2011年5月16日月曜日

5/15(日) 関東高校バレー予選会in神奈川県



 本日で関東ブロックの代表校が全て決定した。本日は、埼玉県、東京都、神奈川県の決勝が重なっていて、どこに行くか迷ったのであるが、神奈川県に行くことにした。
 
 いつも、ここから本来書こうとしたものと別の方向に行ってしまうのであるが、今日は結果を中心に淡々と述べていきたい。

 神奈川県の会場は、東海道本線の平塚駅からバスで10分のところにある広大な平塚公園の中にある総合体育館であった。隣接しているプールでは小学生のスイミングクラブ対抗戦も行われていて、多くの人出があった。女子の決勝は、ここ8年間定番になっている川崎市立橘と県立大和南。コート後方にある役員席の端の椅子に、たまたまであるが、橘の前監督である羽田野先生と大和南の前監督である飯塚先生に囲まれて観戦することとなった。

 結果は、フルセットで橘の勝利。新チームでは、春高バレー直後の新人戦に次いで2連勝である。レベルは全国16くらいであった。勝敗を分けたのは、エースの差である。橘のエースのパンチ力は小柄ながら、なかなかのもので大和南のブロックを打ち抜き、時にはインナーに鋭く打っていた。

 男子の決勝は、ここ2年同じ顔触れで、川崎市立橘と全国大会では上位に入っている県立弥栄の戦いになり、フルセットでこちらも橘の勝利で幕を閉じた。

 閉会式が終わり、大和南の前監督であった飯塚先生とコーチの和美ちゃんと一緒に夕食に向かった。飯塚先生は、来年で大和南高校を退職する。その後は、どこか大学女子バレー部で指導したいと言われていたが、先月から相模女子大学の監督に就任したとのことである。部員は12名で、関東学連7部からのスタートである。

 夕食を取っている間に、埼玉、東京から結果の連絡が入ってきた。東京都男子では、今年の春高バレーで優勝した東亜学園にはメンバーも残っているし、東洋は勝てないだろうなと思っていたのだが、何と優勝との連絡がコーチから次に監督から入ってきた。フルセット、全てジュースの大接戦であったとのこと。これで、関東男子大会は東洋が2年連続第1シード権獲得。関東3連覇も夢でなくなってきた。昨日、埼玉県の春日部共栄高校男子バレーの斉藤監督に聞いたところによると、東洋のセッターである関田君は、プレーもさることながら態度も素晴らしい、とお褒めの言葉があった。そんなキャプテンがいる東洋はまだまだ伸びていく、と確信をもった。来週の練習に顔を出して私も彼を褒めてあげよう。

 高校生も頑張っている。私もがんばらにゃ。


(画像は、女子の決勝。高校バレーの3本柱は、エースアタッカー、セッター、そしてリベロ。エースはブロッカーを破壊しながら打つパワーと度胸が、セッターはどんなレシーブでもアタッカーの打ちやすいトスに変換する思いやりが、リベロは全体の半分のレシーブを上げる気迫があれば、チームは安定する。今はどのチームも新チームなので、柱が育っていないか、1本柱しかいない。関東大会を経て、インターハイ、春高に向けて多くのチームが柱を育てて高レベルでのゲームを展開してくれることを期待している)

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