2011年3月27日日曜日

3/27(日) 千葉県バレーボール協会 理事会開催

 当初の会場は、いつも使う県スポーツセンターであったが、地震の影響で使えなくなり、急きょ理事長がこの3月まで勤務する県立柏井高等学校に変更になった。今年は役員改選期にもあたり、改選した結果は、大きな入れ替わりもなく、これからの2年間を64名の理事で県協会を運営していくことになった。   私の属する、指導強化普及委員会からも報告・計画(案)を述べさせていただいた。昨年度の千葉国民体育大会を総合成績第2位で終え、障がい者大会も家庭婦人連盟の協力でつつがなく終えることのできた御礼を委員長の宇木先生が述べ、私のほうからは今年、日本体育協会公認指導員の養成講習会を8月の4日間開催することを述べた。 千葉県協会の指導強化普及委員会は、国体が終了するまで、強化と指導普及を分けて指導普及担当を私が責任者でここ4年間担ってきた。   私と一緒に事務局をやっていただいている女性の方は旭市に在住の方で、今回の津波で親族に被災者が出た。まだ行方不明の状態で、4日前に電話した時も声に元気がなかった。今年も事務局をお願いするのは多少ためらったが、彼女の事務局としての働きは他の人にすぐに代えられるものではないので、できる範囲でということでお願いした。 国体が終了したこともあり、次の5年、10年へのビジョンが聞けると思ったが、原発が収束していない状況ではそれどころではないという空気であった。   そのような状況下ではあるが、発表するタイミングは今でなくとも、私は、考えておきたい。これからの千葉県バレー界を支えていくのは各チームの指導者であり選手・愛好者である。TVでは「日本の力」「団結の力」などと抽象的な言葉が飛び交っているが、必要なのはビジョンであり、そのビジョンを具現化する目標設定ではないであろうか。組織は人で成り立っている。バレーボールの指導者が選手、愛好者にスポーツの楽しさとスポーツで繋がっている連帯感をますます醸成していくことが指導者の役割の一つと考える。 それにしても、避難住民の受け入れや計画停電、体育館の損傷などで体育館がまだまだ使えない状況が続く。原発事故もここにきて難しい局面に入った。長引けば長引くほど風評被害も広がり、食物の輸出にも影響してくる。原発事故の収束に関して、政府の的確・迅速な主導を望みたい。

0 件のコメント: