2011年1月12日水曜日

1/9(日) 千葉市の高校で高校女子強化合宿

 本日は、春高バレーの決勝の日。しかし、東洋も大和南も敗退してしまった大会に行ってもつまらない。などと、我儘なことを言っているようだが、実際、関係しているチームがプレーしない戦いは見る気はしない。そんなところに、昨夜、山梨県の高校の監督から合宿に来てください、と連絡が入った。よっしゃと言うことで、昨夜の夕食会から参加している。
 参加チームは各県ベスト4以上のチームだから、練習試合はそれなりにやりがいがある。しかし、やはり県ベスト4レベルのチームの集まりである。1セットのミスが、チーム平均で約8点ある。25点制であるから、自力で点数を取っているのが残り17点だけということになる。得点の32%がミスで相手チームに点数を献上していることになる。新チームであるということを差し引いても、少し寂しい数字である。現時点で、ミス率を20%程度に抑えないと、各県で決勝には進めないであろう。
 春高バレー決勝会場からは、メールで結果が届いた。女子は東龍が優勝した。それまでのゲームを見て、私が感じたのはサーブの良さである。サーブだけは全日本女子よりも良いのではないかと思ったほど、スピードとピンポイントのコースの良さには驚いた。また、スパイクレシーブからの反撃がまるでサーブレシーブからのコンビ攻撃のように多彩である。スパイクレシーブが上手というよりは、ブロックとの関係が良いと言うべきであろう。レシーブする瞬間はブロックの間を抜けてくるスパイクを止まった状態で構えてレシーブしている。良く失敗するケースは、レシーブする瞬間に、まだ構える位置に到達しておらず、動きながらレシーブしている場合である。動いているボールに対してレシーバーも大きく動いているということはボールのスピードが実際のスピードよりもアップして眼に見えるということになり、レシーブのコントロールは乱れてしまう。女子バレーのレシーブ(dig)・フォーメーションによくあるのであるが、ブロックの間を抜けてきたスピードあるスパイクボールに対して2名のレシーバーがクロスしながらレシーブしている場面がある。そして、残念ながら、そのような2人がクロスしてのレシーブでは上位のレベルではほとんどボールがレシーブされていない。男子では1つのコースに1人でレシーブする。
ブロックとスパイクレシーブの関係を突き詰めていけば、1つのスパイクコースには1人と言うことになると思うが、いかがであろうか。
 さてさて、バレー戦術論になって、長い文章になってしまった。今夜は、この位で・・・。

0 件のコメント: