。内山の父も東洋高校バレー部の出身で、彼が高校生の時は1人でチームを引っ張っていた。全日本Aに2人とも入るなんて誇らしい。東洋高校は、今夏のインターハイでも準優勝を果たしている。

さて、もう一方の全日本BはVリーグ若手と大学生の混成チームである。第4回アジアカップに出場している。

アジアの男子バレーも近年はイランがトップでオーストラリア、中国、韓国、日本、インド、カザフスタン、そして現在私の住むアセアン地域のタイ、インドネシア、ベトナム、ミャンマーなどが続いている。詳細は、下図を参考にしていただきたい。

昨日までの成績では、日本は3連敗でA組の最下位となり、苦しい戦いを強いられている。

明後日以降の試合の結果いかんでは、B組のタイと順位決定戦に回る可能性も出てきた。
例え、全日本Bでもアジアの7位~8位のタイに負けることがあってはならない。
 
(タイの男子も強化が進んでいる。タイ女子は、昨年のアジア選手権で日本を破って初優勝するところまで躍進してきた。男子も女子に負けてはいられないという思いであろう。Bグループでタイは世界ランク11位のイランや19位の中国ともフルセットの末に敗れているだけだ。日本男子も、いつまでもアセアン地域はお客さんと侮っていてはいけない)

<順位/第3日>

【A組】 3-0  韓国、 2-1 インド、1-2  カザフスタン、0-3 日本
【B組】 3-0 イラン、2-1 中国、1-2  タイ、0-3 オーストラリア

 
<過去3大会の出場国と成績>




タイ王国の旗
2008

イランの旗
2010

ベトナムの旗
2012

回数


5

5

7

3


3

2

1

3


7

4

2


3

4

2


8

1


1

1

2

3


4

8

3

3


7

1


8

1


2

6

5

3


6

1


6

1


8

8

8

 


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