2012年8月9日木曜日

Wed.August 8,2012 LONDON Olympic Games Men's volleyball 準々決勝

男子も4強が出揃った。Brazil、Italy、Russia and Bulgaria.全て3-0のストレートでの結果であった。南米が1、欧州が3という図式である。Brazilは同じ南米のアルゼンチンを一蹴した。Russiaはポーランドを、Bulgariaはドイツを、危なげなく退けた。
 驚いたのは、グループ4位のItalyが、もう1つのグループを1位で通過してきたUSAに3-0(28-26,25-20,and 25-20)で勝利したことである。USAは2008年北京Olympicの金メダルチームである。
Italyの勝利に貢献したのはサヴァニィ選手(画像)。3セットで得点19点も凄いが、サービスエースが4ポイントもある。全体的にItalyのサーブがUSAの守備陣を崩していたようだ。ItalyはOlympicでまだ金メダルを獲得していない。準決勝のブラジル戦はどうなるか・・・?

 男子の決勝戦をどこかの局が放映してくれないかな・・・?
 男女とも総括するには、まだ早いが、今回のOlympicでは新しいスキルや新戦術は見当たらなかったようである。但し、従来よりも細かな身体・メンタルのコンディショニングがマネジメントされていたようだ。そして、各国チームの戦術データがネットワーク化され情報戦になりつつある。勿論、基礎はフィジカル(体力)の向上にあることを忘れてはならない。基礎体力があって基本技能が高まり、戦術が組み立てられる。その後に、専門体力、応用技能があり、オリジナリティ(独自性)ある戦術を駆使できる。今後は選手により克己心、規律性が求められスマートさ(頭脳明晰)も要求されていくことであろう。欧州は高身長化が更に進むであろう。先日、日本にバレー研修に来たクロアチアでさえもジュニア女子のスタメン平均身長が190cmという。
 そして指導者に要求される必要条件、十分条件とは?

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