2013年1月7日月曜日

Mon.Jan.7,2013 コーチングのコツ-6 ボールから離れているところで勝敗は決まる

春高バレー3日目。私は、パソコンSchoolの受講で会場に行けない。昨日も行けなかった。それで、深夜のTVで数ゲーム見た。そのチームのレベルを見るには、ボールを追いかけてはいけない。ボールを扱うチームスポーツのレベルは、ボールから離れているところでのプレイが大事だ。

  私のカミさんが大ファンの湾岸署の青島刑事の例の台詞(セリフ)の通りなのだ。「事件は会議室で起きているのではない!」。
  少し強引な引用かもしれないが、「勝敗はボールを扱うプレーヤーが握っているのではない。次にボールに触れるプレーヤーの準備が握っているのだ」。具体的にはレシーブ時のカバーリングの準備やスパイクカバー(ブロックフォロー)が速やかに確実に取られているかだ。あなたが良きコーチであれば、そのような地味だが大事な繋ぎの部分に注意してゲームを観戦しているはずだ。

勝敗はボールから離れているところで決まる。指揮官は大局観を持って練習を見る。コート上のスタメンだけが努力しているチームは勝てない。ゲームには出れないが必死になって球拾いしているチームは強い。良いチームは、エースではなく球拾いをみればわかる。

  だから、私は、良い結果が出た時に真っ先に褒めるのがレギュラー以外の子供達だ。負けたら指導者の努力が足りなかったのだから、もっと努力をすれば良い。負けて子供達のせいにしている指導者を時々見かけるがとても見苦しい。


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