2011年1月3日月曜日

1/3(月) 謹賀新年


 昨年中は、私のブログにお付き合いいただきましてありがとうございました。本年もよろしくお付き合いのほどお願いいたします。

 初めは、個人的な防備録のつもりでこのブログを書き始めた(打ち始めた?)のですが、読者の方がいらっしゃることで、差し障りのある事項は具体的な内容を多少控えておりますことをご容赦ください。

 私にとってバレーボールは仕事であり、趣味であり、生きがいになっています。ぼんやりしていても、娯楽でビデオを見ていても、バレーの指導に役に立つことがあるとノートに記録し、その後で「マイ・テキスト」に書き込みます。「マイ・テキスト」は、サーブ編、ディグ編、フォーメーション論など細分化しています。他人が書いたテキストは、借りものです。同感できるところはマイ・テキストに書き込みます。やはり、自分なりのテキストが必要です。最近は1つのプレーの指導に解剖学的な根拠による説明が多くなってきました。自分が納得できない論理で人に納得して頂ける指導はできません。上手にプレイしている人には、それなりの理由があり、上手くいっていない人にはそれなりの原因があります。その理由と原因を解剖学的なアプローチで解説していきたいとマイ・テキストを編集しています。

 講習会では、更に「対話型」を心掛けていきます。私と受講者、受講者同士の対話が新しい発見にもつながります。その意味で、昨年NHKで見たハーバード大学マイケル・サンデル教授の「ハーバード白熱教室」は非常に参考になりました。講義「正義」はNHKで放映され、大人気を博しました。この正月には再放送もされました。今年はDVDも発売されるとのことです。哲学の番組が再放送されるとは、日本人も成熟してきたと言うべきなんでしょうか。それとも閉塞感の漂う日本の現状に打開策を見出すためのきっかけを求めている人が多いのか。おそらく両方なんでしょうね。

 さて、明後日から装いも新たになった春高バレーが開催されます。私も春高バレーの関係で明日から9日まで毎日、東京都体育館に通います。今年はどんなドラマがあるか楽しみです。
(画像は、サンデル教授の著書。英語版も英語の勉強のためと買ってしまった。どうも本購入のためにはお金は気にしない性格なので、自宅はそのうち本の重みで傾いてしまうのではないかと危惧している。もちろん、財布は反比例していつも軽い)

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