2014年12月21日日曜日

20,Dec.2014 カンボジア料理

内務省警察クラブのアシスタントコーチでナショナルチームのコーチでもあるHim(ヒム)から夕食に誘われた。

夕方、私のアパートメントにチームのバスで迎えに来た。助手席に座っていたのは、彼の婚約者であった。年の頃、20歳代中頃。彼も、確か30歳半ばのはず、そろそろお金も貯まったことであろうから、結婚間近かも知れない。

二人とも英語ができない。私の方から、私が知っている限りのカンボジア語(現地の人はクメール語と呼ぶ)を話す。英語専門学校に来ている中流家庭以上の高校生や大学生の女の子達は、良く話す。お喋りともいえる。お喋りは世界中の女性の特権であるかも知れない。

女性が幸せを感じるときは、お喋りをしている時と食事の時であろうと私は思っている。そういう時に、私は彼女たちに声をかけない、お邪魔しない。

ここから、スポーツにおける男性指導者の女性を指導する場合の法則が考えられる。つまり、女性とのコミュニケーションには、まず相手の女性に喋らせること。決して、話の途中に遮ってはいけない。常に女性への質問と頷きが必要だ。そして、お口に入れる甘いものがあると、更にお口も滑らかに、饒舌になる。その時にできる女性達の脇の甘さに付け入り、男性指導者のアドバイスを柔らかく提示することで彼女たちの脳もあっさりと受け入れてくれる・・・場合もある。

さて・・・話を戻して、いつものバレーボール練習会場の近くに車は止まった。2ケ月前から、そこでは建設工事をしていたことには気づいていた。改めてあたりをよく見ると、そこには現代的なプールとスポーツジム、そしてガーデン・レストラントができていた。

バレーの練習会場は、コートと屋根と壁があるだけの粗末な会場だ。雨期には雨漏りがして練習できない。カンボジアでのバレーボールは屋外スポーツという認識がまだ高い。私の中学生時代は、毎日、外での練習であった。高校に進学して1年生の時に週三日体育館が使えた。高校3年生の時には毎日体育館が使えた。

カンボジアにおけるバレーボールのイメージは屋外スポーツの認識、日本の50年前のバレーボールなのだ。バレーボールはインドアスポーツである。明るくて、清潔で開放感のある体育館、いや体育室でよいので各地域に1つは欲しい。体育館の必要性を訴えていくのも私の仕事の1つだ。 

国の機関が、着手しないのであれば、私は、民間会社に、お手本になるような体育館を寄付で建てて頂くことを考えている。

バレーボールとバスケットボールの公式ゲームができるコートの広さと、観客席は300席ほどあれば良い。練習時は2コート取れて、公式試合時には移動式の観客席も加えて1コートにする。ナショナルチームや各クラブチームが合宿などで優先的に使えるようにする。勿論、普段は有料で一般市民に貸し出す。初心者教室も開催する。午前中は、こちらでも体形を気にしだしたママさんたちにバレーの指導も行う。ソフトバレーも指導したい。マシーンの揃ったトレーニング施設とレストラント設備も整える。勿論、ビジネス展開である。

忘れてならないのは、体育館の脇にはビーチバレーのコートを設営する。こちらは、さほど資金はかからない。無料にして、誰でも、いつでも、楽しんでもらえればよい。

そんなことを考えながら...カンボジア料理を楽しんで夜は更けて行った。

 

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