2012年1月5日木曜日

1/5(木) 2012年 春高バレー開幕



 3月20日開幕から1月5日開幕に移ってから今年で2年目であるが、まだリスムに乗れないのは、私だけであろうか?3月の春高バレーには、桜が咲き始めるイメージがあった。そして、いつも花粉症が付きまとっていた。時には大雪で地上の交通は全く機能せず、地下鉄の電車しか動かない年もあった。サリン事件と開会式が重なった年もあった。2000年の女子優勝の順心学園(現:広尾学園)には思い出がたくさんある。そんな多くの思い出のある春高バレーの会場にバレーボール関係業者として顔を出すのも今年で最後となった。会場の受付のところでは、勤務先名を記して入場した。

 受付で、静岡県男子の代表として何度も春高に出場された県立浜松湖東高校元監督の池田先生と出会って30分程その場で話し込んだ。池田先生は順天堂大学陸上部の出身である。バレーの監督に就任されて、隣県のトップチームに指導法を乞いながら強豪チームを作られた。池田先生との出会いは、かれこれ20年前になるであろうか、私が岐阜県立岐南工業高校男子バレー部の平田監督のところに訪問している時であった。池田先生は定年退職後、スリランカに渡りクラブチームを3年に渡り指導されて、昨年日本に戻ってこられた。現在は静岡産業大学男子バレーボール部監督に就任されている。現代学生気質で苦労されているお話を伺った。

 そこに、こちらも10数年ぶりであったが、岐阜県立岐阜女子商業高校、元監督の渡邉守夫先生と眼が合い、挨拶を交わした。20数年前であるが、お付き合い頂いた翌年に初めての全国代表決定の瞬間に立ち合わせていただいた。渡邉先生は、現在中部学院大学の特任教授、そして女子バレー部監督として就任したばかりという。

 そんなこんなで、ゲームを落ち着いて観るまでに、数十人の大会役員、諸監督と新年のご挨拶を交わした。この春高バレーこそ、国際大会を除いて、国内最大規模の大会である。会場には、小学生の指導者から、中学、高校、大学、Vリーグ、ママさん、ソフトバレーの指導者まで全国から集まっている。

 全国の色々な情報もここで交換される。元オリンピック選手も観戦に来る。きょうは、1967年世界選手権優勝、1968年メキシコオリンピック、1972年ミュンヘン銀メダリストの岩原豊子(当時ヤシカ)さんと役員席に一緒に並んで県立大和南と新潟県立新発田商業のゲームを観戦した。お話を初めて数分後、そこにミュンヘンでセッターの松村勝美(当時ユニチカ)さんが加わり、セッター論議となった。特にセッターの身長の話になり、全日本もセッターが高くならなければ、メダル獲得は難しいわね、との結論になった。お二人とも60歳をとうの昔に越えられているが(失礼!)、松村さんで173cm、岩原さんでも168cmあった。高校の試合を観戦していて「どこのチームも皆、ワンセッターね。ツーセッターのチームもあっていいわね。6年全員セッターっていうのもあっていいわね」などと仰っていた。岩原さんが現在マネージャーをされている貝塚ドリームスで育てた選手に今春高校に進学する白井美沙紀さんがいる。彼女は、神奈川県から全日本の選手になりたいという意思で貝塚ドリームに入った。昨年の全日本中学選手権大会でもエース・キャプテンとしてベスト4に入った。中学選抜の主将にも選出された逸材だ。

 身長は175cm、最高到達点は289cm。岩原さんは彼女にセッターとして全日本に入って欲しいと言っていた。実は、きょう会場で白井選手の父親である白井先生(松蔭大学女子バレー部監督)から呼び止められ、進学先を教えて頂いた。

 「東京か神奈川県の強豪チームに決めかねていたが、決めました。ついては、渡邉さん、本人の足形を見て最適のシューズを選んでくれませんか?」

 やはり親ですね。高校の練習は半端でないので、怪我が心配らしい。

 オリンピアンとそんな話をしているところに群馬県バレーボール協会役員ご一行が会場に着いた。懐かしい顔が見えた。関東バレーボール連盟(一都七県のバレー協会の集合体の呼称)で長年、審判委員長の要職を務められていた秋山先生であった。そして、田村恵弘さんのお顔もあった。田村さんは、東京三洋電気女子バレー部コーチ、東北パイオニア女子バレー部監督として活躍され、現在は豊富な指導体験を生かして、整体師として全国各地に出張治療に飛びまわっている。良い機会なので、田村さんに1ヶ月前から鈍痛のある私の黄金の右腕(失礼!)のことを相談した。鈍痛の原因はインピンジメント(使い過ぎ症候群)か、加齢による50肩なのか明確ではないのであるが、田村さんにお話すると、「ちょいと痛いが、びっくりするほど痛みがなくなるから。ちょいと手を出して」と治療を始めた。

 どうも指圧の一種らしい。「痛た、た、た・・・!」と思わず叫んだが、会場内の応援団の大歓声で私の悲鳴などかき消された。そして、あら不思議!肩をぐるぐるまわしてみても鈍痛はさほど感じない。料金は請求されなかったので、この時は、田村さんのお顔が仏様に見えた。

(画像は、仏様の田村さんのお写真であります。ありがたや・・・。正月のお参り時におみくじを引いたが「大吉」であった。1年の「大吉」の運もこれで全て使いきっちゃたかな?) 

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