2012年5月25日金曜日

Sunday,Monday,May 20~21,2021 新潟県高校女子強化練習会

今年3回目の強化練習会ということで新潟県立新潟中央高校に出かけた。2週間後には、インターハイ県予選会が始まる。1月下旬の県新人戦では、幸い優勝できたものの、中学校からの新人を加えて陣容が変わる6月の県大会は新人戦同様に勝てる保証はない。
 今回、私にはアシスタントがいた。白井貴子さん。ご存知、アジアの女子チームスポーツで初めて世界で三冠(オリンピック、世界選手権、ワールドカップ)を獲得した世界のバレーボール界の大砲、あの白井さんだ。
 東京駅で9時に待ち合わせして、新幹線にて新潟に向かった。この時間帯にはノンストップで約1時間半で新潟駅に滑り込む新幹線がある。昨夜、深夜まで起きていた私は少し寝ようと思ったが、白井さんの休みのない会話には寝る暇もなかった。現役当時はコートを離れると寡黙の印象があったが、今は速射砲のごとく言葉が出てきて、私を寝させない。
新潟駅に着くと、監督が待っていて、いつものようにラーメン店に連れて行く。「白井さんには是非ともここの店のラーメンを食べて頂きたい」とか言っているが、実は本人が一番食べたいのではないのかと勘ぐってしまうほど、いつも美味しそうに大盛りラーメンを軽く平らげている。


 2日間、白井さんはレギュラーチームを指導して、私はBチームを指導した。子供たちは、いつもよりも動きが硬いようだ。理由が分かった。親御さんたちが子供たちに「白井さんは怖いぞ。なんたって怖い。きちんと指導を受けないととにかく怖い」と、何で怖いのか良く分からないが、子供たちに相当怖さのインプットをしていたようだ。確かに、183cmの白井さんが仁王立ちで間近に立って睨み付けられたら怖~いだろうな・・・。どうも、子供たちより親御さん達のほうがビビッていたように思う。
 インターハイ予選会の現場には私も所要があり立ち会えないが、それなりの結果を出すであろう。この2日間で、レギュラーチームの弱みをBチームは徹底的に攻めた。あとは、監督が修正するであろう。監督の桂山先生、今年はいつもと違う。あの情熱が続いている限り大丈夫。

 
 この日、皆既月食のショーがあった。その時間になると辺りが薄暗くなり、小鳥たちの鳴き声が多くなった。体育科教員室の窓から校舎の上方に鈍く輝く皆既月食をカメラで撮ったが、雰囲気だけはある。

1 件のコメント:

ふりかけ さんのコメント...

渡辺さま先日は大変ありがとうございました
10日間もテスト休みで動いていなかったせいか大分硬かったようです。
1日目、2日目の帰り道にたまたま違う生徒を乗せていました(2日で延べ7人)
狭い車内でキャーキャー騒ぐ娘たちに今回の強化練習会についての感想を聞いてみたところ、
白井さんからの指導はズバズバ簡潔に指示を出してくれるから分かりやすかったとか、
今まで教えられてきた事と違うやり方で指導され戸惑ったとか言う子がいたりして受け止め方は
それぞれ違うようです。
いずれにしてもかなり大きな刺激になった様です   (渡辺さんの指導が好き!という声も聞こえてきました...お世辞でなく)
解散前に白井さん渡辺さんからたくさんの叱咤激励?があったかと思われます、遠くて聞こえませんでしたが
子供たちはそれぞれ胸に刻んだ事でしょう
今日からインハイの予選が始まりました(本日は無難に・・・)
子供たちには3年間の集大成として良い結果を出して欲しいものです

PS 因みに白井さんの指導が怖い怖いという先入観を植えつけられたことの元を辿れば桂山先生です^^