2009年6月7日日曜日

関東高校バレーボール大会結果


 一昨日の開会式から始まった関東高校バレー大会。男子は茨城県ひたちなか市で、女子は所沢市と川越市で開催された。同じ日の開催なので、どちらに行こうか迷ったが、女子の会場に行った。先週、厚木で行われた練習会に参加したチームは全て出場している。インターハイ予選会につながっていない関東大会なので、各チームの監督さん達は結構リラックスしている。この関東大会の1週間後にインターハイ予選会を控えているので、全国大会常連の各チームの監督は関東大会で優勝することよりも怪我人を出さないように苦慮されている。また、ライバルチームに全容を見せないように戦術に手を加えているチームもある。言い方は悪いが、「公式の練習試合」と言った感がある。必ずしも真剣勝負とは言えない。関東大会の優勝チームがインターハイ出場権を獲得できるようなシステムになれば、内容も見ごたえのあるものになる、と私は考えるのであるが、いかがであろうか。
 さて、結果のほうであるが、私がアドバイザー(週に1回、監督と昼食をしているだけであるが・・・)になっているチームの一つで東京第3代表の東洋高校が、なんと優勝してしまった。27年振り3回目である。今年の春高バレーでも、優勝した都城工業高校にフルセット、勝利にあともう一息まで迫った実力はフロック(まぐれ)ではなかった。しかし、関東大会で優勝しても激戦区東京都の二代表を勝ち取る保証はない。これは女子もそうだ。今頃は決勝戦を国学院栃木と八王子実践が戦っていると思うが、ベスト8には東京都から他に共栄学園と文京学院が入った。
 来週から、関東各都県にて奈良インターハイ代表権獲得に向けて熾烈な戦いが始まる。多くのドラマが生まれると思う。東京都のあるチームは、今日のゲームで中心選手が捻挫をして退場した。単なる捻挫であればよいが、甚大な外傷であれば出場はできない。怪我予防への管理は監督がいつも頭を悩ましているところではあるが、あのチームの監督は頭を抱えているに違いない。同情はするが、勝負の世界には怪我が付き物と考え、予防と対処を日頃から備えておかなくてはならない。今回、現場を目の当たりに見ていて、RICE処置に手間取っていたのが気になった。あの場面では、チームトレーナーが駆け付ける場面であったが、トレーナーがいなかったのであろう。チームの生徒マネージャーが対処していたが、冷却スプレーも氷もなかなか到着せず、全日本ユースのメンバーでもある彼女の足首はみるみる腫れ上がり内出血が進行しているのが2階席からでも確認できた。彼女はそのあとすぐ近くの救急病院にいたとのことであるが、大事に至らないことを祈る。
(画像は読者のKさんが送ってくれたドクダミの花。ドクダミの葉は、私が時折水虫の治療に使うが、可憐な花を咲かせるんですね。読者のKさんもこの花のような可憐な方なんでしょうね、きっと)

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