2011年8月1日月曜日

8/1(月) 北東北インターハイ 最終日

 決勝は、予想通り、第一シードの古川学園(古学:ふるがく)と東九州龍谷(東龍:とうりゅう)の対決となった。古川学園はここまで、センターからのクイックを敢えて使ってこなかった。東龍対策である。しかし、東龍の相原監督もそのことは承知。サーブをバック・ライトに徹底して打ち、クイック封じに出た。結果は、3-1で圧倒的に東龍の勝利であった。やはり、東龍のエースである鍋谷の存在が大きい。鍋谷は同じレフトの中馬(ちゅうまん)ともども、今回のベスト6に選ばれた。ちなみに、他には古学の山田美香、早坂梢依、そして3位の市船から倉見、同じく3位の春共から引地が選ばれた。個人的には、今回実力ベスト4の下北沢成徳の大竹里歩をベスト6に入れたい。
 決勝が終わって、体育館を出るときに一般観客の人が相原監督のゲーム中の態度に関して次のようなことを言っていたのが耳に入った。「あの監督の審判に対しての執拗な抗議はいただけないわね。いくら強いチームでも、あれでは台無しだわね」。確かに、微妙な判定に対しては、抗議的な態度があった。国際大会では、監督のパフォーマンスとして特に咎められないが、高校生の指導者としての態度としては青森県の人たちには受け入れられなかったのであろう。
 全体的に総括すると、個人的ではあるが、実力で分類するとベスト4は、東龍、古学、下北沢成徳、九州文化、8は誠英、春共、市船、大和南であろう。東龍、古学の2強を倒すにはサーブとブロックのシステムを強化することであろう。春高バレーが1月開催になったことで、このインターハイは新人戦の様を呈してきた。このあと、2週間後の全国私学、10月の山口国体に各監督達が3年生をどう使うのか頭を悩ませる日々が続く。
 夜10時に東京駅に着き、私も久しぶりの我が家に戻った。日付が変わって、静岡県で地震があった。東京も震度3で揺れた。天災は、もう十分だ。1週間後にFIVBコーチコース受講で新潟県魚沼市に入るが、大雨の被害はどうだったのであろうか、気がかりである。明日から出社。電車で新聞をじっくり読める日々が始まる。

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