2012年5月17日木曜日

Tuesday,May 15th,2012 火曜日はちょいとハードな生活

   本日は3部制で多忙、そして身体的にもきつかった。
午前中、船橋市ママさんバレー教室2回目の指導。2回目は、サーブレシーブの指導。講師には私の他にもう一人いて、本日は彼がメインで指導を進めていった。会場の船橋運動公園体育館はコート3面ゆったりと取れるところで、参加者約50名が広いコート2面に広がって練習をやっていると、指導者の声も大きな声を出さないと皆に届かない。3日前から扁桃腺が赤くなってきた私の喉には結構きつい。昨日、病院に行って薬を頂いて快方に向かっていたのであるが、声がまたかすれてきた。
   参加者の中で中・高でバレー部に在籍していたのは10%ぐらいであろうか。ほとんどの参加者にとってバレーの経験は無く、ママさんバレーを始めてから経験を積んできたという方が多い。そのような方たちは、入門から初級レベルまでは、1年ぐらいの経験で到達する。しかし、その後、足踏みする。
   理由は基本が身についていない事。そして体力の向上、もしくは維持ができていないことが上げられる。特に、ゲーム練習をやってみると良く分かるのであるがフォーメーション理論が理解できていない。ママさんバレーは9人で行う。人の数が多いと役割分担(約束事;フォーメーション)を明確にしておかないと混乱してしまう。フォーメーションは、理論である。理論を良く理解されているチーム、プレーヤーは、人と人の間のボールの取り扱いが上手である。前提としての状況判断も早い。
経験(ボールに多く触れて慣れる)、基本技術(なぜこのような構え、動作をするのかの理解)、体力(技術を支える土台)、戦術(フォーメーション理論が土台)・・・ママさんでもこのレベルを理解して頂きたい。

  
  自宅に戻り、着替えて市内の役所回りを行った。愛車の「ママチャリ号」にて、市の中心部にあるハローワークに行き、職業訓練の申し込みに行った。職業訓練といっても匠のような従来の工場労働者や簿記事務だけでない。今や介護、パソコン処理技能、Webクリエーター、経営実務まで多岐にわたり高度技能の訓練を斡旋している。それも無料である。私の場合、早速東京の専門学校での受講を申し込んだ。「国際コミュニケーション・リーガルナレッジ科」、要は国際取引に必要な法務知識、英文契約書の作成、ワード・エクセルの基本操作を学習できる。資格としてビジネス実務法務検定3級、TOEIC、MOSを受験できる能力を養成するということだ。 ハローワークの人たちは明るく愛想が良い。以前の名称である「職安」は、イメージであるが、少し暗すぎた。

 その後、市外にある年金事務所に行った。20年前に、私が高校の部活に外部コーチを始めた原点とも言うべき市立船橋高校の近くにある。当時、体育科が設置され、県内の中・高校の教員から有望な指導者が集められた。私は市民として週4日外部コーチとして協力した。2年後には県大会で優勝したのを機にコーチを辞退した。年金事務所では「老齢厚生年金の支給停止事由(じゆう)該当届け」を提出した。これは、ハローワークに雇用保険(失業保険)の求職の申し込みをした場合に提出すべき書類である。つまり、ハローワークから失業保険金を支給されている間は、特別老齢厚生年金(64才までの年金)の支給をストップしなければいけない仕組みがあるからだ。
私も、最近は退職金、確定拠出年金、厚生年金、健康保険、国民年金、雇用保険などに関してずいぶんと知識が増えてきた。昨年までは、ちんぷんかんぷんであったことを思うと、やはり経験してみないと世の中分からないことがまだまだ多いと実感する。
 自宅に戻る途中に、立ち寄った船橋市内でも有名なパン屋さん「ピーターパン」。職人のおじさんの大きな絵が描かれている足元にあるのが、愛車の「ママチャリ号」。この後の夜のソフトバレーの練習中、腿の付け根の筋肉が痙攣を起こした。市内の移動距離、14kmは今の私の体力では限界を超えたのであろう。ソフトの仲間には痙攣を悟られないように元気にプレーしたが、数日間は痛みが長引くであろう。何とかの冷や水である。


 夜になって、我がソフトバレークラブの練習に参加。相変わらずフェイント処理の練習を15分間だけだが行っている。その後のゲーム練習では効果が出つつある。今までは、飛び込むことなく見ていただけのレシーブ陣が、腰を低くして床に滑り込みボールを上方に上げようと無意識に行動している。完全にボールが上がっていなくとも、このようなときにコーチは黙っていてはいけない。「惜しいね・・・もう少し」と評価してあげることが大事な指導のポイントである。 
 指導は、「できた」「できていない」だけの評価だけでなく「できつつある」という中間の評価(~ing)
も必要だ。これも誉める指導であって、正確には、励ましの意を込めた誉める指導というべきか。




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