2011年8月27日土曜日

8/26(金) 2011 FIVBワールドグランプリJPN vs BRA




 ワールドグランプリ女子も、いよいよトップ8からの試合となり大詰めを迎えつつある。日本は昨日のブラジルの試合に0-3のストレート負けで5-8決定戦に回った。FIVBのHPから日本とイタリアの試合を無料のweb放送でライブで見ていた。結果はベテラン揃いのイタリアに日本は3-0の快勝であった。若手の登用のないイタリアは落日を迎えている。キューバもそうであるが、一度トップに行くと、そこから若手を入れたり、ベテランを入れ替えたりして新陳代謝を常に図ることは難しい。ベテラン、中堅、若手のバランスを取りながらチームを脱皮する生き物のように育成していくのは監督の手腕に掛かっている。

 日本は、明日の試合で、中国に勝利したタイと5位決定戦を行う。タイという国は昨年からの国内政争で国内が混乱しているにもかかわらず、バレー協会がしっかりと機能しているのであろう、レベルは落ちていない。明日の午後にある日本vsタイはもつれる可能はある。

 ベスト4の順位を今から予想してみよう。順位としては、ブラジル、USA、セルビア、ロシアとなろうか。しかし、この順位が現在の各チームの実力かというと、そうとも言えない。特に、9月から始まる欧州選手権大会兼ワールドカップ予選会を控えて、欧州各国とも虚々実々(きょきょじつじつ)の駆け引きがなされている。なにもわざわざ、直前のワールドリーグで手の内を明かすこともない。セルビアにしてもワールドカップに出場する保証はない。ロシアも故障中のエースのガモワを使ってはこないであろう。

(画像はマカオで行われているグランプリファイナルで好調のUSAのブロック)


 

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