2016年7月4日月曜日

July 03,2016    大学バレーの練習試合で

先週お伺いしました文教大学女子バレー部(関東リーグ3部)監督の石野さん(元IHI9人制女子バレー監督)からのお誘いもあり、本日は練習試合に参加しました。

場所は埼玉県北越谷駅近くにある文教大学第2体育館。対戦相手は東京大学(関東リーグ5部)。

石野さんが北越谷駅まで出迎えに来てくれました。会場に着いて、東京大学の監督と挨拶を交わしているうちに思い出しました。その監督は、元日本電気(現NEC)女子バレー部初代コーチの豊田さんでした。30年ぶりぐらいの再会です。

当時の日本電気女子バレー部は、廃部になったヤシカ女子バレー部をそのまま受け継いで創部されました。豊田さんは駒澤大学出身です。駒澤大学の当時の監督は名将宮澤先生でした。古武士のような風貌をされていて、非常に厳格な先生でした。駒澤大学の監督に就任される前は駒澤大学高校の監督として全国大会常連チームを作っていました。大学の監督に就任すると、それまで関東大学5部で低迷していたチームをあっという間に1部まで引き上げました。

そんな昔話を練習試合の前に豊田さんとしていました。

きょうの練習試合の場に来て私にとっての一番の成果は、そのような昔のことを思い出させてくれた豊田さんとお会いできたことです。

日本電気女子バレーボールチームは、ミズノの社員として私が初めて自力で開拓した実業団チームです。その後、イトーヨーカドーの創部にも関わりましたが、日本電気女子バレー部が私の実業団バレーの在り方を学習する最初のきっかけを作ってくれました。

現在のブラジル男子監督のレゼンデ氏も、日本電気に当時はブラジル女子バレーアシスタントコーチとしてしばしば足を運んでいました。レゼンデ氏は日本電気で日本のバレーボールを吸収していました。9人制バレーボールにも関心を示していました。アメリカ女子バレー監督のセリンジャー氏は当時、日立の山田監督と親交を持っていました。

当時の世界の女子バレーの中心は日本だったのです。

豊田さんとのツーショットを撮っておくべきであった・・・。

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