2010年5月29日土曜日

5/28 バスケット界の若き起業家


 かねてよりアポイントメントが入っていたKさんという若い起業家(新たに事業を起こすという意味で企業家とは違う)と社内でお会いした。初対面であった。年齢は30歳前半で日本の高校とアメリカの大学のバスケットで鍛えた体は逞しく、スーツも似合っていた。地域の子供たちにガレージバスケット・クリニックを指導し、全国展開を考えているということだ。また、著名人を講師にしたスポーツ・アドミニストレーション・アカデミーの構想もあるという。日本の大学ができないことをやろうとしている。夢を実現しようとする彼のエネルギッシュな話を聞いていて、今が旬でいいなあ、と素直に感じた次第である。
 私と彼との接点は、都内の有名大学で客員教授に就任しているMr.K。就任4年目で既に看板教授で彼のゼミに入るにも倍率が高い。就職率もかなり高く、卒業式では総代も出たほどだ。初対面の若き起業家と小一時間も語り別れた。Mr.Kは私に会いに行ったらと勧めてくれたそうだが、果たして収穫はあったのかどうか私にはよく分からない。
 別れ際に彼の言った言葉が思い出された。「バスケ界もバレー界も今は混乱期、低迷期。しかし、だからこそ、そこにビジネスとして入っていけるチャンスがあると考えている」確かに、「乱」に「チャンスあり」かもしれない。定年まであと1年と10カ月、私ももう少し頑張ってみるか。
(画像は愛読者のKさんから送られてきた「マツリカの花」。今日はKさんの名前が多い日ですね。マツリカはジャスミンの一種。花弁は乾燥させてジャスミン茶の香りに使われる。)

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