2013年11月20日水曜日

Tue.Nov.19,2013 Men's World Grand Champions Cup kicked off


男子が始まった。素人評論家は、日本は全敗だろうと予測している。確かに、身長やパワーを比べれば、日本は最下位であろう。しかし、開催国としての意地がある。意地もメンタル(心)の強さだ。昨夜のUSA対日本の3セット目では、その意地を垣間見た。福沢がクールに意地を見せれば、横田がホットな意地を見せた。

(越川のサーブの威力がなくなっている要因を分析してみよう。踏切であるが、エンドラインより離れている。また、ブロードジャンプするためには左足の爪先がコートの方向に向いているべきであるが、ネット際でのジャンプ局面になっている)


(従って、ボールヒットの位置は高くなっているものの、エンドライン近くでのヒットとなっている。私の理想のジャンプスパイクサーバーはバスケットのマイケルジョーダン選手のように空中を幅跳びしてネット際でヒットするサーバーである。漫画(コミック)の中ではできると思う。できるかできないかでなく、そういう発想が必要だ)
横田のランニングジャンプフローターは、彼の研究心が生み出した賜物だ。助走の力でサービスボールのスピードを増す。更に、エンドラインぎりぎりで踏み切って、ボールのヒットポイントを極力コート内(ネット近く)で行う。

それに引き換え、中学生が打つようなスパイクサーブを放っていた日本選手が数名いた。あまつさえ、ネットに届かなかったり、打った瞬間アウトとわかるサーブでは日の丸を付けてプレーする資格はない。

サーブは、バレーボールのスキル(技能)の中で唯一個人の責任でボールをコントロールできるものである。サーブは個人の工夫と集中力そして強い意志があれば誰でも平均点以上に上達できる。全日本の選手でいることで満足している選手は、速やかに退場して頂き、東京オリンピックを見据えて可能性を秘めた大学生や高校生を使う方が良い。

3か月(週5回の練習とトレーニング)あれば、どんなチームでも、私であればサーブのレベルアップを劇的に図れる。

その選手のサーブを見ればその選手の将来がわかる。特にミスしたあとの表情を見れば分かる。試合に勝つことだけが観客満足ではない。負けても、将来に可能性のある負け方であれば、観客は将来の夢に期待できる。期待することで満足できる。

どのチームからでも1セット以上もぎ取って、コート上で長い時間プレーすること。そのことが強くなる常道である。辛い時、苦しい時に逃げずに向かっていくことで活路は開かれる。もうダメかな、無理なのかな、と思う時、その時、実はチャンスの扉が近寄ってきている。もう少し今の努力を続けてみようではないか。

<結果>
アメリカ - 日本  3 - 1  (25–17, 25–17, 21–25, 25–20)

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