2012年7月15日日曜日

Sat.July 14,2012 大和南女子バレー部 前監督への感謝会

前監督の飯塚先生(現 相模女子大女子バレー部監督)の感謝会が飯塚先生の地元である神奈川県藤沢市で開催された。会場のホテルには150名ほど集まっていたであろうか。学校からは校長先生はじめ体育科の先生や飯塚ファンの先生方が見えていた。高校の監督さん達では、遠くは京都橘、関東からは埼玉の細田学園、千葉の市立柏 などの全国区の指導者が集まっていた。Vリーグからは、JTの関係者、スタメン定着で卒業生の加藤も来ていた。その他にも沢山の関係者、教え子、現役高校生が集まり楽しい会であった。

 私と先生は30年来の付き合いである。飯塚先生が県立藤沢高校女子バレー部の監督として全国大会常連になり始めたころからである。37回の全国大会出場のほとんど全てに私も顔を出した。時には大会のチーム宿舎に泊り込んだこともある。大阪インターハイでは、毎晩、コーチの和美と3人で気に入った同じ店に夕食に出かけたことも楽しい思い出である。
 来賓の挨拶で、私も少しお話をさせて頂いた。飯塚先生の他の指導者と違うところは、地域を大事にするところ。13年前に大和南に赴任してきたとき、練習後にいつも行ったのが学校の近くの小さな居酒屋さん。ここのお客さんたちは地域の中高年齢のスポーツ好きのおじさんたち。直ぐに意気投合して、3年目に関東大会初出場を決めるや、横断幕など作ってくれて、県大会にはほとんど顔を出してくれた。体育館が使えない日も結構あった。そんなときは近くの小学校の体育館を借りたり、環境整備に苦労した。現在の監督さんは今の大和南に来てまだ5年目なので、初期のそんな苦労を知らない。
 教え子のなかには結婚して子供連れもいた。飯塚先生は子供達の進学、就職にも面倒見が良い。スタメン以外の子供達から進路を決めていく。最高の成績は、全国大会でベスト4が2回で優勝はない。しかし、教え子達からの信頼は厚い。それが、飯塚先生の一番の宝なのであろう。
 感謝の会が終わり、卒業生の親御さんたちが誰からともなく二次会に行こうということになり、近くの居酒屋に集まった。集まってきたのは2/3が親父達。飯塚先生は親父達にも信頼が厚い。それも女子指導のポイントである。お母さん達が熱心なのはどこのチームも同じである。親父というものは、自分の子供だけでなく他の生徒の面倒もよく見る。男親にはそういうところがある。全体を見ながら自分の子供を見る。女親の場合は、自分の子供を見ながら全体を見る。
 明日は、久しぶりに二日酔いかな?

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

わたなべ様
長い間飯塚先生を支えて頂き、有り難うございます。
大和南に赴任し取り巻く環境が整っていない中、飯塚先生先生が苦労している時、教え子がお世話になった先生に出来る事は、殆どありません。こうして記事にして頂き、バレーの監督してだけでは無く、教師として人として優れた方(ちょっと綺麗過ぎて薄っぺらい表現ですが)である事を広めて頂き、有り難うございます。
お会いしたときに何時も言えずにおりました。
お礼申し上げます。
てび