2016年2月24日水曜日

Feb.22,2016     タイの地名を覚えるのは一苦労  

今回の男子バレーボールリーグ戦視察では、試合形式がホーム&アウェイ方式ですので、地方で開催される試合が多いです。

地名の中には、結構長い地名もあり、更には似たような地名が他にもあります。タクシーに乗って行き先の発音を間違えると、全く違う場所に連れて行かれる場合もあるかも知れませんね。口頭で地名をすらすら言えるようになるまで結構時間がかかりました。

長い地名を覚えるには、地名のもともとの意味を探るのも、記憶するための1つの手です。例えば、首都のバンコク(Bangkok)ですが、「Bang:バン」はタイ語で「村」という意味です。「kok:コク」は、「makok:マコック」というオリーブ系の果実です。 ですから、バンコクは、もとはマコックというオリーブが沢山とれた村だったんでしょうね。

私の住んでいるカンボジアの首都プノンペンです。「プノン」は「丘」、「ペン」は「ペン夫人」ですので、「ペン夫人の丘」という意味です。丘だけあって、地形に高低があり、雨期の時は、低い土地は雨が溜まり、車の通行もできなくなります。

今回、訪れたラチャブリ―という地名ですが、「ブリー」が語尾につく地名も結構多いですね。シンブリ、チョンブリ、ロッブリ、サラブリ、スパンブリ、ミンブリ、カンチャナブリ、トンブリ、ノンタブリ、ラチャブリ、チャンタブリ、 プラチンブリ・・・。「ブリ」はタイ語で「都」「都市」という意味です。大きな町というよりは、日本語で「住めば都(みやこ)」という意味に近い土地愛、自分の住んでいるところが一番良い、という意味です。
 
初めて訪れる土地の地名の由来を知っておくのは、地元の人と打ち解ける会話のスタートになります。ちなみに、私の出身地の山形県酒田市は、「お酒」と「田んぼ」でち名ができています。酒造には、「良い水」と「良いお米」が必要です。良い水は、市内を流れる最上川から、良いお米は庄内平野の田んぼから得ることができます。ここから話題はどんどん広がって行きます。

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