2015年11月3日火曜日

03,Nov.2015   春高バレー予選会の報告が来ました

高校生バレーボールプレーヤー(注:英語ではvoleyballerという言い方はしません。voleyball playerです) にとって、最高峰の大会である「春高バレー」。その予選会が各都道府県にて始まっています。

高校バレー、正式には「第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会」です。本大会の開催期日は、2016年01月05日(火)~07日(木)、09日(土)・10日(日)です。私の2回目の一時帰国も、この春高バレーの期間中に合わせて計画しています。昨年は6日に帰国しました。

本日、ある高校の監督から、晴れて代表になった旨の連絡がLINEを通じてありました。彼にとって初めての全国大会出場です。7年ほど前から、彼から依頼されて年に2回(1回:4日間)ほど特別指導を行ってきました。

私は、かれこれ25年前から高校チームの指導のアドヴァイザーをやってきました。そして、10チームが全国大会に初出場や10数年ぶりの出場を果たしました。

全国大会出場を成し遂げた一番の要因は、そのチームの監督さんの指導力です。では、なぜ、私がアドバイスするチームが都道府県大会で勝利したのか。それは、全国に必ず行く、という強い意志を持っている指導者であるかどうかを見極めてから、私がアドヴァイザーとして就いたからです。ですから、私の仕事は指導者の背中を少し押してあげたり、袖を引っ張って自重して頂くことなどでした。

アドヴァイスした監督で全国に行けなかった指導者が、昨年までの段階で1名いました。そして、その今まで全国に行けなかった監督が、ようやく全国を仕留めました。よくぞ、やりました。

今度は、私の番です。カンボジア男子ナショナルチームが2年後には、1970年以来のアジア大会、更に2年後には世界選手権大会出場の権利を獲得する番です。誰もが、「そんなことできっこないよ」と言えば言うほど、私は「では、やってやろうじゃないか」と元気が出てきます。勝って当たり前のことをしても、誰も驚いてはくれません。 驚きのあるAmazing Volleyball をやります。

下に挙げましたのは、先週までに決定した代表校です。インターハイもそうですが、高校生のレベルで、これだけの大きな大会を運営する日本のバレーボール界(全国高体連バレーボール専門部)の組織力って素晴らしいですね。世界に誇れる大会のレベル、そして大会運営です。

最後に一言。

今までのところ、初出場校はゼロです。チームスポーツは、指導者の力量がモノを言います。伝統校や常連校を破って全国に出るのは至難の業です。全国初出場には、選手を中心に、学校の理解、父母の協力など大変なエネルギーが、強運が、そして指導者の家族からの支援が必要です。

おっと、私のようなアドヴァイザーも居れば、更に良いでしょうね。

<男女代表校>

【新潟県】2015-11-01 【男子】上越総合技術(2年ぶり6回目) 【女子】新発田商(4年ぶり5回目)
【大分県】2015-11-01 【男子】大分工(2年ぶり29回目) 【女子】東九州龍谷(16年連続31回目)
【鹿児島県】2015-11-01 【男子】鹿児島商(9年連続28回目) 【女子】鹿屋中央(8年ぶり5回目)
【秋田県】2015-10-31 【男子】雄物川(21年連続21回目) 【女子】由利(2年ぶり26回目)
【栃木県】2015-10-31 【男子】足利工大附(2年ぶり36回目) 【女子】國學院栃木(29年連続30回目)
【岩手県】2015-10-26 【男子】一関修紅(4年連続10回目) 【女子】盛岡誠桜(2年連続21回目)
【山形県】2015-10-25 【男子】山形中央(3年ぶり15回目) 【女子】山形商(2年ぶり9回目)
【茨城県】2015-10-25 【男子】霞ヶ浦(2年連続11回目) 【女子】土浦日大(8年連続15回目)
【山梨県】2015-10-25 【男子】日本航空(14年連続14回目) 【女子】増穂商(2年ぶり28回目)
【宮城県】2015-10-24 【男子】仙台商(3年連続4回目) 【女子】古川学園(11年連続36回目)
【石川県】2015-10-24 【男子】石川県工(11年連続25回目) 【女子】金沢商(14年連続41回目)
【沖縄県】2015-09-21 【男子】西原(6年連続21回目) 【女子】西原(3年ぶり5回目)

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