2011年10月4日火曜日

10/4(火) ワールドカップ男女出場国まず10チームが決定



 11月4日から日本で開催される2011World Cup出場12チームの内、10チームが10/2のヨーロッパ選手権を最後にして決まった。World Cup成績上位3チームは、ロンドンオリンピックの出場権を獲得できる。どの国も、眼の色を変えて闘いを挑んでくる。これで4位以下になれば、各大陸選手権でまた熾烈な代表権を争わねばならない。そこでも負ければ、FIVBランキングによって推薦されたチームのみで戦う世界最終予選会があるが、それも胃が痛くなるような戦いだ。11月のWorld Cupで速やかに代表権を得て、1年後のオリンピックのためにじっくりと新戦術を磨きたいと考えるのは、どこの国の監督も同じであろう。

 女子から行こう。まず開催国であるホストのJapan。南米からはBrazil。北中米からは優勝のUSAと準優勝のDominica(ドミニカ)。アジアからは、先月のアジア選手権決勝で日本と競って優勝したChinaと第3位のKorea(韓国)。欧州からは2日前にフルセットの決勝を制したばかりのSerbia(セルビア)と準優勝のGermany(ドイツ)。アフリカからは優勝したKenya(ケニヤ)と準優勝のAlgeria(アルジェリア)。

 激戦区である欧州選手権の成績は、3位がTurkey(トルコ)。トルコのエースのナスリハンはベストスコアラー賞を獲得した。4位がItaly。新旧交代が上手くいっていないようだ。5位がPoland(ポーランド)。そして昨年のワールドグランプリ優勝のRussia(ロシア)は6位だ。7位がNetherlands(オランダ)、8位がCzech(チェコ)と16位のIsrael(イスラエル)まで続く。

 残り2カ国は、FIVBのランキングなどで推薦される。ロシア、トルコ、タイ、キューバなどが有力な候補であろう。

 男子は、ホスト国のJapan、南米からは優勝したBrazilとArgentina(アルゼンチン)。欧州からは初めてのアベック優勝を成し遂げたSerbiaと準優勝のItaly。中南米からは、CubaとUSA。アジアからは先月のアジア選手権で優勝したIran(イラン)と準優勝の中国。このイランや今回6位だったがインドの2カ国は最近メキメキと力を付けてきて、アジアでは韓国、中国、オーストラリアと並んでトップグループを形成してきた。彼らのホームでのゲームでは日本は負け越してきている。そしてアフリカからはEgypt。私が30年前に指導していたチュニジアは2位カメルーンの後塵を拝して3位であった。

 残り2カ国はロシア、韓国などが有力だ。

会社を定年になる来年から私も海外に出る。少しは海外のバレー事情を学習していかなくてはいけない。

(画像はセルビアの首都であるベオグラードで開催された女子バレー欧州選手権大会優勝のセルビア。観客は9,000人。紙吹雪が華やかさを盛り上げている)

0 件のコメント: