2015年1月3日土曜日

03,Jan.2015 クメール料理と日本酒の相性は・・・?

クメール料理(カンボジア料理)を語るには、まだ食べ歩きが足りない。

せめて、正月気分を味わおうと、昨夜は少しオシャレなクメール料理専門店に行った。2か月ぶりであった。店主に電話で予約を入れて出かけた。そこのレストランのオーナーはマレーシア人。昨年の8月に店を開店したばかりで、その時に私が2日続けて店に行ったことで私のことが強く印象に残ったようだ。

今夜はお客も少ないということで、年の頃30歳前後と思しき若いオーナーは、私の食事に相伴した。3種の料理とビールを2杯飲みながら、彼の身の上話を初めて聞いた。

近々、彼の母親(47歳)が日本人男性(47歳)と再婚するとのことを聞いた。私の亡くなった父親も再婚だった・・・だから、私は2人の母親を持っている。その後、父は、また離婚した。小学生の時から私は父子家庭の子であった。2人の母親は、今どこでどうしているか・・・私は、知らない。そんな話をしながらお互いの共通点を見つけ、以前よりも親しみを感じた。

彼は幼少時代を台湾で過ごし、その後、マレーシアに移り高校・大学生活を送った。マレーシアの小学校での授業は中国語、中高校の授業では現地のマレー語、大学では英語だということも聞いた。英語は英国英語であるとも言っていた。

正月らしく、日本酒を注文した。日本酒は店に置いていないので、近くのマーケットに買いに行ってきますと、彼は席を離れた。そして15分ほどして、小瓶を2本手に持って戻ってきた。支払いの時に金額を見たら日本酒代金は入っていなかった。カンボジアでは、日本酒は高価だ。今夜の料理代金とほぼ同じくらいの額になるはずだ。

店主の心意気を嬉しく思いながら、店を出た。外は25度くらいの気温で、風が心地良かった。

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