2014年12月24日水曜日

24,Dec.2014 練習用テキストの作成に着手

カンボジア人コーチ用にテキストブックを作成することにした。まずは、第1版の作成である。

(まずは表紙と1ページ目ができた。今後、画像はカンボジアのナショナルチームメンバーを活用していく。私の拙い英文も添削してもらわねばならない。さらに英文からカンボジア語に訳してもらわねばならない)

カンボジアバレーボール連盟の組織の中には、まだ指導普及委員会とかコーチ委員会、強化委員会といった組織がない。組織がないから、指導内容・方法も統一されていない。専門用語の統一もされていない。

この国の体育教員養成専門学校をJICAシニア隊員に案内して頂いたことがある。学校の施設もテキストもようやく整備されつつあるといったところであった。使っているテキストは日本の体育系大学で使用しているモノに画像を多く入れて具体化したものができていた。

この国のスポーツ科学に関しては、私もこの国の全てのスポーツ分野に精通しているわけではないので明確なことは言えない。但し、バレーボール連盟に関しては、少し言える。半年かけて各クラブの指導の現場を視察して言えることは、コーチの指導は経験主義からの指導が多く、スポーツ科学に裏付けされた指導は少ない、ということである。

ことし10月に国内で4年ぶり2回目に開催されたIOC主催、FIVB協力での「FIVB公認コーチレベルⅡコース」(2週間)においても、そのことが証明された。20数名の受講者(女性は1名)はカンボジアバレーボール界のトップレベル指導者である。しかし、FIVB国際バレーボール連盟公認の講師から説明される科学的な実証に基づく指導理論が良く理解できない。実技はできるが、なぜ上手にできているのか説明できない。つまり、答えは解っているのだが、答えにたどり着く過程がわからない。従って、指導は「俺の言う通りにやれば上手くなれる」というシンプルな指導がほとんどである。
(来年は、受講した全国の指導者の現場に行って、その地域でカンボジアバレーボール連盟主催のコーチ研修会を開催したい。受講者証も発行して指導者としての自覚を促したい)

指導者のプレーヤーとしての経験に基づく指導でも成果は出る。そこに、科学的な根拠を導入して指導することによって、更に成果は上がっていく。

そこで、私のできる範囲で、まずはすぐに役立つ練習用テキストブックを作って、国内で巡回指導をしながら配布して行こうと思い立ったわけである。

完成はいつになるかわからないが、できるかぎり国内の指導者と意見交換しながら第2版を編集して行きたい。その時の著者は、私でなくカンボジアバレーボール連盟と印刷する。

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