2010年7月3日土曜日

7/3(土) 休日

 本日は休日で、溜まった新聞切り抜きとビデオ録画を観た。録画では、ここ3週間見れなかった池上彰さんの「そうだったのか!」を5時間分見た。5時間分といっても民放の放送でCMが入るので、その部分はCM削除(広告会社には悪いが、便利になった)したので4時間半ぐらいで立て続けに見た。池上さんの解説はその物事の歴史に始まり、本当に分かりやすい。最近読んだスポーツライターの玉村正之さん著の最新刊『続スポーツ解体新書』のなかにもスポーツ史の学習の重要性が述べられていた。玉村氏はそのことをスポーツ社会学の先達である中村敏雄先生の著作(『オフサイドはなぜ反則か』)から学んだと言う。以下、玉村氏の文面から取り上げるとする。「なぜそういうルールが生まれたのか?なぜそうしなければいけないのか?先生の著作は、スポーツの歴史を掘り起こす必然的結果として、スポーツの本当の面白さ、すなわち、人間の営みとしてのスポーツの存在意義や、文化としての価値の高さ にまで踏み込んで言及され、スポーツライターとして悩んでいた男の目から数えきれないくらい何枚ものうろこを落としてくださった」
 池上さんの解説もやはり歴史から入ってくる。表層的なことばかり知っているのでなく、歴史的過程を知ることで現在の認識に厚みを持って考えるようになる。似非評論家の言葉はすぐに看破できるようになる。面倒でも歴史を遡ることは大事だ。
 さて、明日はしばらくぶりに市民ソフト大会にわがクラブの面々と一緒にゲームに出る。このところの節制不良がプレーにどう影響するか、仲間のブレーキにならないように、仲間を褒めちぎって仲間のファインプレーを多く引き出すとしよう。

0 件のコメント: